立ったまま死んだ夜

おはよう。粉もんの街のセニョリータ…そしてセニョールの皆様。気分はスパニッシュ、ブエノス・アイレスです。

昨日の大阪ビルボードは、正真正銘アートな夜であった。

小松亮太さん…ご存知、世界で評価される天才バンドネオン奏者・「グスコーブドリの伝記」などの音楽を手がける映画音楽界の鬼才・ウィットに富んだベシャリでお客さんを軽やかにさせるトーク魔人である。でも、「大阪のファンから笑いを取るのは至難の技だよ」と語るキュートなリアリスト(笑)でもあった。そこが愛しかった(笑)。ドップリと小松さんのの音楽と人柄に酔った夜だったよ。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。皆様はお楽しみいただけましたか?俺と同じ想いだったかなあ…。

率直に言って「タンゴの魅力」にハマり始めている。1930年代、40年代、50年代、60年代の音楽は….歌い手からすると『メロディーの宝庫』『斬新なリズムの嵐』『次の時代を開く新しい空気』に満ちている。なんて素晴らしい音楽なんだろうと思う。

俺の歌った曲は「カミニート」「最後のコーヒー」「ロコへのバラード」の3曲。名曲とはこういうものだという証明であった。タンゴは「演じ歌」なので楽しいなあ。「最後のカフェ(El Ultimo Cafe)」は、俺にとって新曲やったんやけど、めっちゃ気にいった。

喫茶店で恋人と2人。突然「もう私たち….終わりにしましょう」と告白され、僕は””立ったまま死んでいた””という歌詞が面白くて、心に「好き」が宿りました。””軽蔑の眼差しが今も忘れられない””…””恨みの目眩がした””…””でも、僕は彼女に最後のコーヒーを差し出した””という内容。ウエ~~~ン悲しいじゃないか!僕の何がいけないのさ!俺なら喫茶店で泣くと思う。…….って泣くか(笑)!!耐えますよ男なんだから!!!

また「石井さんを呼ぶからね」と皆様の面前で語ってくれた小松さんの言葉が嬉しくて嬉しくて嬉しくて….もうゆるがない事実やからね…..フフフ….もう立ったまま死ぬくらい幸せやったよ(笑)。来るべき「再ゲスト出演」に備えて西和辞典をツヤツヤに磨いておきたい(爆笑)。

お題:あなたならこのケース、喫茶店で人目をはばからずウエ~~ンと泣きますか?逆切れしてはったおしますか?ちょっと三白眼で「…..夜道には気をつけろよ」と言いますか?

そもそも、この2人はどんな馴れ初めで付き合い、なぜこんなことを恋人に言われてしまったのか?考えて発表して欲しいなあ…オ・ネ・ダ・リ。(▼-▼*) 

 

小松さんバンドの面々と

タンゴ界の風雲児 小松亮太さんと浪速にて


31 thoughts on “立ったまま死んだ夜

  1. スイカ

    一孝さん、おはようございます。来週のコンサートまでカウントダウンの一週間です。今朝も大好きな一孝さんの新曲と温かいカフェオレでスタートです。笑顔いっぱいの1日にしましょうね♪♪♪

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