打ち砕かれた絶対の自信

東京生まれ。東京育ち。おじいちゃんの代から三代続けて東京の「生粋の江戸っ子」…それが俺だ。

東京出身と言っても、つい最近引っ越して来たような人達も多い。すなわち「ネイティブで生粋な東京人」は本当は少ないのだ。もう、言わば俺くらいのレベルになると「土着民」とか「原住民」と言ってもらった方が相応しいかもしれない。

やっぱりそれはヤダな(笑)。

ともあれ「東京人が喋っている言葉…それが標準語」…そう思って生きてきた。

しかし、それはたんなる思い込みであることを大人になってから知ることになる。Σ(゚д゚lll)

標準語では、お箸がポキッと折れることを「おっかける」とは言わないそうだね。あたしは言います。(T_T)

例文:
浩二「ボキッ‼うわっ、鉛筆がおっかけちゃったよ」
智美「まあ大変ね~」
浩二「俺って筆圧が高いからなぁ」
智美「うふふ。筆圧は仕方がないけど、血圧はそれ以上高くならないでね。あなたの未来がおっかけちゃうからね…大好きよ」

言われてみたい例文だ(笑)。

こういった感じで日本中で「おっかける」は使われていると思っていたのだが、どうやらそうでは無いと知った時のショックたるや、ヘビー級のパンチを喰らったようでしばらく凹んだ。あたかも博多周辺の075が「9時前10分って普通は言わないよ」とか「シャワーはかかるものじゃなくて浴びるものだよ」と、恋人に初めて指摘された時のショックに似ている。

どうやら、俺は東京と言っても「葛飾区」というバンカラな下町出身なので、俺の言語は微妙に標準語ではないようなのだ。言い換えたら若干訛っているようなのだ。

ホワイ?

なぜこんな話をしているのかと言うと、俺の日本語に関してまた最近新たなるショックを受けたからだ‼

それは…「おっかける」のような『ワード部門』の話どころではなく、『イントネーション部門』の問題であった…。

とてつもないショックだ。

多少珍しい単語を使うことがあるかもしれないが、率直なところ、イントネーションだけは絶対の自信があったのだ。だって生まれてこのかた44年も東京都に住み続けているのだよ‼両親も東京出身で田舎を持たない男だよ‼イントネーションなんて完璧だと思うよね、普通。

ところが…という話を今日は書きたかった。

「たかった」と書きました。

そう。字数が政令指定文字数をOVERしてしまったため、ここで中断せざるを得ないのだ。ふ~~。俺がイケズだからではなく、お国からのお達しなのだから諦めてくれ…。

続き(本題)があることを期待しよう。

みんなには、「イントネーションが違うよ」とか「そのイントネーションは変」とか言われた経験ありますか?あるでしょ?

仲間大募集中(笑)。

おやすみ。


60 thoughts on “打ち砕かれた絶対の自信

  1. 阿波っ子

    Good evening.♯♯
    一孝さん♪阿波っ子ですよ♪
    可愛い阿波弁をご紹介いたします。
    その1、「つまえといて」漢字変換はございません。無理矢理漢字変換やと、妻江解いてになりますが(笑)
    「つまえといて」とは?なんですか?とよく聞かれます。県人は標準語だと思ってるはず。(;^_^A
    文章にすると、
    典ちゃん、このお箸やお皿つまえといて。
    うん、わかったぁつまえとくわなぁ。みたいな(笑)
    つまえといて又はつまえとくは、「片付ける」という意味なんです。
    まだイロイロあるけど、あの有名な阿波踊りの唄い文句も阿波弁やし。(多分)「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らなそんそん♪…」
    ミュージシャンで一人だけ阿波弁で話してる方がいますよ。アンジェラ・アキさんです。

  2. さいわい

    お久しぶりにコメントします。
    実は、交通事故を・・・遭ったのでは無く?
    起こしたかも?です。
    残念ながら生きてました。
    ポクッと。
    いきたかったなぁ~・・・。
    普通に歩けて、仕事もできました。
    でも、かなり頭を強く打ったので。
    しばらく両腕マヒして。
    動かなかったし。
    頭部打撲は、あとから症状でる事も、あるので。
    もし・・・私が脳内出血起こしてたら。
    それで何人か亡くなった方を看てきたので。
    7月のコンサート。
    昼&夜1枚づつ席空くかもですよぉ~!!!
    で、本題のイントネーションですが。
    私は、九州生まれの九州育ちですが。
    関西が長く。
    ミュージカルが好きで。
    東京にも良く行くし。
    わりと、関西弁・・・でも、関西は、京都、和歌山の友達がいますが。
    かなり、イントネーションも、言葉も違いますが。
    わりと相手によっては使いわけれます。
    標準語も得意なので。
    東京行っても関西人だとバレません。
    最近、気になるのが。
    東京の人も「めっちゃ。」ってつかいません?
    「めちゃめちゃ」かなぁ~・・・。
    標準語なら「すごい」な気がして。
    「めっちゃ」とかが、関西弁の気がするけど。
    最近、東京の人も良く使うなぁ~・・・と感じる気がするのは。
    私だけでしょうか?

  3. akko

    こんばんは、赤津崎教授♪
    こちらはかなり雨が降っていて、雷がなっていますが
    東京もそうなのでしょうか??
    親友にとっては普通のイントネーションなのだそうですが、
    喜んでいただけたならうれしいと言ってました。
    教授によろしくお伝えくださいとのことです。
    ちなみに親友の出身地は、大阪府民で北摂地域です。
    「どんぐり」「グリコ」のほかにもいろいろあるのですが
    ご興味ありますか?かなり笑えます( ̄▽ ̄)
    発音記号を書くにはちょっと難しかったので、
    お会いできることがあれば(7/28のコンサート行きますが(^_^;))
    ご披露いたします♪

  4. 赤津崎です

    「えばる」….うん、言うね。気付いてなかったけど、これって普通じゃないの?
    ホンマに人生はびっくりすることだらけだね(驚)。

  5. Grin

    きゃ~!塾長に名指ししていただけるなんて光栄です ヽ(^◇^*)/ ワーイ
    でも「異国」のイントネーションは、とっても残念なのですが
    共有できませんでした m(_ _)m ゴメンナサイ
    「ダイヤ」はどちらも使うかな~。
    教授のイントネーション大好きです。
    台詞とかでなければ、思うがままに突っ走っちゃってください!
    他人を気にするなんて、教授らしくないですよ~。

  6. 阿波っ子

    一孝さん♪こんにちは(^-^*)/
    阿波っ子ですデス(笑)。折れた事を「おっかける」…かぁ。徳島でしたら、やっぱり「折れた」でしょうか。
    違う意味で「おっかける」と使う事があるけど。
    「先に行ってて!あとから追っかけから」で使うかなぁ。
    徳島は、かなり訛りがあるから徳島南部やと話の語尾に「…け」をつけるようです。
    西部の山間部に行くと特に祖谷地方(年配の方に多い)に行くと、かなり訛りがあるので一瞬異国に来たと思う事がある。
    通訳が必要になりますね。
    大伯父叔母と話す時は、母親に間に入ってもらってます(笑)
    徳島は、関西弁に近いと言われてますが…やはり阿波弁です。
    以前、関東出身の方に「その書類ほっといて」ってうっかり言うてしまった事があるんですが。
    その方は、「???ほっといて?って何語?なの?」意味も解らないと言われました(笑)。
    そりゃわからんわなぁ。
    神戸の方も意味理解出来へんかったかなぁ。
    意味は「捨てる」です。
    あと、徳島人は食べすぎた時に、「せこい」と言う。「食べすぎた」とか「満腹」とか「苦しい」とか言わないんです。
    ケチやなぁをせこいなぁと関西の方は言いますが、多分、ケチはケチとはっきり言うと思います。
    阿波弁は楽しいですよ。
    徳島来て阿波弁堪能してください。

  7. 優子o(^-^)o

    ごめんなさい。m(._.)m
    ふざけすぎました…。
    お許しください。。。(^人^)
    ホントにごめんなさい。(T_T)

  8. 赤津崎です

    那覇母母母母。
    akkoさん、マジっすか!お友達の「どんぐり」と「グリコ」は
       ―――
    どん Ⅰぐり
    ――
      ―――
    グ Ⅰリコ
    ― 
    ですか?最高ですね!俺も友達になりたいってお伝え下さい。マジで意表をつくアクセントに悶絶しました。そのお友達はどこ出身なんですか?さしつかえなければ教えて欲しいです。あ、無理にじゃないですよ。
     ジュニパーベリーさん
    赤津崎式イントネーション記号をコピペしてどうぞお使い下さい。
     Grinさん
    共通イントネーション、嬉しいです。しかし担任の先生の
         I―――
    ハウステンⅠ ボス
    ―――――I
      
    は斬新ですね〜〜。恐れ入りました。
    いやあ、みんな面白過ぎる!みんなのおかげで塾長は今日も元気です。

  9. いちか

    お久しぶりです♪パパも「おっかける」って言います♪「そーっと持たないとおっかけちゃうよ〜」って(笑)あと、「え?」じゃなくて、「て?」って聞きます。ビックリした時は「へぇ〜」とか「えぇ〜!」がパパの場合「ててぇ〜」です(笑)外国の言葉も色々な言い方がありますか?お勉強が大変そうです(>_<)

  10. 優子o(^-^)o

    「9時10分って 普通は言わないよ。」
    「シャワーはかかるものじゃなくて浴びるものだよ。」
    あの日…かずさんに 教えてもらうまで、何にも知らなかった 私でした…。
    もう…っ!かずさんのイジワル(T_T)
    こんなところに書かんでよ。恥ずかしいやろ~(//∀//)
    …って、そんなシチュエーションあるわけな~~~~~い♪♪♪(笑)。
    ちょっとドキドキしましたか?…書いた私がドキドキしてしまいました♪(//∀//)へへッ!
    確かに初めて教えていただいたのは、かずさんだけど…教えてもらったのは ここでした♪(笑)
    ハイ!ザンネン☆!(^O^)!
    あの時のショックΣ(|||▽|||)と、目眩のような恥ずかしさは、今でも鮮明に覚えています。(笑)
    それにしても、壮大なプロローグですね♪(*^O^*) ここまでに 既に大ウケの私です!((笑))
    もう…☆どうしてかずさんって、こんなに面白いの~?(≧~≦))ププッ
    『イントネーション部門』はね~、特定のワードというよりセンテンスで 「あ☆今、凄くヘンだった!」って、自分で思うことが あります。(//△//)
    最近、発見したのは、名前でも 訛れるということ!(笑)。上司です。音符で音を拾いたくなるくらい訛っていて、それが、何ともいえずカワイイの。。。♪
    あと…ビックリしたのは、関西弁の「ただいま」。
    どんだけ歌うんや~!と言いたいほど、高低差がありますね!ミソミファ♪くらいかな?
    因みに私の地方では、ミミミミ~♪と、平坦なイントネーションです。
    かずさん、どんな言葉でショックを受けたんだろ~? 何だか 親しみを感じてしまいます♪♪♪o(^-^)o
    きっと教えてくださいね(^0^)/
    じゃ、シャワーにかかってこよ~っと♪
    (だから、浴びるやっちゅーとるやろ(-_-;))

  11. akko

    こんばんは、赤津崎教授、皆さま。
    昼休み終了5分前にデスクに戻り、ブログを拝見したら…
    ま、ま、まさか教授から名指しされてるなんて~~~
    教授、私に仕事させない気ですか?!と本気で思いましたよ(笑)
    一人デスクで動機・息切れ・めまいな症状でした。
    きっと周りの社員さんには怪しい人に見えたことでしょう…
    幸い(なのか!?(笑))依頼された仕事があり、午後からは忙しくしてましたが…
    「グリコ」と「どんぐり」ですが、
    私も親友のアクセントにびっくりして大爆笑したっていう記憶しか
    残っていなかったので、先ほど電話して確かめました。
    結果はこんな感じです。
    (教授が書かれていたのを使わせていただきました)
       ―――
    どん Ⅰぐり
    ――
      ―――
    グ Ⅰリコ
    ― 
    多分教授が書いてくださったアクセントの反対になっているのでは
    ないかと思います。
    ちなみに親友の旦那さんと私は教授が書いてくださった
    アクセント読みです。私の職場の人々も大半のかたが
    私と同じアクセント読みでした。
    (つまり親友がヘン!?ってことなのかなぁ…)
    このほかの単語でもかなりおもしろいのがあり、
    電話口で一人大爆笑してしまいました。
    (笑うな~~!!と怒られましたが…)
    次回お会いする時にでもこっそりお教えしましょうか?(笑)
    っていうか。イントネーションでショックを受けたことのほうが
    気になります!!

  12. け~こ

    あ。。P子 さんのコメントで思い出しちゃった。
    あの夏の暑い熱い選手権を…。
    世界史が全くダメな私はお笑い路線でいったのでした。
    「追っかけ愛」と「おっ掛け合い」あ~懐かしい・・・(遠い目)
    つい、狂喜乱舞した最前列のチケットをうっとりながめてしまいました。
    そういえばアトスのロシュフォールに対する「ごめんねー」も何気に関西弁のイントネーションでしたね(笑)

  13. P子

    きゃーっ★
    皆様のコメントのおっかけあい、(追っかけ愛?)たーのーしーいー!!
    そういえば、私もシャワーは「かかる」です!!
    「浴びる」ことはありません(爆)
    九州方面の常識なんですか?
    大大大好きだった祖父母が九州出身でした!その影響か!?
    TVな標準語オンリーより、ちょっとくせとか、訛りがある方が、 キュートでよろしいかと思いますが★
    石井さんの影山先生訛り(?)もとってもキュートだと思いますが♪
    マックをマクドって言うの好きです★
    さて。
    今日もいっぱい歩いて(歩って。という友人がいますが、あれは何だ!気になってきました!)いい汗かいたので、シャワーかかってきます(^-^)v

  14. Zoccha

    『ワード部門』、『イントネーション部門』ともに、
    標準語でないという指摘を受けたことはないですが・・
    まあ、多くの人が使えば標準語になるだけのことで、通じればいいのでは。
    訓練受けたアナウンサーでも漢字が読めないのみならず、
    イントネーションがおかしいことは多いです。
    4代前から東京人ですが・・「威張る」は「いばる」です・・
    YAHOO!知恵袋では、「えばる」は北海道、山梨(甲州弁)、愛知(三河弁)、その他かなり広い地域で使われているそうです。
    まあ、東京と言っても昼間と夜で人口違うし、昼間だけ東京は人口増えます。
    引っ越してくれば東京人だし、日本の人口の10人に一人は東京人。
    「えばる」はたぶん引っ越して来た方でしょう。
    「欠ける」に「おっ」をつけて「おっかける」も本来は典型的栃木弁。
    東関東方言=栃木弁+茨城弁で、茨城でも使います。
    栃木、茨城から上京する人は東京の東側を通って江戸へ向かったので、
    通り道の東京の東側では聞く機会が多くて、
    「おっ」がついて話されることが多くなったのであろうと思われます。
    強調の接頭辞「おっ」は、一般に江戸方言・関東方言に多いとのことです。
    東京自体も東西で方言があって、『ワード部門』、『イントネーション部門』とも違います。
    やってみせろと言われると、結構難しい・・

  15. FROM KAMA

    それでは、今日のスキットのおさらいです。
    「おっかける」は、折れるの意味で自動詞。
    「おっかく」は、折るの意味で他動詞でしたね。
    フフフ・・・浩二くん、智美さんにコクられちゃいましたね。
    二人の恋の行方が楽しみです。
    それでは、また来週お会いしましょう。さようなら。
    ・・・って、ワタクシまだコメントし終わってないですからっっ!!
    このスキット、もとい例文から追憶してしまいました。
    いたんですよー!息をもつかせぬ怒涛の板書でチョークを折りまくっては、
    「ちっっ、、、またおっかけた!!」と、毎回吐き捨てるように言っていた数学の先生が!!
    いやいや、この先生、教授の母校R高のご出身でした(爆)
    具体的にアクセントを指摘された経験はないんですが、携帯なんぞが普及していなかった頃、友人宅へ電話をした際取り次いでくれた家族の方に
    「山形のご出身の方?」
    と言われたことはございますが。
    4代続いての浜っ子なんですが。
    さて、『グリコ』は、関西圏の方はlow-high-lowで発音していたような。
    怪人二十一面相の脅迫状のナレーションもそうだったような。
    ところで、教授と皆様は「いちご」はどんなイントネーションで発音なさるのでしょうか?
    武蔵野地区のワタクシの夫・夫の両親・姉は、high-low-lowで驚いたことがあるのです。
    ちなみに、義父は江戸川・義母は上野の生まれです。
    昨日はAOR、今日は音声学に比較言語学。
    この振り幅の大きさに感動し、プロローグだけでこの高揚!
    教授と塾生の皆様に心から感謝いたします(笑)

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