『シークレットガーデン祭り』<2>

 
 
おはようございます。きてるねきてるね、質問が。こうなることを恐れていたんだ(あほ)!冗談です。みんな、ありがとう。ガーシクを大好きでいてくれて嬉しいです。
 
 
僕は俳優デビューして26年。常々思っていますが、俳優達が考えていることより、お客様が想像していることの方が深いことって結構あるんです。「え?そんな深い解釈してなかったよ〜」ってことを手紙に書いて来られる方もいて、その度にたまげます。そしてその解釈素晴らしいなあと思ったらそのアイデアをいただいたり、時には自分のアイデアだったことにします(あほ)。今回の書き込みにも同じようにびっくりしています。みんな、すごいね!
 
 
ここに書くことはあくまで僕のアイデアが中心だし、よくわからないこともあります。特にネヴィルと関係ないシーンは演出家の話も聞いていないので、わからないことも多いです。でも、せっかくガーシク大好きなみんなが集ってくれてるので、場合によってはナベさんやナツミ、ハルちゃん、凌などにメールで聞くかもしれません。こんなマメなタレントがいるでしょうか(笑)?
 
 
まあ、わかる限り 答えてみたいと思います。
 
 
★ネヴィルとアーチーの年齢設定は何歳だったんでしょうか?‌
私の予想は、ネヴィル40歳、アーチー43歳、リリー享年25歳です。いかがでしょうか?‌
 
 
これはスタフォードにも聞きましたが、決まりはないので自由に考えていいよと言われています。40  43  25 良い線じゃないでしょうか?
 
 
 
★いつも献身的にアーチーを支え苦悩の表情を浮かべていたネヴィルですが、2幕でメアリーを学校に行かせようとするシーンでは、ミセス・メドロックやミセス・ウィンスロップとの会話で皮肉を言ったりしてちょっとキャラが違って見えたのですが、本来のネヴィルはどんな性格だったのか?またリリーが亡くなりアーチーを支えるようになってからどんなふうに変わったのか?演出家やカズさんが考えたことがあったら教えて下さい。
 
 
ティーカップのシーンは、スタフォードから「ちょっとしたギャグシーン」だと言われていました。双眼鏡を持って出るのは演出です。なので立ちげいこ初日は双眼鏡を持って出て行く時に、サンバステップで出て行ったりしました。すると「それはもはやネヴィルではない」と(爆笑)。ネヴィルという人が言いそうなギャグ。やりそうな行動の中でクスッと笑いを取ってくれと。ゆかりちゃん、ミキマイと共に絶妙なラインを狙う毎日でした。
 
ネヴィルは苦悩シーンが多いですが、根っこはイギリス的なジョークとユーモアをかなり持っている人だと思います。俺ってセンスのいいジョークを言う男だなと思ってるはずです。そうそう、スーツもイギリスで一番の仕立て屋でフルオーダーメイドで頼んでるとスタフォードが言っていました。
 
 
あ、そうだ。みんなに伝えたいことがあったんだ。アーチーに「もし…どうしてもここに住むのが辛いなら…この家を捨てて出て行くといい。兄さんは幸せだったじゃないか、パリで。まだ若いんだ、出ていけない理由はないだろう?」と言うセリフの意味はわかりましたか?何度も出てくるパリと言う言葉は「クレイヴン家のパリの別荘」です。ミッセルスウェイト邸が100部屋もある大邸宅なので、パリの別荘も25部屋くらいある大きな別荘かと思われます。なにせ、幹二さんは僕が知る限り日本一大金持ちの似合う役者さんです。スカピンの時もイギリスで一番のお金持ちでしたから(笑)。
 
 
「兄さんはリリーが亡くなって10年、最近はどんどん鬱病・幻覚症状がひどくなってるよ。医師として本当に心配だ。光熱費の支払いやら、不動産の書類などサインができるのは長男だけ。次男の僕は手伝うことはできるけど、サインすらできない。兄さんはそういう事務的なことも一切やらないじゃないか。何かというとお前が家を継げばよかったというけれど、1906年の時代に父親がそんなことを考えるはずないじゃないか!心の病を一度真剣に治すために、パリの別荘に行って治療に専念して欲しいんだ。そのためには、ミッセルスウェイトを僕に任せる、サインも僕がしていい、という特殊な願いを市役所に申し出てくれ。パリに毎回サインをもらいに行くことはできないからね。兄さんの病状が本当に心配なんだよ。命に関わることなんだよ」
 
ネヴィルの気持ちはこんな意味合いでした。僕の知り合いは50%くらいの確率で、屋敷を狙う弟に見えたらしいですが、こんなに兄を思いやったセリフだったんですよ。
 
 
 
 
 
★私は、背中にコブがあって根暗で、女性たちには見向きもされないお兄さんの内面を評価し、心の底から愛してくれていたリリーだからこそ、ネヴィルは惹かれたのだと思ってました。‌
人を見た目で評価しない、彼女ほど心の美しい女性には出会ったことがなかったのだろうと。‌
‌兄を愛してくれたから愛したという、矛盾した気持ちに苦しむネヴィルを想像してました(≧ω≦)‌
 
★私は、アーチーを愛してくれたから、アーチーを笑顔にしてくれた人だから、惹かれたんじゃないか、好きになったんじゃないかと思っていました。
 
 
うん。確かに美しい解釈ですね。素晴らしい。でも兄を愛してくれたことを感謝することと 密かに命をかけて愛するというのは、僕の中では次元が違う気がするな。感謝と激愛。兄嫁に恋い焦がれるというのは、もっと強いパッションが必要な気がする。これは僕が汚れているからでしょうか(笑)?
 
 
 
 
★私が思ったことは、リリーは妊娠しているのに‌なぜ、木の枝に座っていたのか?お腹の中の子の‌事を考えると登らないのではないかと思うのですが。ミセスメドロックもマーサも止めなかったのでしょうか?
 
 
これはよく聞かれる質問ですが、これは花ちゃんに聞くしかないなあ。正しいことを伝える自信がないです。
 
 
 
 
★アーチーがメアリーを呼び出し、ネヴィルの座っていた椅子にメアリーを座らせます。そこからアーチーがメアリーに話し始めますが、アーチーの「忘れていた」の台詞で、ネヴィルが「えっ?」っていう表情で最初の振り向きをします。そのあとのアーチーやメアリーの台詞に対しての振り向きはネヴィルの心理がよく分かるのですが、最初の振り向きはどのような心理からだったのか知りたいです。アーチーがメアリーと会わなくていいなら、「忘れていた」ことはネヴィルからすれば好ましいことじゃないのかな?って思ったので。‌
 
 
その後のネヴィルの芝居で、兄さんに「あの子を学校に行かせる準備ができるまで、今まで通り直感に従ってメアリーを避けるんだ」というセリフがあります。つまり、兄さんは自分で気づいていないだろうけど、本能的にあの子の目がリリーとそっくりなことを気づいているんだよ。それが危険なことも感じているんだ。だから、自己防衛的に忘却力が働いて、メアリーには関心を示さないし、ほっぽらかしにしているにしてるのではないか?そう医師として仮説を立てていたのだと思ってます。
 
だから、やはり間違いない!と感じていました。
 
 
 
 
 
★ラストは春になったのか、それともまだ春じゃないが魔力の力で春を呼んだのか?アーチーも秋までの予定だったのに早く帰ってきたようなので、実際に春になったのかもしれませんが。‌
 
 
 
2幕頭で「そんなに長い間じゃない。おそらく秋まで。パリに」というセリフは重大です。もうこの家には二度と戻ってこないかもしれない、自殺を視野に入れた「人生最後の旅行」だとスタフォードに説明されました。だから、ネヴィルに「家のことは全て任せるよ」と言うのです。この後のドラゴンのシーンは「コリンへの人生最後の読み聞かせ」ということ。
 
秋までというのは、今が春なので半年後ということです。スタフォードに聞きました。でもリリーと妄想の中で会話をして自己解決した兄は、半年どころか数週間で戻ってきます。ラストシーンはつまり春香初夏くらいじゃないでしょうか?ヨークシャー〜パリはどのくらいで行けたんだろうね?1週間くらいかな?
 
 
 
 
 
★左へまーた左へ 魂は、、なんちゃらって曲ありましたよね?左、に何か意味あるんでしょうか?いや、左利きなので気になって(あほ)‌
 
これはナベさんもどうしてだろうね?とおっしゃってました。しかし僕の鋭敏なファンの方が、「迷路maze の解き方で右手法というのがあるそうです。右手でずっと壁を触っていると最後は出口に帰り着く」と書いてきてくれました。その左手ヴァージョンじゃないか?とナベさんに伝えたら、そうなのかも!と感心してくださり、左手で壁を触るマイムを入れてくれたんですよ。でも、これもなんの説明もないのでみんなの意見が聞きたいな。
 
 
 
★薔薇は死や生命の象徴ってことで合ってますよね?最初のシーンで薔薇を手渡された人が順に死んで行くのはコレラにかかっていってることを表してるんですよね?‌
 
そうです。
 
 
で、ネットで英語版の台本探したんですが、そこでは‌
赤いハンカチを使ってハンカチ落としゲームをしながら順に死んで行く‌
ってあるんですが、薔薇を使うことにしたのはアリマ氏の案ですか?‌
 
 
台本にはハンカチって書いてありますね。でもバラにしたのはスタフォードです。
 
 
★メアリーはコリンとディコン、どちらと結婚すると思いますか?‌
現実的に考えればディコンとは身分の差がありますが、そこは置いておいて…笑‌   私はメアリーがそういった意味でより心を通わせているのはディコンだと感じました。コリンは姉弟や幼馴染の友達、という感覚の方が強いです。‌石井さん的にはどうでしょうか。‌
 
 
これも考えたことないなあ。僕はコリンと結婚する可能性あるなあと見てましたが。でも人生は理屈どおりには行かないもの。ディコンは優しいし、冒険家だし、懐が深いからわからんぞ〜〜(笑)。
 
 
 
★線香花火みたいだったリリーの命。だからこそ、思い出にすがってしまう。花と同じように儚いから愛し続けられたのかな?‌
 
 
う〜ん、深いね。同感だね。
 
 
★メアリーの学費は当然アーチーが払うのでいくらでも贅沢な学校にやれたと思うのです。なのにネビィルはどうして身寄りのない子がたくさんいるような、まるでジェーン・エアが入れられたような学校にやろうとしたのでしょうか?‌
原作に学校マターがないので疑問です。メアリーに意地悪したかったのですか?
 
 
意地悪しようとは持っていなかったです。僕が思っていたのは、イギリスで一番の寄宿舎付きの女子校に入れようとしたのではないか です。超名門で貴族とか大金持ちの紹介がないと試験さえ受けさせてもらえない学校。
 
あそこのシーンはギャグシーンなので、もしかしたら冗談を言っていたのかもしれません。「少々とうが立ったご婦人や身寄りのない女の子たちに囲まれているだろうから、私と文化的な会話ができることも喜ぶかもしれない」というのがそもそもジョークの可能性もあるよね。
 
でもその有名寄宿舎女子校が、良家の女子➕孤児の両方を受け入れるというプランなのかもと思っていました。
 
 
 
 
★ネヴィルはいつからコリンの脚が良くなった、と気付き始めたのでしょうか?
 
 
足が良くなったのは気づいてないと思います。体調全体が良くなってきているのは知っていた のではないかな?彼らは歩けるようになっていたのをネヴィルに隠していたからね。歩くコリンに心臓が止まるほどビックリしたと思います。
 
 
 
 
★メアリーからの手紙シーンについて‌
私は心の光景としての崖っぷち(?)だと思っていたのですが、本当に現実に岩場にいるのでしょうか?‌手紙をわざわざ岩場まで持って行って読むとも思えず…‌兄の妄想で夢の中で自殺しようとしているのだと思っていました。すごく気になっています。‌
 
 
ここはわかりづらいよね。スタフォードの説明で、アーチーはあのシーンで本当に自殺をしようとしたと聞きました。家の中でメアリーからの手紙を読み始めたけど、その手紙を握りしめたまま崖に行くんです。崖っぷちをよろよろしながら歩くアーチーが切なかったです。崖の突端にきて荒波に飛び込もうとしたギリギリのところで、リリーの声が聞こえる。そういう展開でした。
 
 
 
 
 
 
 
‌★メアリーの誕生日について‌
「誕生日おめでとう、メアリー」と薔薇の花を差し出すメアリーパパのシーンは秘密の深い意味があるのでしょうか。‌
こんな日に誕生日なんて誰も気付いてくれなくて可哀想に…とハッとなります。‌
 
 
 
生きている人々のセリフの中に差し込まれるインドの人たちのセリフ。これは難解でしたよね。でも全てメアリーの妄想なんです。この誕生日のことはメアリーに聞かないとわからないなあ。でもあの日が誕生日だとしたら、めっちゃ切ないね。素敵な解釈かも。
 
 
 
 
ふ〜。できる限り回答しました〜。でもスタフォードの演出や僕の意見よりも、皆様がこういう意味かもと感じたものの方が素晴らしい可能性も大いにあります。台本に精密に書き込まず、お客様に感想を委ねる作品ですから。
 
 
少しは参考になりましたか?
 
 
 
 
 
 
 
 

★石井一孝ミュージカルコンサート『ミュージカル高座2018』開催!

石井一孝ミュージカルコンサート
『ミュージカル高座2018~イエローとブルーの密会~』

【日時】2018年9月2日(日)
・・・・1st.14:00開演 / 2nd.17:30開演(開場は各公演 開演30分前)
・・・・※2nd公演終了後、イエローとブルーのサイン会あり

【会場】 浜離宮朝日ホール 小ホール(東京)

【料金】 7,500円 (全席指定・税込)

【スペシャルゲスト】 祐二さん

岸祐二さん

石井一孝オフィシャルサイトチケットぴあにて発売中!

『ルネージャ meets 石井一孝 Special Live vol.2 -One night only-』

【日時】2018年8月18日(土)
・・ ・・1st. 14:30開場 / 15:30開演
・・・2nd. 17:30開場 / 18:30開演

【会場】 汐留 BLUE MOOD(東京)
【料金】 6,000円 (別途1オーダー)

予約受付中!
☆詳細は「ブルームード」HP( https://blue-mood.jp/ )をご確認下さい。

★『BLUE MOOD presents FEEL SO GOOD
supported by FM SETAGAYA
石井一孝&ローラン・バン TALK & LIVE MC:立花裕人』

【日時】2018年9月25日(火)
・・ ・・OPEN/18:30 START/19:30

【会場】 汐留 BLUE MOOD(東京)
【料金】 7,500円 (別途1オーダー)

予約受付中!
☆詳細は「ブルームード」HP( https://blue-mood.jp/events/180925kazutakalaurenttalklive )をご確認下さい。

『石井一孝 博多ただいまコンサート Part.4~ミュージカル高座 in HAKATA~』開催!

『石井一孝 博多ただいまコンサート Part.4~ミュージカル高座 in HAKATA~』

【日時】 2018年10月6日(土)
1st.13:30開演 / 2nd.17:00開演(開場は各公演30分前)

【会場】 ゲイツ7(博多)

【料金】 6,500円 (税込・全席指定・ドリンク代別)

【演奏】 宮崎誠

※石井一孝公式サイト・チケットぴあ にて 8/10()10:00~チケット発売開始
※ただいま キュービットクラブにて先行抽選受付中!

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22 thoughts on “『シークレットガーデン祭り』<2>

  1. ikam

    何よりマーサの力も大きかったんでしょうけど、あの年だと、やはり父親の影響もあるんじゃないかな。‌

    って、まだ続くんかい!‌

    この時代は、児童文学の名作中の名作がたくさん出版されたようですが‌

    どの作品も子ども心が実にリアルに描かれていて、子どもについてよく理解されていることに、最近になって気がつきました(笑)‌

    子どもへの関心がぐんと高まってきた時代でもあるのかしらね?作家さんたちは、きっと子どもが大好きだったんでしょうね(≧ω≦)‌

    はい。ほんとのほんとにおしまいです。‌

    …たぶん。

  2. ikam

    たまにお屋敷に帰ってくる件(笑)‌

    最初、ネヴィルはさすがに帰ってきづらいでしょうから、メアリーたちが「コリンの誕生日には叔父さんも招待しましょう!」なんて、招待状を書いたりして、徐々に打ち解けて…‌

    と、妄想は続くよ(笑)‌

    それにしてもメアリーは、最初こそひねくれていましたが、強くてたくましい女の子でしたねー。後ろを振り返ってメソメソするなんてことがありませんでしたね。‌

    原作ではあるのかな?‌

    とにかく、この子なら大丈夫。と、母は安心しましたよ。いやいや誰が母やねん。‌

    あの、メアリーのお母さんが実の娘を忌み嫌っているような言葉はショックでした。その代わりお父さんが愛情たっぷりな人のようで良かったです。‌

    あのたくましさには、お父さんの愛情が詰まっていたのかな?なんといっても心のエネルギーは愛ですからね。とくに子どもはね( ´∀`)‌

    ああ、いっぱい感想を書いたら、こちらの気持ちの整理もついたようでスッキリしました。度々長々すみませんでした(^o^;)

  3. 視野の狭いうり坊

    すっかり出遅れた感がある「シークレットガーデン祭り」ですが、え~と、遅ればせながら参加させていただきます!‌

    ①そもそも、というか、かなり基本的なところですが、ネヴィル先生はメアリーという少女をどう思っていたのですか?‌
     両親を失った不憫な子だから、クレイブン家に迎えるべきだと、アーチ兄に進言し、、彼女を受け入れるための準備を実質的にしたのがネヴィルです。‌
     おそらく予想外だったのは、彼女の目がリリーの目に似ていたこと。‌
     もし、それほど似ていなければ、ネヴィルは追い出そうとは思わなかった?‌
     それとも、容姿とは関係なく、年齢的に学校に行くべきだと、メアリーの学校探しをしたのでしょうか?‌
     最初、自らメアリーを迎えるべきだと言っていたにも関わらず、目がリリーに似ているというのは、メアリーの責任はなく、それだけを理由に追い出しを図るのはちょっと疑問です。‌
     メアリーの性格はネヴィル的にダメだったのですか?‌
     さらにメアリーがコリンの部屋に忍び込んでいたことで、2幕で、コリンに悪影響を与える彼女を学校に行かせなくてはという気持ちがさらに強くなったのはわかるのですが・・・‌

    ②問題のオーラスの場面、‌
     走る回るコリンに衝撃を受ける⇒アーチ兄にパリ行きを諭される⇒下手で背中を向ける⇒アーチ&コリン&メアリーの幸せそうな姿を半ば寂しそうに見つめる・・・⇒コリンとアイコンタクト‌
     ラストのフィナーレナンバーで、ネヴィルはけこう大きな声で歌っていらっしゃるな~と思っていました。(石井さんの声が大きいということではなく、ネヴィルとして。)‌
     ラスト場面は、ネヴィルとしては感情の起伏が大きくて、気持ち的に相当凹んだと思うのですが、よくぞあの短時間で吹っ切れて、大きな声を出せるほど立ち直れたなと感心していました。‌
     フィナーレナンバーを歌っている時のネヴィルの心境はどのように捉えていますか?‌
     ‌
     

  4. ikam

    おはようございます。お疲れ様です。今日も外はご機嫌な暑さです。‌

    またまた感想&妄想‌

    観劇するにあたって、一番気になっていたネヴィルの存在。‌

    本の中では、気難しくてほとんど家にいないアーチーの心の内は、あまり描かれてなかったか、文章で説明されてたかしていたと思うのですが‌

    それが、リリーのことを思い出させまいとする弟であり医師のネヴィルが絡んでくることで、アーチーが何をどのように思って苦しんでいるのか、コリンをどのように思っているのか、気難しいけど実は暖かい人柄がこぼれ落ちたりだとか、やり取りや行動で全てが視角化されて分かりやすく伝わってくるようでした。‌

    はたまたそこから、大切な人の死をどう受け止めるべきなのかという問題も、浮き彫りになったりして。‌

    ネヴィルがいてこその主役のアーチーで、まるでネヴィルとネヴィルに反発するメアリーの二人で物語を回しているかのようでした。‌

    おまけに兄嫁への愛を隠し持ちつつ、献身的という文字通り、兄と甥っ子のためだけに生きているような、こちらも再生が必要な一人だったという、なんだかキーマンのような存在だと思いました。‌

    こういう生真面目で、何もかも一人で背負いこんで、何もかも一人でやっちゃう人というのは、甘え下手で、ストレスをいっぱい抱えてるんでしょうね。‌

    お兄さんのように外に吐き出すことができないから、胃潰瘍とか身体の疾患にでちゃいそうですね。‌

    あ。そうだ。袖の下ね(笑)‌

    確かに「なかなか世渡り上手でもあるのね〜〜」なシーンですが(笑)‌

    大きなお屋敷に住む裕福な人たちにとっては、こういうのってごく当たり前の処世術で、親に教えてもらったとか見て育ったとかしたのかな〜と思えば、納得できるような気がしました。‌

    母世代の人も、手術や入院ともなると当たり前のように金一封用意する人、いますよね?もちろん、今のちゃんとした先生はキチンとお断りされますけどね(笑)‌

    そんな責任感のある真面目そうなネヴィルだったので、仮にリリーを愛していなかったとしても、兄や甥っ子に献身的に尽くしたでしょうし、兄嫁への愛情には自制心が働いていたと思ったんですよね。‌

    好きになっちゃ駄目だ。好きになっちゃ駄目だ。でも抑えきれないこの気持ち。ああどうにかなりそうだ!みたいな(笑)‌

    大きなお屋敷とはいえ、毎日ひとつ屋根の下でリリーと暮らしていたのなら尚更。‌

    アーチーがリリーの死をどう受け入れるかに対して、ネヴィルは失恋をどう受け入れるかが問題なのか?と思ったり。‌

    たとえ振り向いてもらえなくても一人の女性を愛し続けるって、切なくて美しいことなのかもしれませんが‌

    やはり縁あって出逢うべくして出逢い、結ばれるべくして結ばれる二人ですから‌

    きっと誰しもどこかに赤い糸で繋がっているパートナーがいると思うんです。‌

    ちゃんと失恋して、ちゃんと傷ついて、ちゃんと諦めなきゃ新しい道は開かないし、本当のパートナーは見つからないと思うんです。‌

    と、ネヴィルに言ってあげたい(笑)‌

    でも、そんな自己犠牲的な愛情がまた、献身的なネヴィルらしいなと思いました。ネヴィルファンがキュンキュンする要素のひとつでもあるのでしょう。‌

    ネヴィルが心を通わせられる人っていたのかしら?‌

    切なくて寂しいところがある人でしたが良い人でした。一幕で良い人だな〜というのが伝わってくるとこ、ありましたよ。もう背負うものが何もなくなったことだし、これからはたまにお屋敷に帰って来て、良き弟、良き叔父として、仲良く楽しく交流できるようになったんじゃないかと思います。‌

    あ、Nanako先生のプライドの話。‌

    私も観劇しながら考えてたんですよね。プライドは大変傷ついたでしょうけど、ネヴィルはそれを真摯に受け止められる人だと思いたい。‌

    向上心もある人でしょうし、ほら、ロンドンの偉い先生は、コリンの状態をわかっていた風だったじゃないですか。‌

    自分の医学的知識の遅れなんかも実感したかもしれないし、最後には、また学び直さなきゃって‌

    あの短い時間の複雑な表情からの笑顔で、そんな心の整理をしていくれていたらという願望を込めた妄想。短すぎるか?(笑)‌

    先ずはアーチーの援助で学び直すに1票です(笑)‌

    しかし、私の私による私のための妄想力では対処できず、スルーしてしまったところがあります。‌

    それは、祥さま、かもさまが書かれていた、荷物を詰め込んでから開花までの時間(笑)‌

    妄想しようとすればするほど、わけがわからなくなりますね(笑)‌

    あまり重要視されてない場所ということなのかもしれませんが、もし、何かアリマさんがおっしゃっていたようなら、伺ってみたいと思います。‌

    わからなければわからないで構わないですからね。

  5. こんにちは!‌
    こちらへ来るのが遅くなってしまいましたが…早速の回答、こと細かく丁寧にお答えいただいて、本当にありがとうございました。‌

    個人的に萌え台詞上位に入る「こぉーなることを恐れていたんだ!」が、このガーシク祭りで発せられたとは…なんともありがたい(笑)。‌

    今回は萌えポイントを綴ろうと思いましたが、また質問を思い出したのでそちらを先に。‌

    ●マーサの歌う「Hold On」ですが、3番の歌詞「隠れ家を壊されたからと 怒り狂う男がいるなら それは自分の弱さを見せられたから」の「怒り狂う男」はネヴィルのことですよね?‌
    1番と2番の嵐や悪魔と肩を並べて悪者?の仲間入りをしているわけで、そこからもネヴィルが悪人と思われてしまうのかもと思っていました。‌
    しかしながら、ここに出てくる「自分の弱さを見せられたから」について、あの流れからはイマイチよくわかりません。‌
    カズさんは「弱さ」についてどうお考えですか?‌
    またマーサやミセス・メドロック他の使用人たちとのネヴィルとの関係性や対応(煙たがられているとか実は仲良しとか)についてもお聞かせください。‌

    ●ミセス・メドロックもベンも「ここでの仕事を失いたくない」と、またマーサは「皿洗いにさせられてしまう」と仕事に対して危機感すら感じさせる台詞が出てきます。余計なことはしないようにという押さえ付けみたいなものもあったのかななんて思いましたが、やはりクレイヴン家の使用人たちへのお給料は、とてつもなく良かったのでしょうか?‌

    お忙しいと思いますので、お手すきになったらでいいです。よろしくお願いします!‌

    今日も相当暑いので、たっぷり水分補給してがんばってくださいね!

  6. naoko

    カズさん、質問に丁寧に説明してくださって、とても興味深く読ませていただきました。‌
    ひとつの作品を通して、いろいろな感じ方や思い、それぞれの感動があって素敵ですね。カズさんの優しいお人柄が、どんな役を演じても、観ている人に暖かい気持ちを伝えてくれているのだと、あらためて思っています。‌
    まだまだ暑い日が続きそうですが、笑顔で、お元気に過ごされますように願っています。‌
    ライブ、楽しみにしています。‌
    愛と感謝を込めて♡♡♡

  7. 連投失礼致します。‌
    「知恵熱」という記載でからかっていると誤解を招いてはならないので、補足させてください。‌
    言いたかったのは、10年分の疲れがどっと押し寄せて高熱を出したということです。‌
    すみません。取り急ぎ訂正いたします。

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