七月の教会 ~親愛なるフリオ・イグレシアス様~

時はJuly。七月。一年の半分が終わったことになる。すなわちマラソンで言うと、折り返して20歩くらい歩いたところだろう。って走って下さい(笑)。

七月はスペイン語で「Julio」という。ジュリオと書いて「フリオ」と発音するんだよ。
世界の恋人と言われる名シンガー
フリオ・イグレシアス(Julio Iglesias)はちなみに「七月の教会」という意味ですよ。知ってた人はいる?

大学時代、スペイン語の会話の授業の試験があった。先生の前で何か発表しなければいけなかったのだが、俺は何の準備もしておらず、苦し紛れにフリオの『黒い瞳のナタリー』を歌ったことがある(汗)。

歌が大好きなエレサ先生はいたく喜んでくれて、大拍手をしてくれた。なんと成績は「A」をもらった。5段階評価で言うと5だよ‼

「芸は身を助く」や。( ´Д`)y━・~~ 

俺がミュージカルデビューした時も自分のことのように、めちゃくちゃ喜んでくれたなあ。(^-^)/

そんなわけで、今日は偉大なシンガーソングライター フリオ・イグレシアスを紹介します。

俺がフリオのエピソードで覚えていることがある…学生時代、スペインでも有名で有能なサッカー選手だったフリオは当然のようにプロになるものだと思っていた。ところが、ある日、大事故にあってしまうんだよね。そして生死を彷徨い、もう元のようにボールを扱えない身体になったことを知る。絶望の湖に沈みそうな彼を救ったのは音楽だったんだと。曲を書き始め、歌い始め、ついには世界で最も偉大なシンガーの1人となる…。

どうよ、このドラマティックな人生⁉

そんなバックグラウンドがあるからか、フリオの歌には人生の悲哀と生きる喜びの両方が存在している。

オススメは
Julio Iglesias / Nathalie
Julio Iglesias / Quijote
Julio Iglesias / Begin The Beguine

うわ~、なんというゴージャスな空気感。まず第一に歌が上手い!ビブラートが小気味良くて小鳥のさえずりのよう。もう好っきゃねん。甘くとろけるようじゃない?

俺が20歳の頃スペインを一人旅していた時、「僕はフリオイグレシアスが大好きなんです」と各地で出会ったスペイン人に話すと「えっ?」と不思議な顔をされたのを思い出す。

ほら、ちょいと年輩の大歌手だから、外国の若い人が大ファンだというと「なんで?」ってなるんだろ(笑)。

俺は今聴いても「素晴らしい!」としか言いようがないけど。みんなはどうですか?この男の色気がわかるかい?うちの鋭敏なマドモアゼルならわかるよね?

フリオのファンなんて人はいますか?いたら嬉しいなあ。(^-^)/


48 thoughts on “七月の教会 ~親愛なるフリオ・イグレシアス様~

  1. かな

    フリオ・イグレシアス、映画『裏切りのサーカス』のエンディングで
    彼のライブ録音版のLa Merが流れてそれがとっても素晴らしく、
    丁度興味を持ったばかりのところでした。
    ご紹介いただいている他の曲も音源聞いてみようと思います♪

  2. maki

    こちらもおはようございます♪
    なんだかんだと、今日も朝からフリオ・イグレシアスです。
    お薦めの曲を聴き終わると出てくる画像を次々見ていたので、「Quijote」を聴き逃してしまっていました。
    画像は何種類かありましたが、1990年のLAでのライブ映像が、ごっつうカッコいいイントロからの演奏を、私でもしっかり聴けて良かったです♪
    ほんと♪スペイン色の濃いいい歌ですね♪これは石井さんで聴いてみたい!ロコバラのスペイン語の歌が本当に良くて、是非いつかまた聴いてみたいな〜と思っていたんです。
    リクエストも多いみたいだし、是非ぜひ考慮してみてください。
    あ、もし次のバス旅行があるならその時にでも♪スペイン語の名曲コーナーを是非!!

  3. Zの友人K

    カズさん
    おはようございます♪
    フリオ様、名前を聞いた事があります、
    というレベルでした(^◇^;)
    オススメの中の「Begin The Beguine」は
    たくさんのシンガーに歌われている曲ですよね。
    フリオ様の色っぽいBeguineも素敵ですが
    カズさんにもきっとお似合いだと思います☆
    いつか聴いてみたいです!

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