2月16日。暗澹たる雲行き。世界が重い未来の色で遮断されている。
あたかもスヴェトラーナとわたしの心のように….。
『Chess』を生きていていつも考えさせられたのは、妻スヴェトラーナとのこと。あ~た、見てごらんなさいよ、これだけの美人さんだよ。この方を祖国に置き去りにして亡命し、一切連絡を取り合うこともなくイギリスで生活していた男アナトリー。
まあ夫婦の問題は当人同士にしかわからないであろうから、何か人には言えない問題を抱えていたのかもしれない。チェスにしか感心の無いオタクな旦那に「たまには富士急ハイランドかハウステンボスに連れて行ってよ」とか怒りを爆発させていたのかもしれない。
しかし….ツラい現実だ。
フローレンスの存在があまりにも大きくなってしまい、どうしようもなく…たまらず…身を寄せ合い、昨日のまぼろしを生きた代償はあまりにも大きいと思う。
ミュージカルの世界ではこういった泥沼のストーリーは比較的少ない。やっぱり夢を見に来るわけだからね。ストプレはけっこうこういう類いの地獄絵図が多いけど。
スヴェトラーナの目線で見たら、アナトリーは完全に「ギルティー」だ。
しかし最後に「それが彼」と歌う彼女がいる。
深い。
君が脚本家なら
「なぜアナトリーは妻を残して亡命したのだと思う?」
「君が妻の立場だったら、”それが彼”と思えた?」
「君がフローレンスだったらどう感じたでしょうか?」
冷戦という暗い影に翻弄されたアナトリーは、2人の女性の心にも暗い陰をおとして生きて行くことになる。
最近PCを開けない状態が続き、携帯からだと私の機種がヘンなのか
投稿できないので、足が遠のいていました。
久しぶりに見られたので、コメントを…と思っていたら
また、難しい宿題で(^^;;;)
チェスは1回きりしか観られなかったので、
このチェスという作品の中での各々の感情を
いろいろ詮索することはキビシイですが。
私が脚本家なら
「なぜアナトリーは妻を残して亡命したのだと思う?」
妻のことは、気に入らない、嫌いというわけではなく、
好きの部類でしょうが、大人の事情もありきの結婚で
情熱的な気持ちに少し計算も入った愛だったのではと。
妻は、着心地が良く、着ていて楽な服。
もし、着心地が悪かったら、あえて選ばなかったかもしれない服。
反対に、フローレンスは着心地が悪かろうが窮屈だろうが
今、着ずにはいられなかった服かな。
それは、新しい服自体に魅力はあったのは確かだけれど、
古い服を脱ぎたいという心理があった上での
今、着ずにはいられなかった服発見!だったのでは?
そして、その新しい服を着た(=古い服を脱いだ)ことによって
アナトリーは、いろいろと新鮮な出来事に遭遇していく。
優等生のアナトリー君は、「こんな大胆なことしちゃった自分」
というものにも少し酔っているし、根が生真面目そうなので
大胆なことしたからには、後戻りできないと思っている。
(だって、古い服は脱いで、捨ててきちゃったもんね)
その上、恋の初期は、自分が全能の神のように思える時期なので、
今まで封印していた「ここではないどこか」へ行って
自分らしく深呼吸してみたいという願望(誰しもが多かれ少なかれ
そう思っていると私は思う)も頭をもたげ、その願望を叶える
大義名分(=後戻りできない)を得て、背中を押され亡命した
という感じでしょうかねぇ。
「君が妻の立場だったら、”それが彼”と思えた?」
芸術家や勝負師というのは、というか、一芸に非凡な才を見せる人は
やはり、感覚がいわゆる凡人とは違うと思うのですが、
そういう非凡な人のそばにいると、「それが彼」と思わなくては
やっていけない状況(やってられねーよ的状況>笑)というのは、
案外、多い気がする。
そんな非凡な彼と長い間生活をともにしていた妻ならば、まぁ
納得はできないけれど、理解はしたんだろうなぁ。
わたし的に、その妻の思考は理解の範疇かな。
でも、ぶっちゃけ、私は、そもそも、そんな非凡な人を選ばないかもな。
だって疲れるもんねぇ(笑)
「君がフローレンスだったらどう感じたでしょうか?」
まぁね。愛情は感じるけどね。
「アナトリー、カッコつけんなよ!」ってちょっと思うかな(笑)
アナトリーを選ぶか、親を選ぶか、私に決めさせてくれ
せめて、相談してくれって思う。
そして「私のためっていうけど、本当にそれだけ?
どっかで(10%くらいは)、元のレールに戻れるっていう安堵感
(=うしろめたさや先の見えない不安が解消される安堵感)も
あるんじゃないの?」って穿った見方をするのは否めない(^^;;)
アナトリーが死んだら、スヴェトラーナと、アナトリーの
ありえない発言・行動を肴に、いい飲み友達になれそうな気がする(笑)
続きとなりますが・・・・
>「なぜアナトリーは妻を残して亡命したのだと思う?」
CHESS世界チャンピオンに出るような人は、当然フツーの人ではありません。(笑)
フレディは解り易く、くだけた衣装とかキレやすい設定になっていますが。
格好良く、スーツを着こなしているアナトリーも、実はフレディと同じくフツーの人ではありません。幼い頃から才能を見込まれ、英才教育でここまできたのでしょうか?『頭の中はCHESSの事だけ』 しかも国家の威信まで背負わされている・・・・ アナティが『束縛なくCHESSの世界に生きたい』と重圧に苦しんでいた事は間違いない事でしょう。『勝たせたい~なら♪♪』この難解な音はその苦しみの現れ?
ただCHESSしか知らない彼は、一人では亡命を決心したかどうか?
恋人と決裂して、仕事もパートナーも失った彼女の『手折ってもよろしくてよ ハート』の誘いがなければ踏み切らなかった気がします。
もちろん、同じソ連の体制による苦しみは共通で、一挙に通いあう心は『恋』と呼ぶに相応しいと。
ただ、Heaven Help My Heart で歌詞が十分に聴き取れなかったのですが、フローレンスが手放して新しい恋を喜んでいない感じでした。『彼は私を知ろうとはしない。こうやってパートナーを代えて生きて行く私』みたいな感じでした。 亡命者であった5歳の女の子は、実際そうやって生きてきたのでしょうね。
2番はさっき書きましたので。
3番の
>「君がフローレンスだったらどう感じたでしょうか?」
彼女は最初から、期間限定の恋だと分かっていたと思います。
(挑戦者の事ぐらい調べているでしょうから妻子持ちな事は解っていた)
だからこそ燃え上って、そして美しい別れへと。
Endgameで、『彼が他人を遠ざけ、フツーの人でなかった』との非難に『違~う。違~う』とアナティ。『遠ざけたのではなくてCHESSの事だけで頭がいっぱいだっただけなんだよ~信じて~』
そして、東京公演では 女性二人の 『ウソ「!!!』が合いの手で入ったのですが、大阪公演では、コーラスの 『CHESS!!!』 の音量が凄く大きくなっていて『ウソ「!!!』はほとんど、聞き取れなくなっていました。 演出家はアナティが責められないように(笑)庇って下さったのでしょうか? 荻田さんに伺ってみたい変更点です。
皆様、深いです♪人生勉強になります…
アナトリーは、追い詰められていた…フローレンスを通して、自由な世界に憧れ開放されたかったと推測しました。
そんな、アナトリーを愛し許してくれる2人は、包容力があると思いますが、やっぱり、アナトリーが素敵な人だから…!?という見解に達しました(笑)
私が、アナトリーの妻だったら、子供の成長のみに必死になります…他は、どうでも良いですね。「ミス・サイゴン」みたいな気持ちです…戻ってきたら、子供の父親だし、優しい人みたいだから、許すかと思うけど。子供いなけりゃ、許しません…別の人生探すかも
自分、フローレンスだったとしたら、必死に止めますが、行っちゃったら、国境越えられないので、前向きに、新しい人生考えます
理想はアナトリーが、すべて棄てて、国境越えた次点で、フローレンスとの永遠の愛を誓う路線が、ロマンチックでいいなぁ…ロミジュリ、アイーダ系が、私の理想です♪「2人で一緒にいれば、なんにも怖くない♪」
現実は、シビアなのかもしれませんけどね。おやすみなさいませ…
Oh no!
私としたことが。。。
教授の垂らした釣り糸の餌に即行パクリ食いついてしまいましたが、
周りを見渡せば鯛や平目の舞い踊り♪
文才おありの方々ばかりの中、下書きもなしによくもこんな投稿をしたものだと
自分で自分にびっくり驚いておるところです。
雑魚の私は只今後悔先にたたずの赤面状態です。
どうかこの雑魚をリリースして、全てを水に流してくださいましm(_ _)m
Another word.
私の投稿分、消去をお願いできませんでしょうか。m(_ _)m
私ったら、全くもって冷静さと礼儀を欠いた無秩序な書き込みでした。
お恥ずかしいです*^^* では、失礼いたします*^^*erase please!
教授、こんばんは!
私が妻の立場なら、アナトリーを待ちますね。だって好きで結婚したのだから。アナトリーを信じてひたすら待ちますね。
I know Him So Well での唯一のスヴェトラーナの笑顔で泣けるのです。私なら、泣いてますね、毎日。でも笑顔!きっとアナトリーの全てを愛してたのです。
写真♪
教授、顔が近ッ!(笑)
『あ〜た』←(爆)
おネエ系ですか?
デビ夫人ですか?
かずさん。こんばんは。
今日はなかなか奥深い問題です。ほんと綺麗ですスヴェトラーナ婦人。
ストーリーを読むだけなら「目の前の幸せに飽き足らず~♪」で他の女性とどこかへ行ってしまわれたとしたら妻としてはたまったものではありません・・・でも、そこは物語・人生には夫の背景は見えずに事実だけ見え結果がでますが、観客としてどちらの愛にも触れたなら誰も責める事はできません。そこから始まるこのご質問
「なぜアナトリーは妻を残して亡命したのだと思う?」
アナトリーにとってはアメリカ代表のフレディとフローレンスは自由の象徴。チェスロシア代表として常にロシアを背負って勝負を駆け抜けてきた彼にとっては、ロシアという祖国は偉大で心から崇拝しているけれども反面チェスだけに生きたいという気持ちの妨げでもあったのではないでしょうか?フローレンスに心惹かれ自由に心預けチェスのよき理解者である彼女とチェスの世界だけで生きることができる。これは彼としては最高の幸せだったに違いなかったことでしょう。妻の事・・きっと少しは気がかりではあったでしょうが・・・あの場面あの場に及んでは妻の存在は彼は忘れていた・・いや忘れたかったのでしょう。子供がいる、いないに関わらず非現実を夢見る男性の姿がここにある気がします。笑 真面目なアナトリーだから憎めない。いやかずさんだから憎めない。。役とかずさんがだぶっちゃってしまいます。私・・
「君が妻の立場だったら、”それが彼”と思えた?」
スヴェトラーナ婦人はまるごとアナトリーを愛していた。だから思えた。
だから・・・かずさんとだぶっちゃってるから。。「それが彼」って思える。笑。 結末は自分のもとに帰ってきてくれる人。愛しているから「それが彼~♪」って納得しないと受け入れる事出来ない気がします。
「君がフローレンスだったらどう感じたでしょうか?」
彼女はとても芯のある女性。一つ一つの恋の終わりの度に大きく羽ばたくことのできる女性だと思います。ただ崩れだすととことん崩れてしまう儚さ持っている女性。アナトリーとの生活もずっといつ消えるか解らない不安がいっぱいで仕方なかった。私がもし彼女なら(はい。肩ひもから肉がはみ出たフローレンスですが・・)自分の父親という存在のお話が出た時点で彼の妻の存在も意識してしまうのではないかなと思います。恋は二人の世界だけに浸っている時はとても幸せで盲目ですが、肉親、配偶者が見え隠れしたとき一瞬にしてひと時さめるものではないのでしょうか?アナトリーとの別れを美しい別れだと何度も何度も自分に言い聞かせきっと次の恋を見つけるに違いありません。。よりもっともっと素敵な恋を・・
好き勝手な解釈で書いてしもた。。。4人の恋物語は切なくて美しいです。それはとても素敵な曲とキラキラ輝く歌詞に色づけされているから・・もう一度そんな彼らの愛と出会いたいです。
で、石井さんの答えはどうなんですか??
私が脚本家なら、今日のお題についてそれなりに納得できそうなエピソードや、演出家ならそれなりの演出を考えるでしょうが、それは脚本家や演出家としての仕事だからそうする訳で、一人の女としては上記2つは全くもってわかんなぁ~い。
「なぜアナトリーは妻を残して亡命したのだと思う?」
【納得できそうな創作エピソード】実は妻もKGBの一員と感じ始めていたアナティ。子どもはかわいいがその息苦しさったら。そしてチェスの世界大会でも国家の重圧をかけられストレスは最大値の時にフローレンスと出会う。子どものような対戦者を必死に庇う彼女がいつになく気になる。
【心の叫び】だからってあ~た、妻子を捨てて亡命したら妻子はどうなんのさ!学生の時に読んだ著書「誰も書かなかったソ連」によると国民は十分ではない配給制で生活していたんだよ?夫の名誉がなければ暮らしていけないどころか、亡命なんて非国民的行為は家族も罰則の対象になったのでは?養育費くらい送りなさいよ!ゆ、許せんアナティー!!(あ。。。怒り再燃)
「君が妻の立場だったら、”それが彼”と思えた?」
【納得できそうな創作エピソード】妻は夫を愛し、夫の窮屈さを理解していた。「チェスに生きる」夫を理解していた。だからもっと自由にチェスを生き、もっと自由にチェスの王者として振る舞う夫を望んでいた。「子どもたち、よくお聞き。お父さんはね、国家の重圧がかかるチェスではなく、もっと純粋に自由にチェスの世界で生きたかったのよ。国家対国家ではなく、たった一人の自分とたった一人の誰かとの真っすぐな勝負がしたかったのよ。わかってあげようね」
【心の叫び】「それが彼」なんて自分はまだしも、子どもの犠牲の上に成り立つ正義なんてないんぢゃ~!!(独身のくせに、子どもいないくせにすみません^^;)
と、彼に妻子がいた場合(いたんですよね?)こうなります。
が、妻だけの場合で自分が妻なら、そして彼がフローレンスもだけど、チェスも愛していて国家の重圧に苦しんでいることを知っていたなら、「好きにしていいよ」と思います。
そりゃあ愛しているから悲しいけど、彼が自由に大空をはばたくのを止めることはできない。
「君がフローレンスだったらどう感じたでしょうか?」
幸せな日々の中でもアナティーが妻子を捨ててきたことを忘れることはできないなぁ。
誰かの犠牲の上に成り立っている自分たちの幸せってなんだろう・・・?って、言わなくても心の中で死ぬまで気にかけていそうです。
で、アナトリーは帰ってしまうでしょ?
「それが彼」とは思うけど。。。
申し訳ありませんが、私は私なりの幸せをまた探します(笑)
でないとアナティーの決断が浮かばれない。
フローレンスは幸せになるべきだと思います。
でもよく考えると、アナトリー、フレディ、フローレンス、この3人の気持ちや行動が正直理解できないところが多々あります。
私が生きてきた境遇と違いすぎるし、こんなに早く恋に落ちないし(私はじっくり型)、亡命してアナトリー&フローレンスが本当に幸せだったって思えない。だって逃げたんだもん。捨てたんだもん。
たぶん、これが海外物のネックです。私にとってだけかもしれないけど・・・。
それが「アナティー♡」って思ったのは演出効果、音楽、キャストのレベルの高さ、そしてこれがコンサート形式だったからかもしれません。
ミュージカルだったらアナトリーに寄り添えたかどうかわかりません。
基本的に行動パターンがよくわかんないから(^^;)
このお題、みなさんめっちゃ真剣に考えると思いますよ。
ただでさえ『CHESS』に感情移入してますから。(自分も含めて)
kazuさん。075心の勉強になりますね(笑)(^-^)
アナトリーは、自由の風をまとったフローレンスの側では、きっと気持ちよく息ができたんでしょうね。
というのを亡命の理由につけ加えようかな。
では最後のお題。
★「君がフローレンスだったらどう感じたか。」
まずありえないから難しい…。
今は亡き飯島愛さんが、「私は妻子がいる人ばかり好きになるけど、こちらを振り向かれたら嫌いになる。」って言ってました。
わかります?
家庭を大事にする人だから好きになったのであって、妻子を捨てれる人は信用できないというのです。
だって、今度は自分が捨てられるかもしれないでしょ?
私も、たとえ妻子のいる人を好きになったとしても、妻子を捨てさせることはできないし
捨ててこられたら、やはり信用できなくなるかも。
百歩譲って、私がアナトリーと共にイギリスに住むことになったとして
そうなると、もうどうなってもいい!!ってほど好きで好きでしょうがないんでしょうけど
アナトリーが急に奥さんと祖国に帰ることになったとしても
決して引き止めることはできませんが、ショックでやはり毎日泣いて暮らします(笑)
でも、実は私のためだったと知って、救われるかもしれない。
今でも彼は私を愛していると。
その想いを胸に、上を向いて歩いていけそう。
ま、そのうち誰か寄り添ってくれる人が出てくるかもしれませんけどね。
なんてったって美しいですから♪私♪
じゃなかったフローレンスだった!てへ♪
これはあくまでもミュージカルですから全然構わないんですけど。
男性が書かれているせいでしょうか…。
現実に置き換えてみると、ちょ〜〜っと女性が男性に都合よく描かれてる気もしますけどね。
1に求めず2に縛らず、受け入れ、歩み寄り、寄り添う気持ちがあればいいんじゃないかな〜。
教授、こんばんは。ハウアユードゥーイン?
①「なぜアナトリーは妻を残して亡命したのだと思う?」
なぜなら私の「メ~モリ~♪」がそう筆を動かしたから。
とかいった、脚本家自身の体験がそちら側にアナトリーを動かした可能性があると思います。
あと、西洋の人はギリシャ神話やシェイクスピアをベースに物語を展開させたりしますので、私も禁断の果実あたりをレア(層)の1つに入れるかもしれません。
②「君が妻の立場だったら、”それが彼”と思えた?」
はい。当時のUSSRに住む私はそう感じると思います。
21世紀の私はDVDのスヴェトラーナの勢いを持った、
怒れた主婦の”それが彼”ですね^^。
②「君がフローレンスだったらどう感じたでしょうか?」
「これも愛♪あれも愛♪・・・TT」。
いろんな思いに心は揺れますが、これもあれも全て覚悟済みTT。
私はハンガリアン。いつだってそうやって生きてきてるから。。。
という思いになる思いと重く空虚な気持ちが入り混じっている感じのような気がします。
When the crazy wheel slows down…
Where I want to be。英語盤ですが、ここが好きです。
書き込みながら胸がいっぱいになってきますね。
(今Pity the childが流れている。というのもありますが。。。)
再演またはミュージカル化を期待しております^^v
長くなってすみませんm(_ _)m
石井さん、こんばんは(^-^*)/ お稽古お疲れさまで〜す!
「なぜアナトリーは妻を残して亡命したのだと思う?」
… なんかよっぽどの事があったんやろうね…
「君が妻の立場だったら、”それが彼”と思えた?」
… そこまで人間大きくないなぁ…
「君がフローレンスだったらどう感じたでしょうか?」
… やっぱ不倫はアカン…
石井さん、ごめんね(−‖−)゛ パスです(爆) 今回のお題は超苦手です^^;ムズィ
富士急ハイランドとハウステンボスって、チョイスが・・・(笑)
音にしか感心の無いオタクな44歳、現在セクハラでパワハラでアレな社長になりかけてる方はいつか旦那になれるのでしょうか?(爆)
スヴェトラーナは言わば”樹木希林” …ん? てことは内田裕也はアナトリー???????????
ふ〜(´O)=3今日も疲れました… おやすみなさい★マイラブ。
こんばんは♪
『9 to 5』のお稽古、お疲れさまです。
本日のお題について!
★「なぜアナトリーは妻を残して亡命したのだと思う?」
フローレンスに恋をして・・・というだけの理由ではないと思います。
アナトリーは、自由のない生活や国家の重圧を背負ってチェスをしなければならないことに疲れきっていたと思います。
国家の政策のために自分が利用されていることに、苦悩していたと思います。
アナトリーは、チェスの世界だけでなく、きっと自分の人生の先が読めるような頭の良い人・・・。
以前から、自由な世界に行きたいと思い、密かに亡命のことも視野に入れていたと思います。
チェスの世界大会で海外に行く機会ができ、そこで素敵なフローレンスと出会ったことで、人生の駒を動かそうと決意したのだと思います。
ずっと見えない恐怖と闘ってきていて、今まで自由な選択ができなかったアナトリーが、自由の世界を手に入れる、人生の賭けにでたのだと思います。
美しい妻が隣りにいても、ソ連にいる限り自由にはなれない・・・。KGBの恐ろしさもよく知っていた人だと思うから、亡命することで家族が危険に晒されるのも十分わかっていて、祖国への葛藤もありながら、それでも自由を選びたかったのだと思います。(でも、亡命中も、アナトリーはスヴェトラーナのことを心配していたとは思いますけどね。)
★「君が妻の立場だったら、”それが彼”と思えた?」
スヴェトラーナもアナトリーと同じソ連に生まれ、アナトリーが自由の身でないことは十分に理解していたはず・・・。
アナトリーが亡命する前から、彼は苦しんでいる、自由にしてあげたい!という気持ちがあったと思います。
先の先まで読めるようなアナトリーが妻にした人だから、スヴェトラーナは頭が良く、包容力もある人だったのではないのかな?と思います。もしかしたら、アナトリーが亡命を考えていたことも察していたのかも?
そして、アナトリーの才能を心から尊敬していた人!
スヴェトラーナは、『ミス・サイゴン』のエレンのような人だったんじゃないかな?と思います。
エレンが、戦争で傷ついたクリスの心を理解し、過去の女性の影をなんとなく察していながら、問い詰めることもなく、さらにキムの気持ちまで理解し、キムの子供まで引き受ける決断をしたように、スヴェトラーナもかなり包容力のある女性なんじゃないかな?と思います。
だから、自分の元に戻ってきてくれたアナトリーを問い詰めることもなく、黙って受け入れると思います。
私が妻の立場だったら?スヴェトラーナやエレンのように、包容力があって思いやりのある人でいたいと思うけれど・・・。”それが彼”とまで思えるかどうか?う~ん、それはわかりません!(笑)
★「君がフローレンスだったらどう感じたでしょうか?」
親のいないフローレンスは、包み込んでくれるような大人の男性を求めていたと思います。それがアナトリーであって、敵であることも苦しみながら・・・愛してしまったということかな?
最後の別れに関しても、アナトリーは自分の父親を守るために、自由を失うことを承知でソ連に帰るという選択をしてくれたので、いつかアナトリーに感謝できる日が来ると思います。
しばらくは、「Mountain Duet」の罪な微笑み(笑)を思い出し、苦しむ日々が続くと思いますが・・・。
私がフローレンスだったら、自分を愛して選択してくれたことなので嬉しいし、感謝します。号泣すると思いますけどね・・・。(笑)
フローレンスもスヴェトラーナも、2人ともお互いに怒りをぶつけたり、あたったりするような人ではなく、アナトリーの気持ちを優先にして考えることができる人達だと思います。
アナトリーの心の壁の中に踏み込んではいけないことを知っていたのかも・・・。
もう十分に傷ついてきているアナトリーのことを思い、アナトリーの心の中だけは自由にさせておいてあげたい・・・自由な選択をさせてあげたい♪という広い心を持っていた人達なんじゃないかなと思います。
心に暗い陰をおとして生きていかなければいえないという厳しい現実をつきつけられ、一見幸せになった人がいないように見えながら、プリンシパルの4人とも、魅力的な人柄に描かれていたように、私は思いました。
荻田さんの演出や歌詞が素晴らしかったんだと思います。
長文、失礼致しました!
海外出張に行った時に。
このまま、誰も私を知らないこの国で、ゼロから生きてみたらどうなるだろう(笑)って思った事があります(笑)
普段は感じていない重圧とかストレスとかが、迫ってきたからかも知れません。
働きマン的男目線に無理矢理なってみると(笑)、アナトリーがアンセムを歌いながら亡命しちゃった気持ちが、ほんのちょっとだけわかる気がします(笑)
そして以下、妄想族女子の見解(笑)
★スベトラーナ★
暗くて、それはそれは過酷な一年でした。命さえ危うい場面も何度となくありました。
いっそこの命を、祖国の大地に、一滴の露となって捧げてしまおうかと思った事さえありました。
でも耐えました。自分がこの状況を放棄すれば、愛する夫の命さえも危ういと思ったから。
アナトリーを連れ戻す切り札として、KGBに監視される毎日。
周囲からは蔑まれ、軽蔑され、侮辱され、屈辱的な毎日。
それでも耐えました。
なぜなら、彼と一緒になった時に決意した事を思い出したから。
どんな時も彼を、チェスを愛する彼を、心から支えていくと誓った私ではなかったか。
身を切り裂くような冷たすぎる空気が、凍てつく星空が、私を強くしてくれました。
それに私は知っていました。どんなに凍てついてしまった大地にも、春の光がさすという事を。それは愛のなせるわざだと。
ただ辛いだけだったこの一年。つらいのは自分だけだと思っていました。
でも果たして彼は?辛くなかったとは言い切れない気がしました。
彼はもうずっと辛かったのかもしれない。遠く逃げたくなるほどに。
離れていたから、今だから、彼の事を理解できる気がします。私は彼の事を何も理解していなかったのかもしれない。
今なら、分かり合える気がする。
だから彼を取り戻したい。自分の中にまだある、愛という光を彼に注ぎたい。
私が愛した人。それが彼。
★フローレンス★
強いものが好き。フレディーだって、私があそこまで強くしたようなものよ。
勝負?勝たなければ意味がないわ。ずっとそう思って生きてきた。
フレディーは、私をますます強くした。ひどく傷付け合って。
でも。私が強く生きてきたのは、本当はとても弱いから。
誰も知らないわ。私が弱いなんて。生きる事に必死だった。
自分でも気付いていなかった。自分の弱さを。
でもアナトリーは、それを瞬時に見破った。そんな彼にどんどん惹かれていく自分がいた。
彼によって、人を愛するという事を、はじめて知ったのかもしれない。
そして、彼の妻の存在を知った。今も信じて待っているのだろう。彼を。今も彼を愛している。きっと。私にはわかる。分かりたくなんかなかったけれど。
孤独なんて怖くなかったのに、今はそれがとてつもなく怖い。
それは多分、本当に愛するという事を知ってしまったから。
人は、国は、世界は、ばかみたいに戦っているけれど、勝ち負けなんてもうどうでもいい。意味のない事。
二人の関係はもう続かない。わかっている。
彼の目に私が映っているけれど、澄んだその瞳のさらに奥には、いつだって祖国が映っているのが見える。
今やっと理解できる。彼の事も、フレディーの事も。そして何より自分のことを。
私はやっと本当に強くなれた。一人じゃ生きていけないという事を知ったから。
ありがとう、アナトリー。
私を愛してくれた人。それが彼。
そんなふうに思えました♪妄想が暴走してごめんなさい!
今日も素敵なお写真ありがとうございます★
皆様のチェス語りも堪能しています★
お稽古お疲れ様です。
アナトリー 様
「なぜアナトリーは妻を残して亡命したのだと思う?」
奥様にない魅力がフローレンスにあったのだと思います。
「君が妻の立場だったら、”それが彼”と思えた?」
スヴェトラーナは、自分のところに戻ってくるという自信があったと思います。これは、ミュージカルだから。
君がフローレンスだったらどう感じたでしょうか?」
去るもの追わずでアナトリーに感謝するでしょうね。
♪ I Know Him So Well ♪
お昼休みに ブログを チラ見してから
午後からは 頭の中は ず~っと 『I Know Him So Well』が流れていました。
またまた 今日の お題は 考えされられる内容ですね。
★「なぜアナトリーは妻を残して亡命したのだと思う?」
国家を背負ってチェスをする重圧に苦しんで、そんな中でフローレンスを
愛してしまいー。
追い詰められた状況と、踏み出したきっかけはフローレンスがいたから・・。
スヴェトラーナの事も もちろん愛してたけど それ以上に好きになってしまったから。
★「君が妻の立場だったら、”それが彼”と思えた?」
夫婦で、長い間側、傍に居て、彼を愛してたら・・・
彼にとってはチェスが人生だとわかってるから、性格も何もかも
理解して 彼なりに 苦しんで 葛藤してるのが わかるから
私も『それが彼』って思えるかも。
自分の立場に置き換えると、時間はかかるかもしれないけど・・・。
彼の成功、幸せを願いながら 何処か心の片隅で 待ってる自分が居るかも・・・・
★「君がフローレンスだったらどう感じたでしょうか?」
側に居て欲しかったと 思うだろうけど 父の為と思うと 切なくてツライ。
でも、彼には妻子がある・・・って 思うと 自分の為を思って国に戻った彼を
ここで きっぱり 忘れなきゃいけないって 思ってしまうかも。
この立場であっても そう理解するのに私なら 時間がかかりそうですが・・・。
正直、どっちの立場で あっても辛いです。
こういう立場にはなりたくないですね~。
だけどー。
2人の女性が アナトリーを 責める訳でもなく 見守るような理解してるような
歌詞に 切ないメロディに ジーンと 来てしまい この曲が 当初から
ずっと好きだったのですが ますます 好きになってしまいました。
(海外版の詞も 知りたくなりました)