俺のバラード<2> 切なさを紡がせたらNo.1 Billy Ocean

霜月さんよ、あ~た、ここのところ えらい気合い入れてきたね。めっっっちゃ寒いやないか!まだ晩秋かと思ったら越冬モードだよ、君!オバ、オバ、オバちゃま、凍えちゃいそうなのよ!

皆様、もう昼ですけどおはようございます(笑)。

『招かれざる客』症候群の方!は~い。なんかまだ胸の奥の横町が切なさで煙ってる。赤提灯のお店で「元気回復」という名の熱燗でもクイッってやりたい気分(笑)。よし、そんな僕のために(自分のためか、おい 笑)、もっと切なさが増してしまうトッテオキの名シンガーを紹介しよう。いやいやみんなのためですよ。

トリニダード・トバゴ出身の名シンガー・ソングライター「ビリー・オーシャン」です!!!

まず、トリニダード・トバゴの位置を脳内地図で正確に指し示して下さい。なんとなく響きからアフリカ?なんて思った人…まさかいないよね?社会人として当然知っておくべき知識だよね?….俺は5分前までケニア周辺って思ってました(爆笑)。

あ~たね、この国はね、ベネズエラの上にあるのよ!ベネズエラから、わずか15kmしか離れていない島国なんですと。公用語は英語。だけどスペインと大いに関係があるのね。オバちゃま、大学で何を学んできたっていうの(笑)?まさか旅行で行ったことある方いますか?

<トリニダード・トバゴ Wikipedia>

さて、ビリー・オーシャン様。ルックスがまず独特でカワイイ…小動物系。声フェチの075にため息をつかせる世界三本指の美声…悶絶系。目がなぜかいつも潤んでキラキラしているのが特徴…乙女系(笑)。この声どうよ?微妙にハスキーさもありつつ、突き抜けるような美しい響き….この声でご飯大盛り3杯いけるね。高音が胸にしみわたる。英語なんかわからなくたって、ビリーの言葉は聞き手の心に浸透してくるんだよね、台詞のように…。ここまでの表現力を持つシンガーは世界広しといえど、そういないね。流行歌にはならない本物の歌。ミュージカル大好きレディーもきっと絶賛の、極めて演劇的な歌唱力だと思わんか?

  ★Suddenly  / ビリー・オーシャン 1984年
http://www.youtube.com/watch?v=6H0iYsHlanw

デビューしてもなかなか売れなかったビリーだが、34歳の時、この曲で大ブレーク!そりゃそうだろ、こんな良い曲が売れなきゃ嘘だよね?彼が凄いのはソングライトもしていること。100年たっても色褪せない名曲とはこの曲だ。悶絶するほど好き。

  ★Here’s To You / ビリー・オーシャン  1988年
http://www.youtube.com/watch?v=JnWkbozvwqY

大学時代、報われない恋に身をやつしている時、さんざん聴いた曲。メロディーも歌詞もいいんだ。切なさ満点の名唱。

   In my heart , there is a special place for you
   If only for the faith you have in me
   So for always, you’ll be my special girl
   At the center of my world
   Here’s to YOU

  ★There’ll Be Sad Songs (To Make You Cry) / ビリー・オーシャン  1986年
http://www.youtube.com/watch?v=wOnGBOws5js

全米No.1の歴史に残るバラード。この曲のかかる中、素敵な恋をした方もいるんじゃない?何度も書くけど…歌うまい!

  ★Suddenly  / ビリー・オーシャン 2009年映像 
http://www.youtube.com/watch?v=GAjInKiOkqo

最後に「サドゥンリー」の最近のヴァージョン。ビリー・オーシャン59歳の生歌。ライブ中に通行人が覗き込んでいるオープンスタジオの様子が微笑ましい。いやあ話し声が高い…やっぱり小動物系やないか?いい具合に枯れていて、素敵だな~って思う。俺もビリーのように生涯歌い続けていきたい。

皆様は、切ない恋はお好きですか?俺は…あんまり切ない気持ちになるとスリ寄って甘えます。って実力行使か(笑)!

Billy Ocean


30 thoughts on “俺のバラード<2> 切なさを紡がせたらNo.1 Billy Ocean

  1. Grin

    詳しい解説ありがとうございます。
    さすがは我らが赤津崎教授(^0^)/ 知性と教養が溢れ出してますね♪
    しかし、「トリニダード・トバゴ」の発音をやっとマスターしたところに
    「トリニダッッ・トバーゴ」や「トリーニダッ・トベイゴウ」が登場して
    もうわけがわかりません(笑)。

  2. maki

    ト、ト、ト、トリニ…どちらにしても、覚える自信ありませ〜〜〜ん。(T_T)

  3. スイカ

    一孝さん、今会社から出てきたところです。今日は少し、暖かく感じます。綺麗な三日月がニコニコしています(笑)今日はクリームシチューを作ろうかなぁ。まさに、ハッピ~アワ~です。風邪が流行っているので、一孝さんも暖かくして素敵な時間をお過ごしくださいね♪♪♪クリスマスコンサートが楽しみです♪♪♪

  4. 赤津崎です

    え〜?レミゼの映画に新曲⁉Σ(・□・;)し、し、知らなかった…。絶対聴きたいな。絶対見たいな。確か年末だったよね?時間あるかな、俺?
    トリニダード・トバゴが何故読みづらいか…それはカタカナの表記の問題なんだよね。トリニダードもトバゴもそもそもスペイン語でね、トリニダードは「三位一体」という意味。トバゴは、タバコから来た地名。スペイン語的に言うと、「トリニダッッ」です。FROM KAMAさんのナイスご指摘の通り、クリスマスを意味する「ナビダッッ」と同じ発音形態で「ダッッ」の部分が強いアクセントです。
    トバゴはスペイン語的に読むと「トバーゴ」です。「バ」が強いんだよ。そもそもトバゴよりトバーゴの方が日本人に言いやすいよね?表記を「トリニダッッ・トバーゴ」に変更したら覚えやすいし、忘れないんじゃないか(笑)。「あ〜あのッが2個入ってる国か!」って。
    ちなみに、英語では「トリーニダッ・トベイゴウ」という発音になるのだと。うわ〜。トベイゴウが英語っぽい∑(゚Д゚)

  5. P子

    公開が待ち遠しい映画「レ・ミゼラブル」。
    その映画のためだけに書き下ろされたバルジャンが歌う新曲が、その名も「Suddenly」ですって!
    「Suddenly」つながりで突然また出てきてしまいました★ニコッ★

  6. スイカ

    一孝さん、空が微笑んでいますよ。今日も、笑顔で過ごしましょうね(笑)今、デザートを買いにコンビニに行くところです。今日は凛とした気持ちいい寒さです(笑)一孝さん、素敵なランチタイムをお過ごしくださいね♪♪♪

  7. FROM KAMA

    教授、こんにちワイドゥユワナビヴィーナス!(←重症)
    「ガラガッシャン」といえば、ビリー・ジョエルの『♪ユメイビライッ!♪』か、カズ・イシイの『♪ハーエイバイマイラッ!♪』と相場は決まってるって、おば、おば、おばちゃまは思ってるのねっ。
    えっ?その話題は前記事で「“ドン”ガラガッシャン」だし全く意味が違うですって?
    そうだったのね。おばちゃまね、教授のライティングペースにキャッチアップ出来ないのねっ。
    さて、ビリーオーシャンです。
    〈1〉に続き、この先生もグラミーウィナーですね。
    ま〜、カリビアンはどのディスコ行ってもかかってました。
    R&B/Soulにうまーくダンスチューンを融合させてエッジの効いた、ビリー・オーシャンの快進撃は凄かったですねぇ。
    おば、おば、おばちゃまはね、同じカリビアンなら(笑)エディ・グラントが好きだったのね(再笑)。
    でも、ビリーの方がエディより遥かにレゲエな風貌におなりになった、最近のアコースティックな『Suddenly』にはびっくり!
    透明感が全く失われていない!
    元々深みが更に深化している!
    教授、今回も実にお素敵なセレクトです。謝謝。
    カリブ海にある島で(カリビアンヒットで当時有名でした)、トリニダードはスペイン語の三位一体…までは存じてました(笑)。
    接頭辞「tri-」は「3」は納得ですが、ものすごく興味深いのは「-dad」というのは、サブタイで話題になった「ナビダッ」の「ダッ」と同じですね。
    スペイン語ではどんな接尾辞なのでしょう?
    教授に皆さま、素敵な一日を!

  8. スイカ

    一孝さん、おはようございます。今日もポカポカの心で過ごしましょうね。お部屋を暖かくして、大好きなアイス珈琲でスタートです♪♪♪クリスマスコンサートまでハッピーカウントダウンですね♪♪♪

  9. 赤津崎教授、こんばんは。
    トリニダード・トバゴ。ああ、カリブ海周辺だよねと思ったら……合っていました(笑)
    ふ~よかったぁ~(^^;)
    海賊史とか奴隷貿易史も好きで、カリブ海の地図はよく眺めているんです。てへ。
    世界史好きの石井さんが喜ぶと思い高校の参考書を手に取ってみましたが、なんと国名さえどこにも載っていませんでした。ガビーン(@_@;)
    外務省のHP、もしまだご覧になっていなければどうぞ。オーシャン氏が生まれてからしばらくは、まだ英国領だったんですね。
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/trinidad/data.html
    ビリー・オーシャン。この、独特のパンチが利いた声はやっぱり好きです♪
    本当に素晴らしい歌唱力!
    この中で一番好きなのは「There’ll Be Sad Songs」でした。サビのぐぐぐ~っと感情が吹き出るように音が高くなっていくところが特に。
    でも、59歳の歌声も深い味があって、ともすれば若い頃の声より聞き惚れてしまった気がします。
    石井さんの「カフェ・ソング」を、20代の頃のライヴCDで聞くより今のBWMLで聞く方が感動するのと同じかもしれません。人生の時間や培った実力が、旨味というか、何ともいえない深みを醸し出している気がします。
    あ、これはまたゆっくりお手紙を書かせていただくと思います。
    BWMLのCD、とてつもなく感動しました。生で拝見したかったです(;_;)
    切ない恋は好きか……物語の中でだけなら(苦笑)現実世界では、それは辛いですよね。
    ええと、私、スリ寄って甘えられるの好きです(*^^*)自分も甘えん坊ですし(笑)
    最後に。遅くなりましたが、星田さんとのツーショットのことを。
    すごくいいお顔をされていますね!お母さんと息子で写真に写ったような、本当に素敵な笑顔で、「わあ~(*^O^*)」と声が出てしまいました。
    お顔の大きさは、石井さんはセルフショットのために斜め前に出ていて、星田さんは一歩下がっている、その違いです!☆(°▽°)☆
    ではこの辺で。石井さんが明日も幸せでありますように。
    おやすみなさい。

  10. うりぼう

    反応しました!ビリー・オーシャン♪素晴らしい!
    ありがとうございます☆ご紹介いただき嬉しいです。
    初めてしりました。切ないけど、あたたかい歌声が好きです。
    小動物系の風貌もキライじゃない(^w^)
    鈴木雅之さんを思い出しました。けっこう似てる。
    トリニダード・トバゴ。ん~、知らなかった…。
    日本のほぼ裏ッかわですね。ブラジルの人聞こえますかー!?みたいな..(爆)
    教授、今回も素敵な紹介ありがとうございました!
    CD、ポチッとしちゃうかも♪

  11. マリモ

    教授こんばんは☆
    ビリーオーシャン声フェチにはたまらんです。
    59歳であの歌声!!丁度美味しくこんがりトースト焦げ具合なハスキーヴォイス~~~~好きです。
    表情もとってもチャーミング、彼の人生が醸し出されているようです。
    ずっと歌い続けているのでしょうネ。
    「声帯は筋肉だから鍛えていれば喉は強くなる」…と教授のお話思い出しました。
    教授もずっと歌い続けて、しゃべり倒して下さい!!
    ず~~~~っと聴き惚れて、笑い過ぎてあごが外れるくらい笑かして下さい。

  12. 白猫

    こんばんは♪(^o^)
    人恋しい秋の夜長に、せつなさ募る選曲・・・(ρ_;)
    2009年の「Suddenly」!
    素敵♪♪いいですね~。
    最初の う~♪ の時点ですでに胸キュンです。
    泣きたい時、静かにずーっと泣いていられそう。。
    >いい具合に枯れていて素敵だな~
    59歳ですか~、ホント!素敵に枯れていますね。
    かずさんはどんな59歳になっているのでしょうね~
    いくつになっても、汗だくで歌い続けていてほしいなぁ♪切望(#^.^#)

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