「秘密のケンミンSHOW」を見ていると、各県の独特の風習に驚きの声をあげることばかり。お雑煮や味噌汁に白子を入れるとか、花見で誰もがシャコをムシャムシャ食べるとか、興味深い。うむ誠に興味深い。
方言が様々なのは言うまでもないが、自覚の無い方言はちと気まずい。何を隠そうこの私。実はずっと使っていた言葉が全国区ではないことを10年くらい前に知り、面食らった経験がある。だってあたしゃ生粋の東京生まれ、東京育ち。自分が喋ってるのが標準語だと思うでしょそりゃ!?問題は葛飾区と江戸川区のハーフだということ。つまり東京のFAR EASTなんだな。
◆割り箸を使って更科そばを食べている時にポキッと割り箸が折れた時。
◆午前2時。必死に試験問題を解いている最中、ボキッとシャープペンシルの芯が折れた時。
◆「君の瞳に恋をしそうだよ。フッ。さあ僕たちの未来に乾杯しよう」などと、意中の人とワイングラスを合わせた際に、不意にグラスが割れた時。
こんな時に、君はどんな言葉を口にする?
「あ、おっかけちゃった」
これしかないだろ。折って、欠けるっちゅうことだと思うきっと。しかし「おっかける」が意外に通じないのさ。意中の人に想いが通じないのと同じくらい通じないんだよ。ほたらこの言葉は何弁かの~?千葉弁かいな?
誰か知ってる?
>石井FC栃木県人会(嘘)サマ♪
分かりやすいクリアな説明、ありがとうございました!
何だか頭がスッキリしました。(^-^)
…しかし、FC内に県人会があったとは…(笑!) では、来たるべき10月の博多座公演に備えて、福岡県人会または九州・山口県人会なんか組織しちゃって、『マイフェアレディー』を盛り上げなくては!\(^O^)人(^O^)/
>yayaサマ♪
>この威勢の良さは、元は江戸弁じゃないか
という考察、なんか説得力ありますね~!興味深いデス!。
それにしても、「おっかける」1語からのこの広がり!!!\(◎o◎)/
ここに集われる皆さまの豊かさがしのばれます!そして、愛されてますね~♪kazuさん♪本当にシアワセな方だと思いますo(^o^)o
モチロン私も愛してますよ♪(*’-^)-☆
隣のデスクの27歳女子@埼玉県超北部、ほとんど隣は群馬・栃木・茨城でカーナビ混乱中には
フツーに通じてました。「おっかける」自分では使わないけど、意味分かるって。
彼女の考察によると、この威勢の良さは、元は江戸弁じゃないか?と。
それが、周囲に波及していき、栃・埼・茨あたりでブーム?の頃には
江戸はもっと洗練されてしまい、使わなくなったんじゃないかなと。
そんな言語史?
はい、「おっかける」は栃木では普通に使われる言葉です。箸やシャーペンの芯やグラス以外にも、足を骨折した時も「足をおっかいた」などと使うこともあります。
優子様のおっしゃるとおり、栃木の方言では「無くても全く問題なく意味は通じるのに、勢いと言葉のリズムのためだけでつく接頭語」がよく登場します。例を挙げると、ただ今石井さんがお風呂で鋭意ふやかし中であろう「夢の裂け目」の「裂ける」は、栃木弁で「ぶっつぁける」になるので、私はこの作品略称「ぶっつぁけ」と呼んでいます(笑)。
ちなみに以前話題になった「大豆生田」姓も栃木ではポピュラーです。石井さん、幼少期に栃木文化(笑)に触れる機会が多かったのではないでしょうか。
>「あ、おっかけちゃった」
上野生まれで外神田育ちの父は「知らない」
鹿沼生まれで板橋育ちの母は「『おっかける』っていうでしょ」
駒込生まれで新橋で育った私は「使わない」
けど、石井さんが何かのときに「おっかける」を使ったときは
文脈や話の流れから意味するところを推測できました。
思い出したのですが、「おっかける」という言葉を
使っている同級生がいました。
その同級生は確か、新宿(新宿区ではなくて葛飾のにいじゅく)に
住んでいたような気がします。
学校は千代田区にあったのですが、墨田・台東・荒川・江東あたりから
通学している生徒が多く、女子校なのに
「えもん掛け」、「チリ紙」なんて言葉が使われていました。
そんな学校で、「おっかける」という言葉は彼女くらいしか使っていなかったということは下町でも東のほうの言葉なのでしょうか?
下町でも、新橋演舞場の裏で育ったわが上司は「聞いたことない」、
浜町育ちのわが相方も同じでした。
それよりも
>「君の瞳に恋をしそうだよ。フッ。さあ僕たちの未来に乾杯しよう」
「こんなこっぱずかしいことを言えるのは下町の男じゃないな」だそうです。
>hamapi@千葉県民さま
>「おばあちゃん言ってた」
・・・と言うことは、教授の
>千葉弁かいな?
という推理はあながち間違ってはいないわけですな。ふむふむ。
で、教授、どんな手を使えば、番組って出演させてもらえるもんなんですか?(⇒もはや、「例え火の中水の中・・・」状態)
やっぱ番組へお手紙ですかね???
「おっかける…言わんでぇ」とつぶやいたら
母が「おばあちゃん言ってた」と言ってました(笑)
あ~朝の出勤準備の忙しい時に(お弁当のパスタをゆでつつ、一方髪の毛乾かしてます)
突っこまざるを得ない(?)投稿が。
てか、小学生の頃、「に~のし~のおっぱじめ!」という掛け声で
四つの正方形を書いて、真ん中に通路を作り、遊びませんでしたか?
「始める」に「おっ」
「かける」に「おっ」
「追う」にも「おっ」
きっと、下町の丁寧語。「お始めになる」「おかけるになる」(違)
「お追いになる」(更に違っ)などなど・・・・が考察されます。
それはもう、あそこに行ってワイングラス「おっかけて」くるしかないんじゃないですか?
『BAR 東京人』?←ケンミンSHOW内のコーナー(正確な店名は自信ありません(笑))
マスターはすかさず「アンタ、○○県民だね?」と指摘してくれるはずです。(人の話に聞き耳たてとんかい!と毎回思う。)
お客の会話から出身地当てるなんてヒギンズ教授みたいですね。
それにしても「ワイングラス合わせてたら不意に割れる」って力みすぎです!(笑)
午前2時の寒い中勉強していてシャープの芯が折れたら
心も折れてしまいそうです(笑)。
調べてみたら関東圏の言葉という説の他、
東京の下町言葉だという説がありました。
明治時代に標準語が作られた時、東京の山の手言葉を元にしたため
「おっかける」など東京方言・下町言葉は標準語から漏れた、
そのため標準語ほどは全国に広まらなかったとのことです。
「秘密のケンミンSHOW」面白いですよね!
私は北海道出身で、なにしろ関東地方合わせたよりだだっ広いので
「北海道では〜」と紹介された風習を知らないこともしばしばですが(笑)、
東京内でもきっと地域でいろいろ違うんでしょうね。
番組で東京地域特集が組まれFAR EAST代表として出演する日をお待ちしています。
追加♪
ブルーさまのコメントを読んで、調べてみたら、埼玉県北部に「割る」の意味として使うところがありました。「かく」だけでも同じ意味として使うそうです。茶碗などが「欠ける」は「おっかける」というそうです。(そうなると「おっ」は接頭語の可能性が…。)
・せんべいを細かくおっかく。
・シャーペンの芯おっかいちゃった。
・ワイングラスがおっかける。
したがって、こころおきなくワイングラスをおっかいちゃってください。(ToT)
3番目なら通じるのでは?
『君を何処までも・・・・って追っ掛けちゃったよ~』 (ハ~ト)
でもでもっ、グラスはお店の物ですから、あまり熱い想いを込めず、冷静にグラスを合わせた方が良さそうですね。
グラス越しに交わす視線で会話なさって下さい。 ←高等技術(笑)
ねっ 教授? (^^)Y☆Y(^^)カンパ~イ ☆
お任せ下さい御主人サマ♪わたくしがお答え致しましょう(o^-‘)b
【おっかける】これは栃木の方言デス!
「折れる・割れる」という意味で使われます。
〔用例:この箸おっかけちまった〕この箸おれちゃった…と使います。したがってkazuさんの使い方はok! ただし、ワイングラスの場合はどうでしょう?
私見ですが、「おっ」の部分は、「折れる」の促音便化(栃木弁では自立語と付属語の間に促音がはいることが多くみられることから。)もしくは、かけるの接頭語とも考えられるのでは?
同じ関東地方ですから、交流があったのですね♪または、親戚が栃木方面にいらっしゃるとか…。
スッキリしていただけましたか?昨日、仕事がはかどったお礼デス(^-^)v
でも、私はスッキリしないなぁ…(-“-;)
意中の人に思いが届かずもどかしいkazuさん……そんなこと、客席の恋人に言っちゃイケませんよ~(ToT)(ToT)(ToT)
ちょっと調べてみたら、埼玉県・千葉県・茨城県・群馬県・栃木県でも同じ意味で使う所があるみたいです。
因みに、私は青森県(両親の出身地)生まれ東京育ち、自分では言わないですが意味は分かりましたよ(^^ゞ
それはきっと…石井家弁。うん。
すみません、FAR EASTに詳しくない田舎モンなもので(笑)