『歩く音楽図書館 <3> 石井一孝の「俺のAOR」2nd Season 』キッド・シャールメイン / Steely Dan ◆ 「俺の帯」Bill Champlin 『独身貴族』

先ほど、友人の福田直木くんのTwitterに「俺の帯」のことが書かれていると報告を受けて見に行った。

ブワッハッハッハッハッハ。アラン・オデイとワンダーギャップのLP帯に食いついてきておる(笑)。そうなんだよ、この2枚は極めてレアな帯なんだよね。でもそもそも「俺の帯」を連載しようと思ったのは、直木のInstagramで極上の帯を美しく掲載しているのに触発されたから。俺は弟子みたいなもの(笑)。俺は直木の持ってる

「マッキーフェリーバンド I」とかDavid Fosterのバンド、Skylarkの2nd「飛べスカイラーク」が羨ましくてならない。ものすごく欲しい。お互いに帯マニアというアホな道に足を踏み込んでしまった業の深さよのぉ(笑)。

なんと帯違い。グループ名も少し違う(笑)。欲しいーー。

皆さま6/5 と6/6、ミュージカル 『ロミオ&ジュリエット』の生配信は見ていただけましたか?どうしても劇場に足を運べない方々から感激の声が続々届いています。今は我慢の時だからね。配信というツールで夢や希望を贈れたら、またそれも良しだよね。俺たち演じる側も見ていただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます!明日から最終の第4クール、ロレンス神父としてロミオとジュリエットを包み守りたいと思います。うっかり八兵衛…ではあるんですけどね(汗)。

さて、今夜はAOR界の神、Steely Dan スティーリー・ダンをリコメンドしましょう。「鋼鉄のダン」ってグループ名がまずかっこいいよね?ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの2人が組んだ、まあバンドというかユニットだよね。ジャズとロックを融合させて、ミステリアスな空気で醸造したような唯一無二の世界観。一口に言うとでらカッコいい音。音楽に詳しい人ほど好きになる音。玄人受け抜群の本物の音。洗練されていて挑戦的でもある、「誰も作り得なかった」芳醇の極みのような音楽。それがこのド天才ソングライター2人から次々と生み出されていたのは1970年代から80年代の頭。出すアルバム出すアルバム、世界のロックポップスシーンを塗り替えるような斬新な出来でした。

スティーリーダンのアルバムで一番人気は77年の『彩 Aja』。これはほぼ満場一致の超絶名盤やね。無人島に持っていく一枚としてダントツ人気の名盤。次に人気なのが80年の『ガウチョ』。これも完璧主義のドナルド・フェイゲンらしさ、怪しい響き大好きのウォルター・ベッカーらしさが溢れた緻密な一枚。俺はどっちも無論好きだ。

だが、今日オススメするのは、76年の5枚目『幻想の摩天楼』。原題はRoyal Scam。

かなり実験的なアプローチの攻撃的なアルバムである。どの曲にもめっちゃセンスのいいギターがドカスカ入っているので、スティーリーダンのアルバムの中でもロック色が強い。参加ギタリストが凄くて笑える。ウォルター・ベッカー、ラリー・カールトン、デニー・ダイアス、エリオット・ランドール、ディーン・パークス。舌が渇くような辣腕ばかり(笑)。

スティーリー・ダン自身の良いライブ映像は見つけられなかったので、今日は2010年の「The Dukes of September 」の映像をリコメンド。このグループはコンサートのためのみに結成されたユニットなんですが、メンバーが凄すぎて海老反ります。

・スティーリーダンの魔術師ドナルド・フェイゲン大先生

・ドゥービーブラザースのあの全米No.1「What A Fool Believes」を作曲し歌ってるMr. スモーキーヴォイス マイケル・マクドナルド大先生。

・日本中の女子の95%が「あたし、この曲好き~」と目をハートにする「We Are All Alone」のボズ・スキャッグス大先生。

音楽界の大先生だけで組んだグループという、特殊なユニット(笑)。日本音楽界で例えたら、矢沢永吉さんと桑田佳祐さんと布施明さんが組んだ感じか。とにかく椅子から落ちるくらいすごいユニット。

デュークスオブセプテンバーの演奏で「Kid Charlemagne」。邦題は滅びゆく英雄。

★俺のAOR <2>

Kid Charlemagne 滅びゆく英雄(キッド・シャールメイン)/ スティーリー・ダン

ナンジャコリャーのカッコ良さでしょ?コードが独特。不協和音的な当たった音がアダルトなんだよね。バンドの上手さも半端ないよね。そこに自由にピアノを弾きながら歌うドナルド!なんか泣けてくる。偉人です。

もう一曲リコメンドは、

The Fez トルコ帽もないのに / スティーリー・ダン

俺はこの曲の不思議な音像が大好き。甘さと苦さが同居してて、噛んでも噛んでも奥からテイストがジワッと押し寄せてくる感じ。それでいてアダルト。お洒落。こんな曲聞いたことないよね?

プロデュースはスティーリー・ダンといえばこの人。Gary Katz。

参加ミュージシャンは、ベースにChuck Rainey、ドラムにBernard PurdieとRick Marotta。それにさっきのギタリスト陣。あり得ない凄腕メンバーです。

続いてこのマニアなコーナー

★俺の帯 <3>

ビル・チャンプリン『独身貴族』(これは福田くん持ってます 笑)

シカゴの「素直になれなくて」のメインボーカルはピーターセテラ大先生ですが、あの曲のセカンドシンガーがこのビル・チャンプリンですぞ!岩崎宏美さんとデュエットしたり、めっちゃ日本贔屓な死ぬほど歌の上手いおっちゃんでござぁます。俺は心から尊敬してます。

★素直になれなくて / シカゴ

そのビルが、サンズオブチャンプリンというバンドを抜けてソロになった一枚目がこの『独身貴族』原題はSingle。1978年の作品。プロデュースはまだ有名になっていない、若手セッション・キーボーディストの頃のデヴィッド・フォスター。しかしど天才デヴィッドの腕は冴え渡り、とにかくカッコいい曲のオンパレード。トト、エアプレイ路線のエッジの効いたアレンジがたまらんの。そこにハスキーで鋼のように強いR&Bフィールの天才シンガーが魂を込めて歌ってるんだから、めちゃくちゃ良いに決まってるよね。これは今とても安く売ってるので買いですよ奥さん!

さて、帯ですが、この帯には強い思い入れがあるんです。一度、2000年頃かな、福井県の中古レコード名店「フラミンゴ・レコード」さんで帯付きLPを見つけたんだよね。俺は福井が大好きで、大阪で舞台があると、わざわざサンダーバードに乗って買い付けに行ったことも何度もあり。越前そばは狂おしいくらい美味しいよね!まあそれはともかく(笑)、2階の催事コーナーみたいなスペースで、他店のLPを売ってたそんな感じでした。そこで独身貴族の帯付きLPを見つけたんだけど、5000円超えくらいしたので「うわっ高いな~。どうしようかな。うーーーーん、きっとそのうちもっと安く出てくるだろ」と購入を断念したんです。

それが運の尽き。そこから10年以上出てこず、地団駄を踏みました(泣)。「悩んだら買っておけ」は名言だよね…最終的に見つけたのは確か大阪の「でんでんタウン」の中古屋だったと思う。その時も3800円くらいしましたが、もう抱きしめるようにゲット(笑)。それがこれです。

珠玉の名曲をいくつかご紹介します。

オススメ曲

Jay Graydonの書いたハッピーなアップビートナンバー

1 What Good Is Love

ブラックミュージック➕ロックな極上FunkyAOR。これは人生で最も好きな曲の一つ

2 I Don’t Want You Anymore

聴くたびに泣いちゃう魂のマイナーバラード。ビル、歌うますぎ。

3 We Both Tried

少しマニアックですが、プログレみたいなスリリングな展開が痺れる名曲。俺はこの曲のジェフ・ポーカロのドラムが好き。

4 Keys To The Kingdom

どれもたまらんでしょ?やはり全部アレンジがいいよね。フォスター先生、お見事です!

プロデュースは若き日のDavid Foster

参加ミュージシャンは、これもLA中の偉人達を集めたの?っていう目を疑う布陣。

ギターにJay Graydon、Steve Lukather、Ray Parker, Jr。キーボーディストにトトのDavid Paich、Steve Porcaro、ベースとドラムもトトだね。David HungateとJeff Porcaro。コーラスがまた豪華。Bobby KimballにMichael McDonald。ホール&オーツのDaryl Hallも駆け付けてます。

現在、この名盤、Amazonで960円で売ってます。ま、ま、マジか?という値段。絶対的にお薦めでござあます。是非聴いてみて下さいね。

いやあ、今回は書きに書いた(笑)。皆様の毎日に、俺の音楽図書館のリコメンドで少しでも夢や希望、潤いを届けられたら幸いです。とにかく元気に明るく前を向いて!

No Rain,No Rainbows See You


13 thoughts on “『歩く音楽図書館 <3> 石井一孝の「俺のAOR」2nd Season 』キッド・シャールメイン / Steely Dan ◆ 「俺の帯」Bill Champlin 『独身貴族』

  1. 遅ればせながら…ロミジュリ東京公演完走、おめでとうございます!
    観劇中は、ロレンス神父さまの存在に癒やされていました!
    大阪、名古屋でもがんばってくださいね☆

    ★俺のAOR
    ・Kid Charlemagne
    たびたび不意打ちで出現する不協和音に、真っ昼間なのにアダルトな漆黒の真夜中にワープしたかのようなオシャレ度ですね。
    ご紹介の動画のお三方は、うひょ〜!なユニットですね〜思わず仰け反りました。

    ・The Fez
    摩訶不思議な曲ですね。でも、一度聞いたら頭にインプットされる中毒性もある気がします。
    まず、ホーンテッドマンションとかのゴースト系のイメージが頭に浮かびましたが、まさにこのジャケットのイメージにはピッタリだと思いました!

    ★俺の帯
    ビル・チャンプリン『独身貴族』は、過去にも教授より何度かお話を伺っていますね。
    青い帯に赤い文字が鮮やかで、白黒中心のジャケットとのコントラストが美しいです。
    「悩んだら買っておけ」は舞台のチケットにも共通する名言!何度言ったことか、何度言われたことか(笑)。

    以下2曲が特に気に入りました。
    ・We Both Tried
    とろける歌声のバラード、アダルトですね!
    ・Keys To The Kingdom
    壮大でカッコいい!ドラムの主張、たまりませんね!マニアックと書かれていて気に入らない理由はないです(笑)

    福田さんとのAORトークショー、めちゃめちゃ楽しかったので、また開催して下さいね♪

  2. ちあき

    赤津崎先生
    こんばんは。気分はミットレ!!たくさんの名曲をご紹介いただき、ありがとうございます。こうして赤津崎先生の選曲ナンバーを聴けるのはとても嬉しいです。

    ★「滅びゆく英雄(キッド・シャールメイン)/ スティーリー・ダン」
    かっこいいですね。独特のコード進行、不協和音なのにそこが素晴らしい個性ともいえる、ほんとにお洒落なナンバーで感動です。

    ★「The Fez トルコ帽もないのに / スティーリー・ダン」
    ミステリアスで神秘的なイントロが気に入っています。ちょっと類を見ないお洒落な曲展開だと思います。これもかっこいい!!どんなコードで運ばれているのか、私にはさっぱり見当がつきません(笑)イントロフレーズが何度もリピートされているのも好き。

    ★「素直になれなくて / シカゴ」
    言うまでもなく言葉にできないほどの名曲、大好きです。澄んだ歌声とハーモニー、心に深く届く、流れるような美メロ、どこをとっても素敵な曲です。

    ★「What Good Is Love」
    ご機嫌なナンバーですね。聴いているだけで幸せになります。

    ★「I Don’t Want You Anymore」
    魂が感じられてエネルギーが沸き上がってくるようで、とっても好きです。かっこいい!!

    ★「We Both Tried」
    イントロから染みこんでくるメロディー。感情溢れる豊かな素晴らしい歌声。これも超幸せナンバーです。

    ★「Keys To The Kingdom」
    これも大好きなんですよね。赤津崎先生がおっしゃるように、イントロから独特のメロディー展開。これも個性的ですね。どんどん曲に惹き込まれていくお洒落な中毒性のようなものがありますよね。名曲です。

    福田直木くんとのラジオでの帯のお話が大好きで、「独身貴族」の帯がなかなか手に入らなかったというエピソードがすごく印象に残っています。「独身貴族」の帯を見たいな~と思ってました(笑)写真アップありがとうございます。帯に書いてあるキャッチフレーズがまた楽しいです。

    ロミジュリの公演、配信で楽しませていただきました。ロミジュリの作品の素晴らしさ、キャスト&スタッフの皆様のこの作品に賭ける想いの深さ、愛情を改めて感じたように思います。全公演、無事一緒に駆け抜けられますように、応援しています!!頑張ってくださいね。

  3. Kaori

    教授、こんばんは!
    『ロミオ&ジュリエット』東京公演ラストスパートですね。
    最後まで頑張って下さいね。

    ★俺のAOR

    1.Kid Charlemagne 滅びゆく英雄(キッド・シャールメイン)/ スティーリー・ダン
    音楽界の大先生だけで組んだグループという特殊なユニットもすごいですが、煌びやかでスケールの大きい会場とステージにもビックリ。
    演奏されている大先生方は歳を重ねた深みが後方の若いミュージシャンと融合して素敵だなぁ~と思いました。
    独特なコード進行と不協和音は癖になります。

    2.The Fez トルコ帽もないのに / スティーリー・ダン
    タイトルも映像も曲もミステリアスで独特の世界観ですね。
    スゴイな…ドラマや演劇の音楽に使えそうですね。
    声も唯一無二でミステリアス。素晴らしいクオリティー。

    ★俺の帯

    ビル・チャンプリン『独身貴族』
    CDなら持っています!教授がDJ初めて比較的早い段階でオンエアしてくれた記憶があります。私もビル・チャンプリン大好きです。クリアな声が魅力的です。

    LPのはCDの帯と全然違うと今理解しました。こうしてみると魅力的でレアなものと理解できますね。
    LPをゲットしたエピソードを読んで、さらにレアで思い入れがあることを理解が深まりました。
    オススメの曲もUPしてくれてありがとうございます。この方がより楽しめます♪

    次回も楽しみにしています♪

  4. chessholic

    幻想の摩天楼はスティーリーダンの中で1番好きなアルバムです!
    アルバム全部を一度には買えないなと思い、有名な三枚のアルバムの中から、選びに選んで最初に買ったアルバムです。
    もう何十回も聴きました。ミットレにリクエストしようと一曲ずつ細かく感想を書いたりしてました(笑)
    ロック色が強いアルバムとの事、だから私は1番好きなんだなと思いました。

    彩Ajaもガウチョもめちゃ好きです。Ajaはジャケットも格好良くて秀逸だと思います。でもこれ、人物写真なんですね。ずっと気づいてませんでした。
    ちなみにAjaではブラックカウ、ガウチョではバビロンシスターズがお気に入りです。

    Kid Charlemagne
    ライブバージョンは雰囲気が違いますね。音が複雑で不思議な感覚、そこが好きです。
    The Fezもめちゃ好きです。途中で何度かフワッと力が抜けるみたいな瞬間が良いです。(アホな感想)

    ★俺の帯
    10年以上探しもとめて見つけた時の喜びは相当な物だったでしょうね。レコードを手に持ってめちゃ嬉しそうにしてるカズさんが思い浮かびます。
    カズさんの帯コレクターっぷりは凄いなと思っていましたが、私もとある小説家の同じ小説を出版社や年代によってバージョン違いを集めている事に気づきました。
    表紙も中の挿絵も違っていて眺めていると楽しいんですよね。
    カズさんもこんな気持ちなのかなと思うと親近感が湧きました。

  5. うめちゃん

    赤津崎教授、ハローミッドナイト♪
    「Midnight Blueな夜の帷があなたの心を優しく撫ぜるひととき…」
    かずさんの低音の素敵な声が優しく聴こえてきそうな火曜の24時です(//∀//)
    懐かしくもありまだまだ寂しい夜です…。

    「歩く音楽図書館〈3〉」公演中の貴重なお休みの1日にブログアップをありがとうございますヽ(^o^)
    「俺のAOR」
    スティーリー・ダン(≧∇≦)
    教授がショーヴランとしてフランスで革命と戦っていた頃、ショーヴラン様に夢中だった私は「彩Aja」のまっ黒に赤の線が入っているジャケット写真を見て、まるでショーヴラン様の黒っ黒の洋装に見えました。中身を確認せずにAmazonで思わずポチっとしてしまいましたが、それが思わぬどストライクに超名盤で運命の糸ってあるんだと思いました(あほ)
    今回のリコメンド曲は初めて聴きました。
    「滅びゆく英雄」正しくショーヴラン様!と何かにつけ絡める私ですが、このなんと形容して良いか分からないカッコ良さとお洒落さがお気に入りになりました♪
    「トルコ帽もないのに」
    お洒落の中のカッコ良さ♪(語彙力なし^^;)
    めっちゃ噛めば噛むほど美味しい!(^o^)!
    教授の解説を読みながら聴くと正しくその通りの言葉通りの曲たち( ☆∀☆)
    教授の解説は本当に深いです♪
    「俺の帯」
    『独身貴族』
    最初はこのタイトルに不思議な親近感(笑)それが、このタイトルの帯付LPが超レア物とは!!
    「10年経ってやっっと巡り会えた。」
    の教授の言葉に
    10年…恋しく想っていたら成就したという感じかなとドキドキしていたらまさかの超名言。
    「悩んだら買っておけ!」ヾ(≧∀≦*)ノ〃
    心のメモに書きました(笑)
    赤津崎教授のオススメCDで購入しました。
    可愛いジャケットがお気に入り。でも、中身はどれもこれも名曲揃いで超お気に入りです♪ビル・チャンプリンさんにも興味津々で先日発売になった「AOR AGE」はいつもは立ち読みなのに思わず購入しました。

    3回目までに紹介された帯たちは、レコードジャケットに合った色や文字のデザインで帯が付いていないと味気ないですね。
    面白い帯の惹句は専門の方ではなく、そのレコード会社の方が大体考えられたと聞いて若干、ショック(笑)を受けた覚えがあります(笑)←教授と福田直木くんのお2人のイベントの時です(*^∀^))

    今回も教授のリコメンド曲は素敵な曲ばかりで何度でも聴きたくなります♬
    癒されます(*^_^*)
    やはり、音楽は笑顔になります。
    そして、教授の解説が楽しくてしようがないです(((o(*゚▽゚*)o)))
    次回も楽しみにしております♪

  6. Mymelomelody

    ミットレが終わってしまって、ものすごく寂しかったので、こうやって更新されていると嬉しいです。

    福田直木さんは、カズさんを師匠と言ってらして
    カズさんは「俺は弟子」って仰っていて、なんだかお互いが思いあっていてステキですね(≧▽≦)

    アラン・オデイとワンダーギャップの帯!
    ホントにレアな帯なんだと思いました。
    カズさんが前にイベントの時もお持ちだったので、その時にもレア感を感じていました。
    それに福田さんの持ってるアルバムもめちゃくちゃ貴重じゃないですか!

    マッキーフェリーバンドのアルバムは、
    一般的に出回っているのが上の写真の
    帯の上がシマシマのボーダーになっている物だと思ったのですが、
    福田さんが「マッキーフェリーバンド I」をお持ちだったのを見て帯のデザインの違いと、
    「フェリー」と「フェアリー」の名前の違いに
    頭が混乱し何度も凝視してしました。
    同じアルバムなのに帯と名前も違うなんて!
    これは、喉から手がでそうになりますよね。

    スティーリー・ダン
    他のアルバムは聴いたことあるのですが、
    「Kid Charlemagne」初めて聴きました~
    The Dukes of Septemberって、ものすごいメンバーでのユニットだったのですね~。
    1人1人はもちろん知っているし、聴いたことあったのですが、
    この大先生達が結成されたユニットがあったことも知らなかったです!

    素直になれなくて / シカゴ
    昔から大好きですね~。
    なんだか涙が出そうになります。
    フォスター大先生の手懸ける曲は秀逸!
    「独身貴族」手にするまでの月日の長さと
    探した距離や背景に胸が熱くなります。
    でも10年越しに、、手にすることが出来たと?!
    めぐり逢いですね。

    「悩んだら一旦、考えろ」的なワタクシでしたが「悩んだら買っておけ」の名言にシビれました。
    やっぱり欲しいものは手にするほうがいいですよね (*´▽`*) 幸せな気持ちになれますもんネ♪

    また素敵な心がホットになる曲のご紹介を楽しみにしていまーーーす!

  7. P子

    俺のAOR ーーーーー!
    ご無沙汰しておりますが、真夜中に叫んでいますよ毎週(アホ)。

    聴きながら読みながら。まるでミットレかのような執筆。たまりません。梅雨もまだなのにいきなり30℃超えの火曜日にピッタリ杉て盛り上がりました。

    『歩く音楽図書館』(笑)最高です。石井さん、将来、お宝たちを携えて、『喋る音楽図書館』本気で開館して下さらないですか?音楽高座もしょっちゅう開催される、夢のような図書館。

    Kid Charlemagne 滅びゆく英雄。
    アダルトすぎて、おこちゃま的にはクラクラしました。もうかなりの大人ですが。
    そして。
    The Fez トルコ帽もないのに
    これめっちゃ好きですねーーー。

    独身貴族の石井さん(笑)リコメンドな珠玉の名曲の数々堪能いたしました!

    今や40000枚所有の変態(褒め言葉)石井さん。ご自慢の帯たちをぜーーーーんぶ長くして繋げたら、果たして何メートル、いや、何キロ、ヴェローナから大船(マントヴァ)くらいの長さがあるのかどうか、是非一度ご検証下さいませ。アーメン。

  8. すずらん

    こんにちは!  聞きました。
    いゃぁ! 凄くてアツい解説を、今回もありがとうございます。
    どの曲もフルバージョンで聞いたら、ホントにラジオ1本の長さになりますね。(・∀・)
    こうして紹介して下さると、名前と顔が一致するので、有り難いです。
    「独身貴族」、かずさんが大推薦するので、買いました。
    大好きな一枚になりました。

    素直になれなくて  何か良い一枚無いかなぁ?、と探している時オカリナ奏者である喜多郎さんのアルバムに挿入してありましたので、買って聞いてみたらやはり間違い無しでした。
    記憶が確かでしたら、映画「竹取物語」のエンディングにも使われていた様に思います。

    滅びゆく英雄  カッコ良いのは勿論ですが、ジャズ感満載な所がお気に入りになりました。

    次回も楽しみにしております。
    └|∵|┐♪

  9. 赤津崎教授、こんばんは。ものすごく久しぶりにお邪魔いたします。
    ミットレが終わってしまって寂しかったですが、俺のAORをリバイバルしていただいてありがとうございます!やっぱり石井さんの熱い音楽解説は楽しいです!
    マニア心が燃えて仕方ないという感じの「俺の帯」。10年以上かかって再会できるなんて、余程レアと見受けられます。コレクター武勇伝、ついていけないように見えてあるあるがたくさん(笑)

    Duke of September、か~っこいい~!!かなり心に響いて早速Amazonで買いました。あーやってしまったぁ(笑)
    Bill Champlin、いい声で曲もカッコイイですね。複雑な作りのKeys to the Kingdomが特に好きです。演奏陣がこれだけすごいなら、人柄も皆さんに好かれていたのだろうなと思います。

    明日からのロレンス神父様もお元気で務められますように。また楽しみにしています♪

  10. STELLA

    久しぶりの休演日は、どうお過ごしでしょうか?
    明日から千秋楽まで駆け抜けてくださいね。

    「俺のAOR」「俺の帯」大作の執筆(笑)
    ありがとうございます!
    お洒落な曲で楽しく聴かせて頂きました。
    「俺の帯」のご紹介は、ついつい、ジャケット含めて、その時代の色づかいやデザインを見てしまいます(^-^;
    これも新しい楽しみ方かな?

    レア物は一期一会。悩んだら負けです(苦笑)
    私も昔逃したことがあるので、よくわかる…。

    次回の大作の執筆(笑)も楽しみにしていますー!

  11. オタク座の愛人

    休演日に超~大作のアップ、ありがとうございます。
    直木くんがカズさん所有の帯に反応したとのこと。帯マニア同士の欲望と執念を微笑ましく傍観させていただいた気分でございます(笑)。
    それにしてもなぜ帯違いがあるのでしょうか?あとでレクチャーお願いします。

    さて、今回のリコメンド『Royal Scam』は私の大好きなアルバムです!サタトレ時代に「Kid Charlemagne」を初めて聴いて、その緻密な構築美と独特の世界観に衝撃を受けて即座にアルバムをポチりました。その「Kid Charlemagne」を、デュークスオブセプテンバーという海老反りしすぎてひっくり返るほどの大先生方のユニットが演奏してるなんて初めて知りました!
    ひぇ~~!凄い動画に大興奮!紹介ありがとうございます。
    「The Fez」は、摩訶不思議で知的な猥雑さも感じらるカッコ良さがありますね。

    そして俺の帯コーナーでは、10年越しで手に入れた愛おしい(笑)帯つきアルバムを拝見できて、こちらもテンションアップ!
    「 I Don’t Want You Anymore」は、パンチのあるベースとカッティングギターが効いたファンキーさがグー!
    プログレのような壮大な展開の「Keys To The Kingdom」と、流麗で切ないバラード「We Both Tried」もお気に入りです。
    ビル・チャンプリンのワイルドな歌声と、敏腕ミュージシャンの見事な演奏で聴き応え満点のアルバムですよね♪

    今回も知識と潤いをありがとうございました。

  12. モーリスママ

    日々アロマ研究(笑)と神父様の祈りと布教活動の中「俺のAOR」「俺の帯」第三弾!ありがとうございます♬

    今回もガツンと来ましたねー。
    Steely Dan はやっぱりダントツ1位の『彩 Aja』を初めて聴いた時、あまりの大人の曲達に倒れ伏せ、こんな曲が似合う女性になりたいわと夢見たものでした(笑)もちろん今聴いても遜色ない名曲ばかりのアルバムですよね。「トルコ帽もないのに」も然りですが、ちょっと不思議な感じがする音階の曲が多い感じがします。そこがまた唯一無二の魅力なんですけどね。

    そして、俺の帯 Bill Champlin。はい、大好きです。ベースがブンブンきいた「Don’t Want You Anymore」は大好物です。丼飯5杯的な?(笑)「 Keys To The Kingdom」は弦楽器の音色がドラマチックな曲だなと思ってました。
    私的には『Through It All』が一番お気に入りのアルバムです。帯といえば、私は帯の裏側の他のレコード紹介を見ては、お小遣いとちまちま相談してました。そういえば、Bill Champlinを今回の中田利樹師匠の「AORAGE」も特集されてましたよ。

    ではでは、今回もパワーと癒しを頂きました。また次回をお待ちしてますね。

  13. Bluesky

    石井さん、こんにちは。
    「俺のAOR」2nd Season 」楽しく読ませていただきました!
    「俺の帯」ってなになに?「黒帯」とか「白帯」とか?柔道なの?って思ったのは私だけでしょうか?笑

    ビルチャンプリンの帯をゲットするまでの長い年月と熱い想いを感じました〜
    「悩んだら買っておけ」私もそうします!(笑)
    紹介してもらった曲は、相変わらずおしゃれで古くない!新鮮でした。
    ミットレが終了してしまい、AORの名曲が聞けなくなってしまい、淋しかったのですが、
    素敵な曲紹介とその曲の爆笑秘話を楽しみに待ってまーーす!

Comments are closed.