9月6日。日中はまだ暑いけど、夕方は明らかに夏とは違う。季節は移ろうものなんだよね、075の心と同じだ…..。ってなんでいきなり寂しげなんや(笑)!
元気に行こうよ、元気に!
先日の『20周年記念コンサート』を企画し運営し構成し歌い、「おめでとうメッセージ」まで自分で読んだ男ですが(笑)、実は1曲目に何を歌うか….それに頭を悩ませました。第一音…最初のモーメントがいかに大切か、知的で鋭敏なみんなならお気づきだね。
家でいえば「玄関」。健治さんの豪邸で言えば「ロココ調の門」(笑)。フランス料理でいえば、麗しい見た目で分量がごく少量で、おそろしく美味しい「オードブル」。小説でいえば出だしの1頁。CDで言えば1曲目のイントロとそのクオリティー。男女のお付き合いでいえば「文通」か。
その最初の一歩、最初の一味、最初の一音で、お客様の気持ちに触れられるかが作り手としての勝負だと思う。
20年を語る…20年を歌う…20年をボケる…このコンサート。俳優として作曲家として芸人として、どの自分をプッシュすべきか、微妙な立ち位置だったので苦労した…。ってそんなとこで苦労すな!
まずは1曲目にどんな登場をするか、これが構成の要であった。役者というのは「入りと出」が最も大事な瞬間でね、そこを大切にしない役者はダメだと諸先輩から何度も聞かせられてきたからね。
以前のコンサートでは、いきなりベートーベンの交響曲第七番第二楽章をオープニングに持ってきたこともある。フフフ。あれは楽しかったね。
今回は….客電が落ちてヘリコプターの音がこだます中、俺が指揮者として登場したらどうか?そして、うん、『ミス・サイゴン』のOvertureをコンダクトしたらどうか?俳優のコンサートで、バンド演奏でこれをやるとは誰も想起しないはず。お客様を良い意味で裏切れるのではないか?
俺はこの曲をショーのオープナーに決めた。
昨日のブログでも書いたが、1992年の帝国劇場公演以来、何十回と耳にしてきたあの背筋が凍るように美しいメロディー。クロード・ミッシェル・シェーンベルグ氏の一世一代のOverture!
雑踏。混乱。爆弾の音。逃げ惑う群衆。猥雑で軽妙なエンジニアの導入までの天才的な構成に、ミュージカルファンは息を飲み、胸を高鳴らせる。この着想が閃いた時、よし「イケる!」と笑いをこらえ奥歯を噛みしめたことは内緒です(笑)。
そこで重要な小道具・楽器が必要なことに気づいた。
銅鑼(どら)だ。
あのクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」でもオーラスに入っている「ドア~~~ン」という音がする中国の楽器。あれがなければサイゴンの世界を再現できない。そうでしょ?ドラムの鈴木達也さんに「銅鑼持ってないですか?」と尋ねるが「ハハハハ、そんなの持ってるわけないじゃない」と一蹴された。
そうか。そんなにレアな楽器なのか。事の重大さに気づき、真剣に探した。そして、遂に見つけたのだ「生銅鑼」を….。なんだか響きだけ聞くと美味しそうだが、れっきとした逸品だ。
35cm 55cm 80cm 130cm 直系のサイズによって値段も異なるし音も変わるそう。130cmサイズなんて数十万円もするからね!今は銅の値段も高騰してるので値段がつけられないらしいよ。
どのサイズがサイゴンの世界観を具現化するのに相応しいのか….実際にお店に叩きにいった。なんだかドキドキした。あの空気を揺るがす振動の音を実際に耳にできる。当初80cmが希望だったのだが、あの所謂バチ(?)で叩いてみたら「ドゥワワワ~~~ン」と、思っていたより音も鳴りも低かった….俺の思うサイゴンの銅鑼じゃなかった。サイゴンの銅鑼は「ッブォフェ~~~ン」でなければならない。そうだよね?
「ドゥワワワ~~~ン」と「ッブォフェ~~~ン」この違いおわかりか(笑)?
いろんなサイズを叩き、いちいち擬音でお店の方と語る変な客と化したが、最終的に55cmに決めた。どんな音かは聴いていただいた通り。サイゴンのあの世界観にピッタリだったと思うのだがいかがでしょうか?
いきなり指揮者として出て行き、指揮をしながら銅鑼をも叩き、ミスサイゴンOverture~レミゼOvertureを演奏する。意表をつく演出が我ながらツボでした(笑)。
レミゼOvertureでは「アハ アハ アハハハハハ~」と囚人声まで出す。そんな阿呆なパフォーマンス、気に入っていただけましたでしょうか?
「銅鑼と僕」のフォトをご覧下さい。ちなみにこれは数十万円もする130cmサイズです。
「銅鑼」の音がピント来ない方はこの名曲の画像を見て聴いて下さいね。5:52に出てくる音です。
★Queen / Bohemian Rhapsody
http://www.youtube.com/watch?v=fJ9rUzIMcZQ
本日のお題:今後のコンサートで、1曲目の登場の際、こんなことをしたらお客様の心を奪えるのではないかというアイデア募集。ボケも可。
今日のブログを読んで、仕事帰りに「どら焼き」を買って帰ろうと思った人!いるやろ?
>後のコンサートで、1曲目の登場の際、(観客が)こんなことをしたら
>カズさんの心を奪えるのではないかという…
1)バンコクのゴーゴー・バーのおねーさんのいでたちで全員着席。
2)客電着けたら客席にはカッパとタヌキしかいなかったーDC貸切♪
※オマケ→カッパとタヌキの中の人はおとーちゃんと朋友さんだった!(懐)
どや?
学生時代、ボランティアで、外国人ツーリストの観光案内を何度かしたことがありますが
日本人は写真を撮るときになぜ指をVにするのか、かつてよく聞かれました。
何故?銅鑼の横でVサインしている方!
>麗しい見た目で分量がごく少量で
いや、それは日本料理でしょう~。日本のケーキとかも!
も~マリアおばちゃんビックリよ。お値段と質量の反比例っぷり!
なんじゃらほい。このちんまりした盛り付けは~!
・・・・『余白の美』と教えてあげるのよん(嘘)
Christopher Kazu Scott@8years ago,そして赤津崎ドリームランドのガールズの皆さま、グーテンアーベント。
セルフプロデュースの真骨頂です。
あまりに素晴らしゅうございました。
指揮棒振って、銅鑼叩いて、コーラス入れてのoverture。
教授の企み通り、一瞬ポカーンと口が半開きになり魂を奪われましたが、その後「武歯っっ!!」と吹き出してしまいましたよ。
だって、お、お、おばちゃまね、席が上の方で、斜め下を見下ろす形で見ていたから、カズ子ちゃんの威風堂々たるドヤ顔がまる見えだったのねっ(爆)。
もしサイゴンovertureの銅鑼の音がドゥワワワ〜〜〜ンだったら…。
「これって、『もしドラ』やないかい?!jejeje」
電車の中で笑いを堪えつつ、己の鋭敏な感性に自己陶酔した事は内緒です。
さて、お題に移ります。
教授、ボヘを引き合いに出されちゃですねぇ、どう払拭しようにも、これしか出て来ませんわ。
ある時はストライプ、またある時は市松模様、はたまたある時はゴールドの、胸あき全身タイツ。
これはレンタルは……そうだ!
新感線の右近さんならばお持ちですわっ!!お召しになってるのは何度も拝見してますし(爆)
Queen Tributeの時にお借りになったらよろしいかと。
「ッブォフェ~~~ン」「アハアハアハ母歯葉羽~」
銅鑼の合図の前にチラッと客席を観はったあのお顔・・
今もグルグルまわるあの衝撃のオープニング。
赤津崎様こんばんは。
おばちゃまはね。あの時ねゾクゾクしたのね。
大迫力の銅鑼との記念撮影。
うれしそうで「俺の銅鑼」風で可愛いです。
今日も快調なブログの更新。
銅鑼もさぞかし大喜びでしょう。
オープニング・・・銅鑼があれば、のこぎり楽器(ミュージックソー)もありかな?
関西風横山ホットブラザースのあれです。
お~ま~え~は あ~ほ~か~のあれ。
あかん。あかん。オープニングで客席 バンドの方みなこけてまうな!!
おばちゃまは、寝ます。おやすみなさい。・・・
カズさんこんばんは♪ヽ(´▽`)/
生ドラ…美味しそう(^q^)
どら焼き食べたくなってきちゃった…
買いにいこうかな~どうしようかな~( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄)
え、こんな時間に!?(笑)
130cmのはさすがに大きいですね~
これステージにおいたらむちゃくちゃスペースとりそう(笑)
しゃがんでるとは言え、カズさんがいつもより小さく見えるくらい!!!!
コンサートでまさかカズさん本人がドラを叩くとは思ってなかったから
びっくりしました(^o^)
新しいオープニングね(*^▽^)/★*☆♪
ん~、もういっそのこと客席から登場しちゃうのはいかがでしょう?(笑)
かずさん、こんばんは!
オープニングが受け狙いだったとは!
確かに昼の部は思わず会場が笑いに包まれてました。
けれど、あまりにかずさんが真剣に銅鑼を叩き指揮棒を振ってるので、
これはマジなんだ!笑っちゃいけなかったんだ!とみんな思ったはず。(笑)
そして「アハ アハ アハハハハハ〜」って文字にされると、なんか違う曲に思える。(笑)
これもかずさん、真面目にやってるんだと思ってたー騙されたー!
ほんと意表をつかれましたよ。完敗です。
意表をついた登場ですか?
そうですねー。
歌いながらゴンドラに乗ってお父ちゃんのように悠々と降りてこられたら、意表をつかれますね。
銅鑼以上に高くつきそうですが。(笑)
あ、マイフェアレディの曲。
ハットのかぶり方がどーしても沢田研二にみえてきちゃったのは内緒です。
(世代じゃないのにー。)
銅鑼でどら焼き…ドラえもんの着ぐるみで登場する一孝さんの姿を想像して、自分で受けてしまいました(笑)登場する姿はジーンズとTシャツのでシンプルな姿で十分ですから、是非、何日間かコンサートを続けていただけたらと心から願っています!!明日は、金曜日なので、一週間頑張った自分にご褒美として、どら焼きをプレゼントしますね(笑)では、太陽のような一孝さん、おやすみなさい☆
先ほど、『銅鑼』の金額調べたら、けっこうなお値段じゃ〜ござ〜ませんの(◎o◎)一孝さん☆よくまあ〜お買い上げになったな〜と思っておりましたの…☆
レンタルでしたのね…(jejeje)
銅鑼はレンタルだったのですね。
今後の有効かつ「ここぞ!」ってときの効果的な使い道を考えようと思ったのに〜。
おやすみなさいませ…zzz…
覆面塾生まみ (2012年9月 6日 21:15)
こんばんは。
教授のブログと塾生の皆さんのコメントを拝見させてもらって、コンサートの余韻に浸っています。
我が家は基地が近いので、よくヘリコプターが飛んでいますが、あのオープニングを聞いて以来、ヘリコプターの音とともに、銅鑼の音が聞こえてくるような気がします。
素晴らしいコンサートをありあがとうございました。
CDも毎日、聞いています。
英語がわからないので、残念ながら、どういう内容なのかわからずに聞いていますが、心地よい歌声とメロディがサンセットタイムにピッタリです。
日本語の歌詞がついていたらありがたかったです。
今度、時間がある時、訳してみようかな (*^^*)
それにしても、こんなに素敵な歌を歌う紳士が弟君とコンビニのコッペパンをかじりながら歩いているなんて…
コッペパンの話ではアラジンとアブーを想像してしまった私です。
あ。教授だ~( ̄▽ ̄)V
こんばんは、教授♪
本日のお題ですが…
う~~ん。。やっぱり。。。
コーラスラインの「ONE」のナンバーで
あの金色の衣装とシルクハットを身につけて、
ダンスをしながら登場っていうのはいかがでしょうか?
21年目を迎えられた、教授の新しい挑戦として♪
…な~んてね♪(* ̄ー^)v
じょ、冗談ですから~~(/TДT)/
>今日のブログを読んで、仕事帰りに「どら焼き」を買って帰ろうと思った人!いるやろ?
えぇ!!もちろん♪思いましたよ~(笑)
でも自宅の最寄り駅ついたときには忘れていました…
とほほほ(泣)明日、絶対買って帰ろう!!
コンビニの生どら焼きとかにしようかなぁ~(* ̄ー ̄)_凸”
…実は。
私もこの日のために銅鑼をご購入されたのかと
思っていました(^_^;)レンタルだったんですね~
ですよね~そうですよね~(笑)
ちなみに「ドゥワワワ~~~ン」っていう擬音を聞いて
思い出したのが、「エリザベート」の1幕最初の場面です。
ルキーニ登場シーンですね。
今日こそは!早く寝ます!!
おやすみなさい♪
教授、コメント ありがとうございま~す!
そうなんですね、銅鑼はレンタルだったんですね。
お家にあるなら、「ッブォフェ~~~ン」音源を目覚まし
ようにUPしてほしかった(笑)
無茶ブリ、ごめんなさい(大汗っ)ヽ(´`;;
また調子にノッてしまいました。。。
拙者、決して想像なんてしていません故。。。。。。(∀)
親愛なる賢明な諸君。
素晴らしい登場アイデアありがとう。まあ無茶ブリの嵐で嬉しゅうございます。(笑)
さて、銅羅についてですがレンタルです。あたかも買ったかのような印象をお受けになったかもしれませんが、それは我が物顔だっただけです。あ〜た、これ結構高いのよ。おばさまビックリなの。
そんなわけで、みんなの笑顔が見たい…そしてボケたい…それだけのために借りて来ました。
喜んでいただけて何より。\(//∇//)\
お休み。
こんばんは♪
コンサートのオープニング、やられたーって感じでした。
まさか指揮者になるなんて。途中で銅鑼叩くなんて。
見事につながったサイゴンとレミゼのOverture!
20周年にふさわしい幕開きでした。
で、この日のために55㎝の銅鑼を買ったんでしょうか?
レンタルじゃなく?
すごい。
今後のコンサート、ポップアップで登場…ってどうです?
奈落からポーンとカズさんが飛び出してきたら、みんなビックリまちがいなし!
かっこよく飛び出す見せ方は、きっとマサが教えてくれます(笑)
こんばんは!
わぁ!これが噂の銅鑼ですか?
130cmだと大きいですね。お写真ありがとうございます。
銅鑼を叩いてのオープニングとは、さすが石井さんならではの斬新な
発想ですね。
ドラ焼き食べたくなっちゃいました。
温かいお茶と一緒だと美味しいのよね。
今日のお題
・ヤマトタケルのように鳥のような派手で綺麗なお衣装で
客席から舞降りつつ歌いながら登場。
・バンドのメンバーの中に混じって、ギター、ドラム、又はキーボード
を弾きつつ登場。
・バンドのメンバーが皆さん同じ衣装で登場→石井さん早変わりでお衣装
替えして歌い出す。
一孝さん(o^∀^o)
ブログの更新♪と130cmの『銅鑼』との2ショット(^w^)ありがとうございます。
ビックリです(◎o◎)
『銅鑼』は、一孝さんのだったのですね!
舞台の関係か音楽関係のどなたかに、お借りしたのかと思っていました。
『ミス・サイゴン』『レ・ミゼラブル』のOver ture』は鳥肌でした…☆
その後に流れる『ANTHEM 』…☆
「一孝さん、センスいいな〜」と思いました♪
『銅鑼』を叩くことを思いついたり、『レ・ミゼラブル』のパフォーマンスも凄く好きです。
企画・構成・構成…御自分の譜面だけでなく、バンドの譜面まで書いてしまう一孝さんの凄さに驚かされてばかりでした…☆
☆今日のお題…。
☆「グランドピアノをセンターに置き、優雅に弾き語る」
☆「和太鼓を叩く」
☆「人形を使って腹話術」
☆「大きい羽根をつけて、大階段を降りる」
あ〜難しい(∋_∈)
P.S
『ボヘミアン・ラプソディ』去年、アラカルトで一孝さんが歌ってくださったことを思い出しました(^_^)