光と影に彩られた雲が舞う夏空。今日の雲の横顔は…ほんのり悲しげに見える。
偉大な作曲家 マーヴィン・ハムリッシュが68年の生涯を閉じたからかもしれない。当ブログでも何回か触れているが、マーヴィンはあの『コーラスライン』の作曲家。ミュージカル『デュエット(They’re Playing Our Song)』も彼の作品だ。映画『Sting』や『007 私を愛したスパイ』もそうだ。
TV作品に与えられるエミー賞4回、音楽作品に与えられるグラミー賞も4回、映画作品に与えられるアカデミー賞を3回、ミュージカル作品を対象とするトニー賞を1回、そして何と、ジャーナリズム向けの賞として高い権威が認められているピューリッツァー賞の文学芸能/音楽部門も獲得している。この5つの賞を受賞したのは、『サウンド・オブ・ミュージック』『回転木馬』『王様と私』で知られる大作曲家リチャード・ロジャースとハムリッシュだけだそうだ。
偉大な才能がまた一つ天上高くに召されていった。
そんなわけで今日は少しセンチメンタル気分だ。ハムリッシュの名曲を少々。センチメンタル気分の名曲を少々。うちの大切な塾生にお届けしよう。
★One / 『コーラスライン』より
http://www.youtube.com/watch?v=tyZeGOsR9IA
まずはこれでしょ!ミュージカル愛好者でこの曲の洗礼を受けていない人は「モグリ」だ。この難解な進行。複雑なハーモニー。独特の転調。でもそれでいて限りなく美しい仕上がり。This Is Broadway!!!!
歌も踊りも曲もアレンジもすべてが完璧。僕等にこのような「奇跡のメモリー」を与えてくれたマーヴィンに心から感謝したい。
★カーリー・サイモン / 007 私を愛したスパイ(Nobody Does It Better)
http://www.youtube.com/watch?v=oe4wDVVqVc4
マーヴィンの大出世作。ウルトラ名曲やないか?若き日のマーヴィンも映っているのだが、03:06の極上のデレデレ顔が見ものだ(笑)。共感できるぞ、おい。
★デイヴィッド・ゲイツ / Goodbye Girl
http://www.youtube.com/watch?v=mqJaQM_o_oc
96年。マーヴィンの作ったミュージカル『Goodbye Girl』に出演させてもらった。元々、映画が最初だったこの作品。映画の主題歌として、この曲が大ヒット。この曲の作曲はマーヴィンではなくDavid Gatesだ。
パルコ劇場でミュージカルとして上演した時も、終演後にこの曲が流れていた。マーヴィンの歌もこのデイヴィッドの歌も両方好きだった。
Davidは「ブレッド」すなわちパンという意味のグループのソングライターで、心の琴線触れまくりの愛の唄だ。映像で眼鏡をかけている男(リチャード・ドレイファス)の役を俺は演じていた。ちなみに彼はこの作品でオスカーを手にした。一世一代の名演技、もしまだ見たことがない方はDVDを買ってみて欲しい。泣けるよ。
★ダン・フォーゲルバーグ / Longer
http://www.youtube.com/watch?v=U979UYoZA7I
マーヴィンとは何の関係もないが、繊細なハートを持つ俺にピッタリの名曲をご紹介する(笑)。何度聴いても心が洗われる癒しのメロディー。コーラスはダンが全部1人で多重録音しているとのこと。世にも美しいハーモニーとアコースティックギターの豊潤な香り。歌詞もおそろしく素敵だ。この曲をバックに「この広い空も蒼穹の海も…すべて君のものだよ」そう囁いてみたい(笑)。
愛しい誰かと旅に出て、寄り添いながらボ~っとしたい….仕事中であるにも関わらず、君は今そう思ったね(笑)?
忙しい日中にささやかな潤いをどうぞ…..。
君のセンチメンタル気分の名曲を募集したい。仕事中なのにボ~~~っとしたくなる空と海系のヤツか(笑)、繊細な心の琴線にタッチするヤツね。
maki様
お役にたてて良かったです。
maki様の音楽の知識に私はいつもお勉強させて頂いておりますので。
ところで、『蒼穹…』どこかで聞いたと絢様の投稿の時からずっと考えていましたら、分かりました。今思い出しました!
高校生の時に読んだ本に
『蒼穹の月』というのがあった!あーすっきり。
そして思い出しました。もう一つ。
センチメンタルかは分かりませんが、以下の歌詞の歌をよく高校生のころ、夜空に向かって、お風呂で歌っていました。
いきます。
【歌詞】
見上げりば幾千に
輝いた星たちが
いつの日も
変わらずにみつめてる
僕たちのことを
本当の優しさを
思う度迷うのは
傷ついたあなたの力になりたいからだね。
悲しい時や寂しい時
僕はいつでもそばにいる
それでも僕は
あなたの痛みを
代わってあげられはしない
見上げれば幾千に
輝いた星たちの眼差しが
本当の優しさかもしれないね。
時には言葉よりも
一つの微笑みが
暗闇に溺れた夢
助け出してくれる。
見上げれば幾千に
輝いた星たちの眼差しが
本当の優しさかもしれないね。
星の眼差しになろう…。
という歌です。
ただ、今でも歌えますけど、題名がわからないという歌。
きれいな低めのメロディーと優しい歌詞が今でも好きです。
以上。徒然なるままに。
石井さん、こんにちは。
「蒼穹の海」って……(//_//)もうっ!石井さんたら(//_//)
使ってくださってありがとうございます(*^^*)そんな素敵な台詞、一度でいいので言われてみたいです。石井さんに<バシッ>。
やっぱり「ONE」はいいですね。改めて聞いてみると、途中のメロディがすごく複雑で難しくて、思わず何度か聞き直してしまいました。
ほかのどの曲も素敵でしたが、中でも「Longer」は、かなりキュンとしました♪
募集中のどのテーマにも当てはまるお勧めのアルバムがあるんです!これはどの曲も良くて1曲に絞れません(>_<)
沖縄の元祖ネーネーズのヴォーカル、古謝(こじゃ)美佐子さんという方の『廻る命』というアルバムです。70代の「おばぁ」にしてバリバリ現役!
石井さんはあまり沖縄はお聞きにならないかも知れませんが、独特の声もアレンジも素晴らしくて、アイルランド民謡の「ポメロイの山」や「アメイジング・グレイス」なども綺麗です。
泣けてくるくらい癒されます。ぜひどうぞ!
ただ、アマゾンにも滅多になく、古謝さんのサイトで注文しないと買えないと思います(汗)
では、とりあえずここまでで失礼致します。
ちょっと寝不足で頭がフラフラな午後も愛を込めて♪
教授こんにちは。昨日は過ごしやすい気温だったので今日の暑さはちと辛いですねぇ(^_^;)
センチメンタル気分の名曲…
★仕事中なのにボ〜〜〜っとしたくなる空と海系
空海系=野外=THE ALFEEの夏イベ な図式(笑)が出来るアタシとしては、
やはり海風吹かれながら聴いた曲が出てきます。
『真夏のストレンジャー』『セイリング』『SINCE 1982』『ROCKDOM-風に吹かれて-』
『TIME AND TIDE』『Sunset Summer』『夏しぐれ』『Musician』etc…
あげるとキリがありません(苦笑)
(センチメンタルとはちょっと違いますが、星空の下で聴く『星空のディスタンス』は最高!)
ちなみに…
『SINCE 1982』『TIME AND TIDE』は今回ご紹介くださった『Nobody Does It Better』に、
『Musician』は『Longer』に近い雰囲気の曲です。ご一聴あれd(・ω・*)
★繊細な心の琴線にタッチ系→VOICE『24時間の神話』
曲といい歌詞といいビシビシと心の琴線にくる曲です゚(゚ノД`゚)゚
へぇ〜!へぇ〜!へぇ〜!
「へぇボタン」を押しました♪
なかきよ様
有難うございました♪
またひとつ賢くなりました♪
maki様
コメントありがとうございます。
『赤とんぼ』
大御所を忘れていました。
そういえば、
夕焼けこやけ〜の
赤と〜んぼ〜
の「赤とんぼ」のところのメロディーは藤原定家のころのアクセントとイントネーションにあっているんだそうです。
高く強く
「あ」
下がって弱めに
「かとんぼ」
うーん。不思議な感じ。
おお!
「赤い靴」「通りゃんせ」とくるならば
私は断然「赤とんぼ」ですね。
夕暮れの日本の情緒溢れる景色が思い浮かばれる、短いながら名曲だな〜と思います♪
石井さん
おはようございます。
松本の『兵士の物語』(小澤征爾さんがイタリアの音楽祭のように松本の街を音楽に染める一月の中の一つの演目です)から帰宅して石井さんの愛する浦井君の『songs for a new world』を観に行き、しばらく、ぐったりして、復活しました。
やはり、石井さん、愛する浦井君のお誕生日の公演にいらしたんですね。浦井君の『尊敬する先輩』は石井さんのことかなぁ〜。とうっすら考えていました。私は7日に行って来ましたよ。
浦井君は最後のトークの初っぱな、「サッカーがぁ〜」と話がコロンと間違って進みそうになっていましたが、自分の話を、自分で切り上げて回避していました。皆さんとても仲良く、各楽屋があったけれど、『居間楽屋』を作っていつも一緒にいたそうです。
そして、昆さんのファルセット、本当にきれいでしたね。しかも可愛らしい小柄な女の子で、どこからあの声が?と驚くばかりです。
さて、話はさておき、センチメンタルな曲ですか?
うーん。なんでしょう。
あまりセンチメンタルな状況にならないからなぁ〜。
『あかい靴』『とおりゃんせ』とか?私はこの2曲のメロディーを聞くとしんみりしてきます。ダメですか?
ところで、『コーラスライン』といえば、このミュージカルがきっかけで、ミュージカルの世界に飛び込んだ【岡幸二郎さん】が今日、明日と『ミス・サイゴン』の公演のため、山梨県に来ていらっしゃいます。
20年前に石井さんのデビューした『ミス・サイゴン』。
市村正親さんも20年前と変わらずエンジニアとしていらっしゃいます!
石井さんと同じ事務所の山崎育三郎さん。
レ・ミゼの
知念里奈さん
泉見洋平さん
も山梨県にいらっしゃいます。
石井さん、もしこちらの方々に伝言おありでしたら、明野の○まごで作ったチョコレートブラウニーを持参して今日、そして手ぶらで明日も行くので、お伝えします。
おありでしたら、書き込みをお手数ですがお願いいたします。あっ、ないですか?もしあったらということで。
おはようございます♪
「Longer」は大ヒットだったんですか。知らなかった。まだ調べてないや。
ミュージカル曲ばかり聴いてた時でしたから、すっかりメモしていたのを忘れてました。
この機会にCD買わなきゃ♪
皆さんそれぞれいろんな曲を挙げられてますね♪
「Without You」も出てました♪
これ、マライア・キャリーがカバーしておりましたが、ついでに元々誰が歌っていたかと調べたんですが、あれ?どこかに書いたんだけど…。
石井さんはご存知なんでしょうね♪
Nilssonとかなんとか。
すみません。後で調べ直しておきます。
男性でしたが、女性のような声をされていました。しかも最初に見た写真が性別不明で女の人かと思っちゃった。
あ、ありました!
ちゃんとノートに書き留めておりました。
Harry Nilssonという方でした。
はい。実況ライヴでお届けしております(笑)
一仕事終え、今から朝食にしようかと。
何作ろうかな〜♪
ではでは♪
Longerは本当にいい曲ですね。
大ヒットしたし、様々なTV番組にも使われていたと思うので、さすがに知っています。
この方の曲はロックっぽいフォークで、うるさくないから、最後まで聴けます。
Dan Fogelbergさん、2007年にもう亡くなっているのですね。享年56歳。
もったいな~い!!
stageIVでもビタミンA大量が著効する可能性が高い癌なのに。
この幸せそうな写真集の最後の方はもう癌の闘病中だったのか?
晩年幸せだったことを祈るのみ。
私はチベット仏教徒なので、空性論に基づき、
この曲をバックに「この広い空も蒼穹の海も…すべて幻なんだよ」
そう囁かれてみたい(汗)。
センチメンタル気分の名曲・・のお題に解答。
①「誰もいない海」トワ・エ・モア
1973年のライブ録音版↓
以下、すべて頭に
http://www.youtube.com/
をつける。
watch?v=IxzoGHrdqMw&feature=related
②映画ニュー・シネマ・パラダイス『愛のテーマ』
映画も数千本見た中で、MY TOP 10の1本。
あえて映画サントラでなく、素人さんの電子ピアノ音源。
堂々の54万回DLはこれがいかに素晴らしい演奏か!永久保存版音源。↓
watch?v=0HP7ZNjC5Ro
③海ゆかば
8月になるとたびたびこれを思い出します。名曲だと思う。
もちろん戦争体験はないので、お盆時に非常にセンチメンタルな気分になるだけです。
ところで、作詞家は「大伴家持」って知ってました?
万葉集の中におさめられた長歌の一節で西暦749年の作。
吹奏楽バージョン 帝国海軍軍楽隊バージョン、独唱入り、合唱などいろいろ収録。
watch?v=oXNN04X7tK8
マーヴィン・ハムリッシュさん68歳まだまだお若いのに・・
ご冥福をお祈り申し上げます。
コーラスラインはじめてみた時の感動は今も忘れられません。
オーディションの緊張感とどこか息苦しささえ感じる時間の流れ、The music and the mirror(キャシー圧巻のダンス)、What i dod for love、と徐々に希望の光がみえついにフィナーレの「One」でバーンと突き抜けて、金キラのお衣装が眩しく、見る者にも希望の光に包まれつらい事なんて一瞬のうちに忘れさせてしまう素敵な曲とダンス!!!
デュエット2008年7月公演のパンフのかずさん!あ~た!今のほうが若こうございますよ(笑)おしゃれな舞台でしたね、おっとここにも学生時代のネタが@@:自ら白状しちゃってるじゃないですか(笑)
今晩は。
確か先月にマービン・ハムリッシュ氏をご紹介頂いて、「コーラスライン」や石井さんがご出演されたミュージカルだけでなく、「追憶のテーマ」等映画音楽も手掛けてらっしゃったことを知って感動したところでしたので、
私も少なからずショックを受けておりました。
「007私が愛したスパイ」の曲も「Sting」の曲もでしたか!大好きでしたよ♪
まだまだご活躍できたでしょうに、本当に惜しい方を亡くしました。
ご冥福をお祈りいたします。
そしてそして。
出先でブログにざーっと目を通し、確か2年ほど前の秋口に、ラジオで聴いた曲が本当に素敵で、題名をメモしたものを、車にしまったままなのを思い出しまして
このテーマにいいんじゃないかともう一度ちゃんとYouTubeで曲を確認して書こうと思ったら!!
なんと石井さんがアップしたものと同じでした!!
びっくり!!
本当に石井さんってば、何でも知ってるんですね!!
私は聞いたことがない名前でしたが、感傷的というよりは幸せに満ちた感があって、そう、石井さんの書かれている通り、好きな人と寄り添って幸せを感じながら聴いてみたい曲ですね♪
ほんと♪コーラスがなんとも素敵で、アコースティックギターの音色が秋に向けてピッタリ♪
幸せを感じながら聴くならば、ビージーズの「How Deep Is Your Love」も聴きたいな。
そして寄り添うで連想する、映画の中で、まさにベンチで二人寄り添うラストシーンで流れるエルビス・コステロの「She」も好き♪
涙したい時は…「Without You」などどうだろう?
あ、「After The Love Has Gone」も素敵♪
他にもあるかもしれないですが、とりあえず思いつくのを。
エンニオ・モリコーネ。
センチメンタルでもあり、癒されたりもしますね。
(なんて、音楽知ってる人っぽく書いてみました^^)
(えと、一応彼のCDは持ってます。)グンナイ。
そんな素敵な空の描写に、ハムリッシュ氏も微笑んでいる事でしょう。その空のずっと奥で。
夏空を追いかける旅に出ているので。オススメ曲たち、後でゆっくり聞きます♪
塾生の皆様のセンチメンタル曲たちも、興味津々!
センチメンタル気分な名曲。
♪井上陽水さん「少年時代」。
♪映画、「ニュー・シネマ・パラダイス」の曲たち。
ぼーーーっとして、ふわっとして、その後琴線をボロロロロンとかき鳴らされ。
色々な要素や思い出がギュッとつまった、純度100%のキレイな涙が湧き出す事も。
こんばんは♪
偉大な作曲家マーヴィン・ハムリッシュがお亡くなりになって、私も少しセンチメンタルな気分になっていました。
『Goodbye Girl』は観劇できていませんが、『デュエット』は観劇できたので、石井さんの演じたヴァーノンの歌もまた聴きたくなってしまいました。(『T&S&A』の時、ロビーに置かれていた募金箱に、ヴァーノンがピアノを弾いているお写真が貼られていて、ちょっぴり懐かしいな~なんて思っていました♪)
今日も素敵な曲の紹介をありがとうございました。
ダン・フォーゲルバーグのLonger♪私も好きな曲です。
メロディーも好きですし、とってもロマンティックな歌詞で素敵な曲ですよね。
私のセンチメンタル気分の名曲は・・・。
★スティング / Windmills Of Your Mind
映画「華麗なる賭け」の主題歌(1999年のリメイク版のスティングバージョンです。)
ミシェル・ルグランの名曲です♪
メロディーも歌詞も繊細で物悲しいところがお気に入りです。
ブルーさまへ
どうぞお大事になさってください。一日も早い回復をお祈りしております。
まだまだ暑い日が続くと思いますので、石井さんも皆さんも、体調に気をつけてお過ごし下さいね。
おやすみなさい♪