AORにもいろいろあって、ドナルド・フェイゲンみたいにNew Yorkの景色も匂いも雑踏をもサウンドの中にクッキリと描き出す「ザッツ洋楽」みたいなものもあれば、今日紹介する「歌謡AOR」と呼ばれるものもある。誰がこんなジャンルを命名したのか謎だな(笑)。
「歌謡AOR」というのは、そう、なんとなく日本の歌謡曲みたいなわかりやすい曲ということで、あまりコード進行とかもヒネっていない。ストレートで覚えやすい曲が多いかな。まあAORのメインストリート David Foster や Jay Graydonは転調大好きだし凝ってるからね。
でもこの歌謡AOR、俺はかなり好きだ。当然ここまで勝手にジャンル化されるわけだから、日本でヒットしたわけよね(笑)。
その代表格 Tony Sciuto (トニー・シュート)の来日公演が、昨日から東京 丸の内コットンクラブで始まった。19日までだ。もし時間があったら行きたいと思っている。
このトニー・シュートの1980年作「アイランド・ナイツ」は、売れに売れたLPで、中古レコード屋さんに行くと必ず100円コーナーに売っているというスゴさ。どの店にも絶対にあるというのは相当売れたという証やからな。多分生涯で5000回くらい目撃してると思う(笑)。
でも、それだけの1枚であることは確か!全曲ミラクル。また顔もかっこいいんだ。日本で売れるってそこも大事なんだろうね。どうなの075達?
★トニー・シュート / Island Nights
http://www.youtube.com/watch?v=kwyhNeCG83Y&feature=fvwrel
このイントロのオーケストレーションの美しさはどうよ?瞬殺!まさに歌謡曲チックなAOR。でも、アップテンポの曲なのにビートやリズムに流されず、こんなに瑞々しいメロディーを紡げるのは凄い。出来そうでできない曲だよ、これは。名曲認定。
★トニーシュート / Hold Back The Night
http://www.youtube.com/watch?v=POjH9n7f1YU&feature=related
これは、ミュージカルファンも大好きじゃないかな。ほのかに香るLAのブリーズ。優しくてちょっとほろ苦い恋の唄。センチメンタル系名曲だね。ミスサイゴンの初演の頃、24歳の時、今はなき中古レコードの名店 数寄屋橋「ハンター」で、買ったことを覚えている。やはり100円であった。
★トニー・シュート/ Cafe L.A.
http://www.youtube.com/watch?v=nRTpIA8AwQE
初めて聴いた時にはこの甘いアダルトさにクラッと来ました。このフレットレス・ベースがかっこいいでしょ!
★ディック・セント・ニクラウス / マジック
http://www.youtube.com/watch?v=tyE_KS3pmOA
人は違うけどこれもナイス歌謡AOR!!!大阪人が見つけたAORと言われて、大阪限定発売というワケのわからん作戦で売られた1枚。セカンドLPには「Osaka Moon」という曲があったからね~。日本での人気が窺い知れる。
今日はこんなん出ましたけど….好きなのある?まさか知ってた人いてる?
教授おかえりなさい!
素敵な時間を過ごされてなによりです。
3.11からずっと気になっていたこと実行に移され、皆さんに元気を与え
かずさんも勇気倍増になったと思います。
今が行く時だったんですよ~きっと。
これで譜面の森にも光が指して、お仕事サクサク捗ることでしょう。
トニー・シュートかっけ~~~♪
FROM KAMAさまご紹介の西城秀樹「Island night」で点と点が繋がり線になり歌謡AORすとんとおちました。
いつか赤津崎版「Island night」聴いてみたいです。
遅くなりましたが、真夏のAOR講座受講いたしました。
ありかとうございます。!!!
トニー・シュート。イイですね~。
西城秀樹さんも歌われていた Island Nights
の心地良いメロディがいいです。
大阪限定のマジックもかなり好きです。
なんか浪速の香りがします。
わあ〜♪
これは面白いですね〜♪
ご紹介頂いた歌謡AORが、本当に歌謡曲になって西城秀樹さんによって歌われていただなんて!
これで歌謡AORだと証明されたような。
そして、よく考えると当時他にもいろいろと洋楽のカバーがあったような。
そしてそして昨日はコメントひとつオーバーしてしまったので、今日はこれで最後のような。
もう終わりだなんて寂しいような。
またエンジンのかかった深夜に訪れたいような。
でも今日はさすがに眠たいような。
ではでは♪
これにておさらばです♪
石井さん♪
譜面と対峙するまでの束の間のひとときを、どうぞ楽しまれてくださいね♪
FROM KAMAさま、そうです!
Island nightは長いこと日本の歌謡曲だと思ってました。
だからこれ1曲のみ私は知ってるのです。
かなり後でカバーだと知りました。
AORが何なのか最近まで知らなかったし、別にヒデキファンでもありませんが、
いい曲なので覚えています。
一度で誰でもメロディを覚えられる、歌謡曲の王道のような曲だと思ってました。
まだ、アーチストという職業名も一般的では無く、
素人が歌えないような難しい曲をプロに聴かせていただく時代ではなかった。
普通の人が「歌いたい、歌える」ことが、当時の歌謡曲大ヒットの条件だったからです。
いいですね、西城秀樹版Island night、もろ歌謡曲!懐かしい~~~♪
教授、塾生の皆さま、グーテンモルゲン。
こちらは雷鳴が轟いております。
三度お邪魔してしまいました。
まずは、スペース拝借をご容赦くださいまし。
白猫さま
Rosetta stone!!(あ、教授に皆さま、これはバンド名です。古代エジプト石碑でも、英会話教材でもございませんことよ)
Creamの「Sunshine of your love/邦題:サンシャイン・ラブ」のカヴァーがデビューシングルですね!
ヴォーカルのダミアンが、これまた美しくてねぇ。
武道館ライヴ行きましたよー!
さて、白猫さま同様に大脳皮質の奥の、そのまた奥から這い出てきた記憶がありまして。
当時、洋楽にさらさら興味の無い友人が「Island night」を口ずさんでいたので、洋楽好きの私達は「何で知ってんのさっ!それに日本語ってどういう事っっ?!」
と問いただしました。
彼女は明瞭な日本語詞でもって、軽快に歌っていたのです。
「だって、ヒデキが歌ってるもん♪」
そう、ヒデキ=西城秀樹さん。
彼女はコンサートにも足繁く通う、熱心なヒデキファンだったのです。
で、ありましたわ!「歌謡AOR」から「ほぼ歌謡」に変化を遂げたIslandが…。
嗚呼…ホントに便利な世の中になったもんです。
★Island night/西城秀樹さん
http://m.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&client=mv-google&v=0j80U00BTPI
わぁお!!
遂に今回は、オズ様のお話が理解出来ましたー。V(^_-)V
「マーティ・バリン」あの曲デスね!!!(笑)私も大好きな曲です。
この講座は、懐かし過ぎてだんだんやばくなって参りました…もうバレたかな~~~?(爆笑)ふふふ。
こんばんは。
どれも知らないのですが、興味深く拝聴いたしました。
『アイランド・ナイツ』、確かに弦のイントロが美しいですね! そのあとのピアノパート、弾きごたえがありそうです。
『マジック』、こんな洋楽もあるんだ〜と新鮮な驚きです。0:40あたりから入る合いの手(? 音楽用語ではなんて言うんですか)を聴いて、ある思いに囚われました。「このフレーズ、何かに似てる…何だろう…あぁ、あれだ!」
それは「つ〜ばき咲く〜」の次に入るあのメロディ、そう『釜山港に帰れ』です。
…ど、どうですかね(汗)
こんばんは、教授♪
おぉ~~!!
久々の「俺のAOR」シリーズですね♪
続けてくださって、うれしいです(^◇^)
4曲とも聴きました。
好みなのは
トニー・シュート/ Cafe L.A
ディック・セント・ニクラウス / マジック
かな。
特にマジックのほうが好きかも。
うまく言えないのですが、耳にすーっとはいってくる
感じがとても好きです。
…曲を聴くとき、何も考えてないのがバレバレですね(汗)
今日、免許の更新で神戸に行ったので、
帰りに元町の中古レコード屋さんに行って、
トニー・シュートとディック・セント・ニクラウスを
探してみたのですが、探し方が悪いのか
1時間以上いたのに、探せませんでした…。
その間、男性のお客さんは何人かきましたが、
女性のお客さんは誰も来なかったですσ(^_^;)
カズさん、こんばんは(*^_^*)
歌謡AOR…なるほど、洋楽に疎い私でもとっつきやすい(笑)
「Island Nights」 かっこいいですね~(^^♪
出だしも、何が始まるんだろう?なドキドキ感。サビのメロディーも好きです。
歌いだしを聴いて「ボヘミア~ン!」を思い出してしまった…なぜだろう(^_^;)
「Hold Back The Night」 優しい…なるほど!さらっと耳に心地よい感じ。
一番は「Cafe L.A.」かな。
出だしにやられました(^^)
…フレットレス・ベースってなんですか? すいません、出来の悪い塾生で(~_~;)
「マジック」 なぜか鈴木ま…(自重)私の音楽知識なんてこんなものです(笑)
いろいろ聴けて楽しかったです(#^.^#)
教授、こんばんは。
ご紹介の3曲、先ほど聴かせていただきました。
トニーさん、私にはちょっと高度すぎるような気がしてます。
ニコラウスさんのマジックはヒットザスポット!でした。
こちらその昔、ラジオからテープに録音してた曲でした^^。
名前も曲名も知らないままだった曲に、またひとつ命が吹き込まれました。
(明日になったらまた名前も曲名も知らない曲になってるかもしれませんが^^;)
教授、レクチャーありがとうございます^^。
こんばんは。
「歌謡AOR」?
初めて耳にしました。面白いですねー♪
他にも「○○AOR」みたいなのはあるのでしょうか?
「クラシックAOR」とか、「唱歌AOR」とか・・(^_^;)
で、、
>まさか知ってた人いる?
(^o^)丿はーい!
ディック・セント・ニクラウス!のマジック!!
大脳皮質の奥の方からモゾモゾと出てきました(笑)
(完全に年代がバレますね(^^ゞ もしかして石井さんのワナにはまりましたか?・笑)
ところで・・・FROM KAMAさま
まさかこちらのコメントで、Bay City Rollers やイアン・ミッチェルの名前を目にするとは!
夢にも思いませんでした(#^.^#)
なつかしすぎて、ひととおりYou Tube巡ってきました(笑)
私もイアン・ミッチェルのファンでしたよ。
イアンが、ロゼッタストーンというバンドで「Sunshine Of Your Love」を出し、この時にはじめてエリッククラプトンを知った次第です。。
Bay City Rollersが洋楽を聞くようになったキッカケだったと思います。
石井さん、あまりのなつかしさにスペースお借りして申し訳ありませんでした。
知らない曲やなつかしい曲が、石井さんの解説付きという贅沢なこの講座!
俺のAOR<10>も楽しみにしています(*^。^*)♪
カズさんこんばんは♪ヽ(´▽`)/
歌謡AOR っていうジャンルがあるんですねー(^-^)
今日も勉強になりそう…と思って4曲とも聴きました♪
特に「Hold Back The Night 」…
はい来ました!!どストライクっす!!石井先輩!!(笑)
初めて聴いたのになんかすごく懐かしいような感じがするんです
そして心にスッと入ってきました♪(*^^*)
iPod にいれたいな♪
「俺のAOR」シリーズが始まった<1>の時(もしかして最初は~1~だった?)に予言してましたが、<9>まできましたね。
(よっしゃよっしゃ、もうすぐ二桁になるよん♪)と1人ほくそ笑んだ私は変態でしょうか?
ってか目のつけどころがkazuさんの高座を聞いてる視点じゃないし(笑)
そんな補習常習犯の私もポチッとするだけで聞けてしまうのにはホントに助かります。
今日の中ではディック・セント・ニクラウス / マジックがマイベストです♪
そしてもう一つ気になったのが・・・「こんなん出ましたけど」って!
いやも~懐かし~(≧▽≦)
名前は忘れました。
占ってる時に別人になっちゃうあの方ですよね?
kazuさんもあ~ゆ~テレビ見てたんですか?
・・・それとも、知らないで書いた!?
謎・・・。
ナントまぁ、トニー・シュートさん来日ですか?!ああ、ビックリした〜。VOICE OF AORなんてコンサートもあったくらいなので、ひょっとして来てるんですか?AORブーム?!喜ばしいことです。
久しぶりに聴きましたが、『歌謡』かなぁ?私は結構こういうタイプこそAORの主流だと思うんですが。『LAなブリーズ』重要です!サウンドが全体的に澄んでいて爽やかな演奏、であまりパンチの効いていないボーカル(笑) エアプレイの二人は滅茶苦茶イケたセンスを持ち込んだので、あの二人が絡んだ作品は当時も今も別格ですよぉ〜。
『Island Night』今聴くとカッコイイですね〜。ピアノは大好きなヤマハのCP80だ!キレの良いビートはこれによるところ大! ギターソロもいいですね〜。期待通りってカンジ。チョッパーもカッコイイ!
壮大なイントロ(笑)や全体的な音色を聴いて、この曲を思い出しました。
↓
レイ・ケネディ『ロンリー・ガイ』(笑) こちらはちょいとハードめですが。
そうだ、100円コーナーに並んでません?マーティ・バリン(笑)