『Chess祭』~6~ 回答編<其の二> アナトリーの生い立ちとスヴェトラーナとの出逢い。

おはよう。CHESSを愛する皆様。今日は朝とは思えないドンヨリした空。俺…いっぱい書きました(笑)。だってみんなの想いに少しでも応えたいから。空の重さを、CHESS祭のこの熱い語り合いで吹き飛ばそう!
まず、アナトリーとスヴェトラーナはどこでどう出逢ったのか?今日はここから行こう。これはまったく謎だよね。だからこそ妄想できて楽しいんだけど(笑)。AKANEちゃんともいろいろ話し合いました。なんとなく”お見合い結婚”かな…とか。
「もう一つのCHESS」という”アナトリー外伝”の小説を書いて送って下さった方もいて、そこには妻との出逢いが克明に丁寧に書かれていました。これもイメージが広がってめっちゃ素晴らしかった。
皆さんはどう思ってましたか?これは勿論、観た人によって意見が違うと思います。
あくまで一案ですが…そもそもアナトリーは、5歳とか10歳くらいの時に、適性検査みたいなもので「チェス」の才能を見出されたんじゃないかと思っています。ソ連時代ですからね。そして「チェスプレイヤー特訓センター」みたいな所で、朝から晩まで世界一を目指してチェス漬けになって生きてきたんじゃないかな。チェスはソ連の国技に近いと聞いたので…それはそれは極めてレヴェルの高い、極めて厳しい訓練を勝ち抜いたんじゃないか。泥んこになって遊んだり、オモチャと戯れたり、インベーダーゲームをしたり、そんなこともせず。
だいたい、アナトリーってスポーツとかファッションとか関心なさそうだよね(笑)?山登りしたり…ラグビーしたり…デパートとか行ってフィッティングしてる図が浮かばないのは俺だけかな?ソ連時代、きっと洋服も妻に選んでもらってた気がする。1幕の衣裳と2幕の衣裳がガラッと変わるのも、洋服を選ぶ人がフローレンスに変わったからじゃないかな?「これは~よくある~話~」(笑)。
AKANEちゃんとは「アナトリーとスヴェトラーナは、メラーノまでに夫婦仲に亀裂が入っていたわけではない」そんな夫婦にしたいと話しました。フローレンスと共に新しい人生を歩むのは夫婦仲が悪かったからじゃない、そう思っています。
2人の子供を抱えているし、いろんな風や波に襲われたことはあるだろうけど、互いに精一杯愛し合っている夫婦だったんじゃないか。ただ大会直前はオリンピックに初出場するアスリートのランナーみたいなものだから、そりゃあピリピリもしてたと思います。毎日モロコフに生活を干渉されて、盗聴に怯えて、勝利を強制されて…。
そこで、ディフィカルトのシーン(1つの王座をめぐって…熾烈な試合が始まる という曲です)。
ここは荻田さん、AKANEちゃんと何度も話し合ったシーン。あそこはソ連のセルギエフスキー家の居間という設定でした。1階では「アービター、ウオルターと米ソの両陣営のセコンド達」が世界大会に向けて最後の話し合いをしている。
アナトリーはその会議の最中、落ち着かずに居間をウロウロとしている。数日後にはソ連を離れイタリアのメラーノに乗り込むところだからだ。
作品の中でほとんど笑顔の無い2人だから、せめてここは何とか笑顔でいられないかなぁ」とAKANEちゃんと話し合ったな。それで、世界大会が近いアナトリーがピリピリしてるので、それを気遣って笑顔で「アナトリー、夕飯ができたわ。子供達も待ってるわ」とか「車が到着したのよ。どこかに息抜きに出かけましょう」と声をかけてくれたんだ。俺はその繊細な笑顔に向かって「…僕は何も食べたく無い」とか「どこにも出かけたくない」とか「今ボクがそんな気持ちになれないこと…わかるだろう?」とか答えてました。スベトラーナの笑顔が凍る瞬間が切なかった。でも、きっとチャンピオンシップの前でものすごくイライラしてた気がする。
その後、ディフィカルトを歌い”マーチャン”のイントロの中で階段を上ると寂しげに佇むスベトラーナ。俺はその背中を後ろから抱きしめて、「…スベトラーナ…さっきはすまなかった。あんなことを言うつもりじゃなかったんだ。アレクセイとニコライはどうしてる?一緒にご飯を食べよう」とか言ってました。
息子の名前は、長男 ダンスの上手いアレクセイ。次男 物事に白黒つけないと気がすまないニコライ。2人で決めました。
毎回毎回、ひどいことを言っては謝るアナトリーだったな。この時点でかなり孤独感に押しつぶされる寸前だった気がする。心がささくれだって、しなくてもいい言い争いが生まれる。誰の人生にもそういう時ってあるよね?アナトリーにとってもスヴェトラーナにとっても、非常に厳しい状況だったのだと思う。世界大会に挑み、なおかつどんなことがあっても負けることは許されない状況。特にチェスは個人と向き合う戦争のような競技だから。いつもそこを想像して板に立ってました。
またこんなことも考えました。「東側では向かう所 敵なし」と言われるアナトリーですが、フレディーと闘うのはどうやら初めて。世界大会出場もむろん初めて。一方、フレディーは世界チャンピオンを何回か防衛している堂々とした感じ。ということは、昨年までのワールドチャンピオンシップには別のソ連代表が出場していたと考えられる。きっとその男はソ連No 1で、アナトリーがどうしても越えられなかった大きな壁なんじゃないかな?だからアナトリーはソ連No2の座にずっといたんじゃないか。遂に彼を倒してソ連王座になったアナトリー。「勝利と栄光と地位と虚しさまでも」手に入れた…。
年齢設定は特に書かれていないけど、フレディーが30歳くらい。アナトリーは40代かなあと話していました。ということは10歳くらいでCHESS養成所に入ったアナトリーが、青春の何もかもを犠牲にして、歯を食いしばって、30年という膨大な時と人生を費やして頂点に立ったということになる。世界最強のチェス大国ソ連の厳しい現実。こんな風に考えると、天才フレディーとの世界大会に挑む「アナトリーの心の中」が見えてくる気がする。絶対に勝たなければならない。国からの重圧でもあり…何よりも自分への誓
い。
いかがですか?アナトリーとスヴェトラーナとの出逢い・結婚の背景。そしてアナトリーの生い立ち。皆様の想像も聞かせて下さいね。
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ゲスト:発表をお楽しみに

53 thoughts on “『Chess祭』~6~ 回答編<其の二> アナトリーの生い立ちとスヴェトラーナとの出逢い。

  1. 重症患者1号

    皆様のコメント、興味深く拝見しました。
    投稿がうまくできなくて、これは成功するでしょうか。。
    2幕のアナトリーとフローレンス、亡命してからそんなに幸せだったように見えないのです。
    二人して縁も所縁もないイギリスに住んで、監視されて…。
    透明の瓶のなかに落っこちてしまった二人は、そのまま二人だけではいられなかったのかな
    と解釈していました。
    (今後の解説が楽しみです!)
    Anthem の最後、
    My land’s only borders lie around my heart.
    私の祖国の国境は、私の心のまわりだけをぐるりと囲っている
    (同じ空を今も見ているのとこ)
    がアナトリーらしいと感じます。その国境のなかには、
    家族もフローレンスも、誰もいないんだなと。
    >ディアボロさま
    コメントありがとうございます♪ ホルターネック、いいですよね(^^)
    Commie Newspaperのお衣装が今回一番好きでした!

  2. アーリーバード

    石井さんの考えたサブストーリーも素晴らしいし、
    コメンテーターの方々の考察も、すごいものばかり!!
    興味深く拝見させていただいてました。
    観劇時から私も気になっていたことがあるので、思い切って書きます。
    アナトリーは、これまで「恋を知らずに」チェス中心に生きてきたのではないかと。
    スヴェトラーナのことは、もちろん嫌いではないけど大恋愛ではなかった。
    妻としては申し分のない相手だったが、何か物足りなさを感じていた。
    そんな時、フローレンスと出会った。
    セコンドとしての仕事ぶりは目を見張るものだったし、
    何よりアナトリーの好みのタイプ(笑)
    フレディのやんちゃぶりに困っているフローレンスに同情。
    思わず「君の献身に見合う相手ではない」と言ってしまった。
    そうこうしている間に、フレディとフローレンスは別れることになってしまった。
    勝利を手に入れたいま、フローレンスも自由も手に入れられる!
    恋の熱に浮かされたこと、
    すべての条件が運命的に重なったことに背中を押されたことで
    亡命を決意したのではないかと。
    ただ亡命してみたものの、自分が考えていたような自由は無くて。
    また、若くて美しいフローレンスに、自分が見合う相手なのかどうかも自信がなくなってきてしまった。
    置き去りにしてしまった子どものことも気がかり…。
    物足りないと思っていた妻も、離れてみて初めて、どれだけ自分に尽くしてくれていたのか思い知る毎日。
    (♪目の前の幸せに飽き足らず~♪って歌ってましたよね)
    ああ、すっかり妄想が膨らんでしまいました。
    石井ファンなので、すっかりアナトリー目線になってしまいました(笑)
    どうかお許しくださいませ。

  3. maki

    ついでにもう少し書いていいですか?
    アナトリーが孤立してしまって、愛しているはずの家族ともどこか関係が希薄になり、好きなはずのチェスを面白いとは思えなくなった(全部推測)のも国のせい。だから亡命したのも国のせい。
    手に入れた自由を手離すことになったのも、フローレンスと別れることになったのも、全部国のせい。そして何よりチェスを愛した男は悪くない。冷戦の被害者なんだということにしたかったんだと思います、私。

  4. maki

    と、ひとしきり自分の解釈を書いてスッキリ。
    結局アナトリーをいい人にしたくて、自分の都合の良いように観ていたのかなぁとも思いました。
    確かに、ディアボロ様の仰るように、全てを手に入れたかった男の話だって、ティムライスさんも書かれていました。
    ということは、全て手に入れたくて亡命した、冷戦が生んだ愚かで憎めないチェスオタクの男の話ですかね?(笑)

  5. maki

    わあ。ディアボロ様、反応頂き有難うございます。
    そう。男性ってそんなところがありますよね。ただ良好な関係を保てていたのなら、矛盾が生まれるんじゃないかと思ったので。
    私もアナトリーは一人で全てをかも抱え込む人だと思いました。
    どこにいても盗聴されているような国ですから、家の中で本音トークもできず、したところでスヴェトラーナには仕事の話なんてしないでしょうけど、当たり障りのない話ばかりでは、意思の疎通が上手くできず、アナトリーはどんどん精神的に孤立していったと思うんです。
    家の中でさえ息の詰まる生活。そこへ更に国を背負った試合というプレッシャー。
    そんな風に見ていたので、チェス一筋のアナトリーが本当に可哀想な人だと思ったし、何でも話してしまえるようなフローレンスと出逢って、亡命によって自由を手に入れられたことを、家族には気の毒な話ではありますが、良かったとも思えたんです。
    初演は妻の立場でみていたから、とても辛いものがありましたけどね。
    でもそんな幸せなな生活も長くは続かず、まさに蜃気楼のように儚く消えてしまった。あまりにも短すぎると涙。自らの意思で自由のない世界に戻ろうとするアナトリーが不憫で切なすぎて大泣き。
    という風に観劇していたんですよねー。
    人によって、受けとり方や考え方がかなり違ってくる作品のようではありますが、それでも石井さん演じるアナトリーが多くの観客の心を掴み、衝撃的なまでのインパクトを与えたことは、このブログのコメントでも明らか。
    捉え方はどうであれ、本当に素晴らしい舞台でした!

  6. ディアボロ

    maki様もお優しいと思います(^-^)
    男性なんて、別に普段から不満や閉塞感がなくても、全てが手に入ると勘違いして(調子に乗って)行動することもあるので。AかBかの選択肢ではなく、両方、全てを欲するのが(無意識でも)人間らしく、男性の愚かさらしくいいなあと思います。いいなあ、というのは大体それで全てを失うので(笑)
    「このゲームを降りて戻れる場所もない」はもともと一人で抱え込む人かと思っていました。妻とは仕事の悩みを打ち明けられない、打ち明ける相手でもない(これは妻がチェスに疎いか、家庭型か、妻に余計な心配をかけたくない夫の男気か、何でもいいです)。その辺りとフェミニズムの国の人らしく、男の中で男をかばって闘うフローレンスが眩しく見えたか、守ってあげたいと思ったかに繋がるので。「このゲームを降りて」はもっと言うと、チェスプレイヤーでなければただの人、今までの自分の努力も青春も水の泡、という一般的な理解です。スポーツエリートの待遇というソ連独自のものは敢えて外して考えるようにしていました(あまりソ連を意識するとかえって突っ込みどころが多いので)

  7. maki

    そうでもない限りと書いてしまいましたが
    レンくんのお父さんほどではなく、昔は一家団欒楽しい日々を過ごしていたことがあったとしても、国を背負ったチェスプレイヤーとしての重圧が積み重なることで、徐々に家族との間に溝ができてしまっていたとしたら、納得できるんですよね。
    アイノウヒムで、もともと自分の周りに溝を作ってるような人だったという印象を受けましたから、どこか家族とも距離を置いているようなところがあったのかな?ともとれるし。
    どちらにしても、家族よりチェスと自由を取ってしまうほどに追い詰められる気持ちは、自由が欲しいと切望せる国と、あまり良好とはいえなくなった家族家係から生まれるのではないかと思われてならないのです。
    と補足。
    そんな

  8. maki

    うーん。演ずる本人が納得できる考え方でいいんじゃないかと思っていましたが、皆様の真剣な熱いコメントを読んでいたら、真剣に感想を書くことで、何かお役に立てることもあるんじゃないかと、私も書いてみようと思いました。
    私は、ikukoさんと全く同意見です。
    むしろその方が自然だと思います。そう思って観ていたからこそ、アナトリーに共感できたし、同情もできました。
    もし、二人の関係が試合直前まで良好だったとしたら。たとえ重圧に耐え兼ね、精神状態が異常だったにしろ、二幕でのアナトリーは、同情の余地もない大変薄情な人間になってしまいます。
    薄情な人でないとすれば。
    自由を手に入れたイギリスでの暮らしの中で、正常な精神状態を取り戻したアナトリーは、一時的な感情で妻や子供を捨て、国を飛び出してきてしまったことに対して、毎日良心の呵責に苛まれ、涙を流しながら「愛し子」のようなバラードのひとつも歌っているんじゃないでしょうか?
    二幕のアナトリーは、家族を手離してしまったことに、後悔しているようにも悲しんでいるようにも見えませんでした。短い間ですがローレンスを愛し、自分のチェスとフローレンスのために、仕方なく家族の元に帰るといった風に見えました。
    親子の絆は、夫婦の絆より強いものです。
    少なくとも良好な家族関係があったなら、アナトリーはなぜ二人の子供を手離すことができたのか?
    「このゲームを降りて 戻れる場所もない」この歌詞で、家にも居場所がなかったのだと思いました。常に重圧を感じ、チェスに勝つことだけを考えなくてはいけないアナトリーは、いつしか家族の中に溶け込めなくなっていたのかもしれない。そう思いました。それなら納得できるんです。
    チェスの漫画「盤上のポラリス」に出てくるレン君。いつもチェスのことしか考えていなかった父親と遊んでもらった記憶もなく、そのうち父親は家を出ていって行方知れずだという話を読んで、アナトリーもそうだったんだとストンと腑に落ちたんですよね。
    そうでもない限り、まだ可愛いさかりの子どもたちを置いて行くなんて、考えられないんです。
    教授はきっと希薄な親子関係や夫婦関係なんて、体験したこともないし望んでもいない、とても優しい方なんでしょうね(^_^)
    でもその優しい考えが、逆に薄情なアナトリーを生んでしまうことにならないか。実際に二人の子どものパパでいらっしゃるご友人とかお知り合いの方に、父親が子供を捨てる場合にはどんな状況が考えられるのか、ちょっと聞いてみる方が確かかなぁ?

  9. ディアボロ

    いずれにしても、家族設定、夫婦設定が穴鳥さんの中の人にとってとても大事なのは分かりましたが、夫婦仲が仮に悪かったとしても亡命には至らないと思うのです。ちなみにバレエダンサーのバリシニコフの場合は、心が弱かった母が自殺し、芸術への欲求に加え、何も彼をソ連にとどめるものはなかった、逆に母との思い出ばかりが残るソ連から抜け出さなければ自分が保てなかった、というのが亡命理由のようです(それから当時はアメリカが芸術家を勧誘していましたね。実際に動くのは先に亡命した旧ソ連市民グループですが、大物の亡命は自由主義の勝利というプロパガンダに使えるので)
    少し意地悪ですが、家族設定に重きを置き過ぎたということはありませんか?フローレンス目線では、穴鳥さんは人生の交差点で一瞬すれ違った人で、穴鳥さんにとっても恐らく同じと解釈しています。でもそれならばチェスへの愛は?今のところ(舞台上で)家族愛よりも小さく見えます(急ぎ過ぎでしょうか。順番に語ってくださる予定ですよね。一年くらいかけて・笑)まあ、うっかり弾み、というのもアリです。人生そんなものだと思うので(バリシニコフと同期で、あれよと言う間に流されて米国に亡命してしまったダンサーがいました。アレクサンドル・ゴドゥノフ。一緒に逃げるはずだった妻は自分の意思でソ連に帰国、ゴドゥノフは45歳で亡くなるまでの15年を米国で「失われた時空」として過ごします)

  10. ディアボロ

    >重症患者1号様
    31日のコメントで名前を出してくださりありがとうございました。フローレンスの2幕の衣装ですが、私も1幕2幕ともにコンサート初演が一番好きです。なので今回初日の2幕は若干ショックでした(笑)。でもコンサートの2幕は「愛される女性」でセコンド業のことは忘れる程だったので、今回の衣装で仕事のパートナーとして男性と対等な立ち位置であることが明確に示され途中から大好きになりました。強いて言えば次はちゃんとホルターネックで頼む、でしょうか(笑)
    >kaori様
    他のどの方の設定より、最も私の思うものに近いというか、説得力がありました。ソ連事情に踏み込むよりも普遍的な人間関係で理解するのが案外近道かもしれません。普通の家族、普通の夫婦。そして夫は妻とチェス(仕事)の話はしない、しても分からないと思っている、妻は妻であり子どもの母として尊敬し愛している、けれども空気のように存在して当たり前なので四六時中思い出しはしない、と言った感じでしょうか。
    私には妄想力はないので舞台上の感想として、スヴェトラーナの「妻はこうあるべき」「夫婦はこうあるべき」(結婚して何年も経つのに、愛しているを口で言わねばならない欧米的な雰囲気)も若干感じ「語られずとも見えているもの」が面白いです。ところでソ連男性を身分や立場に関わらず共通して苦しめている(いた)もの・・・それはтёща(チョッシャ)=妻の母、です(笑)この点においてのみソ連男性に同情の余地はあります。

  11. touko@ゆ〜れ〜

    教授、こんにちは!
    いっぱい書きましたね~~~(^-^)
    名前の読み上げ、ありがとうございます!
    と書き込みする前に次の記事がアップされるとは!
    ゆ~れ~出遅れてすみませんm(_ _)m
    さて。
    アナトリーの生い立ちからスヴェトラーナと出逢いまでの解説、ありがとうございます♪
    私もこの二人はお見合いかな~って思ってました。
    国がアナトリーのチェスの才能に対して、これくらいのクラスのお嬢さんって何人か候補が上げ、そのうちの一人か二人に会って、アナトリーがスヴェ トラーナを選んだって。
    あと、アナトリーがNo.2でNo.1の人を倒してソ連のチャンピオンになったってことでしたが、私は、その人フレディに敗れた後に粛清されたんじゃないかと。
    世界大会に出るほどの人なんですぐにってわけじゃなかったでしょうけど、「盤上のささやかな勝利」を手に入れられなかったんですから…。
    で、アナトリーは一番の強敵だった人がいなくなって、だからって楽にチャンピオンになったわけじゃないけど。
    っていうところをざっくり妄想してました。

  12. touko@ゆ~れ~

    教授、こんにちは!
    いっぱい書きましたね~~~(^-^)
    名前の読み上げ、ありがとうございます!
    と書き込みする前に次の記事がアップされるとは!
    ゆ~れ~出遅れてすみませんm(_ _)m
    さて。
    アナトリーの生い立ちからスヴェトラーナと出逢いまでの解説、ありがとうございます♪
    私もこの二人はお見合いかな~って思ってました。
    国がアナトリーのチェスの才能に対して、これくらいのクラスのお嬢さんって何人か候補が上げ、そのうちの一人か二人に会って、アナトリーがスヴェ トラーナを選んだって。
    あと、アナトリーがNo.2でNo.1の人を倒してソ連のチャンピオンになったってことでしたが、私は、その人フレディに敗れた後に粛清されたんじゃないかと。
    世界大会に出るほどの人なんですぐにってわけじゃなかったでしょうけど、「盤上のささやかな勝利」を手に入れられなかったんですから…。
    で、アナトリーは一番の強敵だった人がいなくなって、だからって楽にチャンピオンになったわけじゃないけど。
    っていうところをざっくり妄想してました。

  13. 星子

    もう一つだけ。
    この作品で最後に感じたことは、結局、スヴェトラーナに自立と自我を与えた話しだと思いました。
    お人形だった普通の主婦に自立を与えた、、アナトリー帰国後の彼女のこれからをお話に出来るかもと。
    アナトリーとスヴェトラーナの出逢いと結婚生活の回答を読んで、益々、妄想が膨らみました笑。

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