続サスペンスのテーマ曲 ~刑事ものに絡めて ヘンリー・マンシーニ・メロディー~

ハロー。

我が輩はすでに兵庫である….苦しゅうない。jejejejeje。

神戸・三ノ宮・西宮あたりは賑やかで懐かしい雰囲気があって、下町育ちの俺にとってどこかホッコリする街。大好きな街だ。昨年行った「ミュージカル講座」も楽しかったし、なにはなくとも浪花ですから、食べ物が美味しいしね。さあ何を食べよう?

昨日のお題で「サスペンスタッチの曲とその局面」を書き込んでもらい、どえりゃあ楽しかった。みんな、ありがとう。

「フレッド・ボングスト」に始まり、「ABBA」~「ファントム」~「エクソシスト」を経て、清水ミチコさんまで話が展開したからね(笑)。

本日は、刑事ものに焦点を絞ってお届けしたい。さらに作曲家も限定したい。刑事ものと言えば思い浮かぶのが、「刑事コロンボ」と「ピンクパンサー」やな。でも…そのどちらも同じコンポーザーのシワザやったとは普通の人は知らんやろね。フフフ。

彼の名は「ヘンリー・マンシーニ」。

いまさら説明する必要もないが、アメリカ音楽界最高の才人の1人だ。ミュージカル大好き075の皆さんには『ティファニーで朝食を』の♬ Moon River ♬を書いた人と言えばおわかりか?他には『酒とバラの日々(Days Of Wine And Roses)』もご存知かな?俺は大学時代、『酒とバラの日々』を観てノックアウトされた記憶がある。悲しくて退廃的で大人で….ザワザワと心を掻き乱された。かなりの名画だよ。

  ★Days of Wine and Roses (1962年)  /  唄 : ジュリーロンドン
  ヘンリー・マンシーニ作曲
http://www.youtube.com/watch?v=mdUX6-JRkg4

ジュリーロンドンは、浅丘ルリ子さんが大大大好きなシンガー。どえりゃあ美人で「スモーキー・ヴォイス」と称されるハスキーな声がたまらない。煙草とアルコールの似合う大人なシンガー。偉大な歌い手だ。

  ★シャレード(1963年) のテーマ /  ケーリー・グラント&オードリー・ヘップバーン主演
  ヘンリー・マンシーニ作曲
http://www.youtube.com/watch?v=vhd3w6P8T9c&feature=related

マンシーニの話題を出したらやっぱこれは避けて通れないでしょ?このアレンジは、イントロがちょっと「太陽にほえろ」系です。このコード進行。メロディー運び。天才的だね。超かっこいい!!!これはガッツリと「サスペンスでドキドキ」のテーマ。『招かれざる客』にも使えるね。

ああ、ヘップバーンはいつ見ても妖精みたいで可愛いよね。ヘップバーンが好きな人!

  ★刑事コロンボのテーマ(1968年) / ピーター・フォーク主演
  ヘンリー・マンシーニ作曲
http://www.youtube.com/watch?v=xDR9DG1ofsM

刑事ものに焦点を絞るといいながら、ずっと寄り道してました(笑)。そう、まさに刑事モノの代表です。「ウチのカミサンがね….」ですな。

  ★『ピンクパンサー』(1963年)のテーマ   /   ヘンリー・マンシーニ作曲
http://www.youtube.com/watch?v=HhHwnrlZRus

う~ん。なんて素晴らしいアニメーション!曲も最高だし、主人公も秀逸だし、そりゃあヒットもするでしょうよ!こんな曲が書けるなんて…..マンシーニはやはり特別だな。ジャジー格好良いのにコミカル!相反する要素がみごとに同居している。途中で小松亮太さんの世界になるのは知らなかったな~(笑)。この曲が好きな人も挙手!

  ★世にも珍しい『剣の舞』
http://www.youtube.com/watch?v=hggTOIDPkKA

最後にオマケ。昨日書き込みで紹介してもらったネタで、他人のフンドシで勝負しますが何か(笑)?さらに刑事モノでもないし、ヘンリー・マンシーニでもないですが何か(大笑)。

とにかく絶対に見てね!あたしゃあ腹を抱えて笑いました。

では、浪花のみなさま、明日まで御機嫌よう!いっぱい寝ろよ!歯磨けよ!粉もんダブルで食ってるか?

PS
なお、最新情報!マンシーニは『ムーン・リバー』(ティファニーで朝食を)、『酒とバラの日々』で2年連続オスカーを獲得したんだと……す、す、凄いね。そして『シャレード』で、すわ 3年連続受賞か!!!と期­待されたが惜しくも逃したそう。

この3作の音楽が次々浮かんで来たなんて….音楽の女神がヘンリーに舞い降りていたんだろうね。ヘンリーって言っても看護人件召使いのヘンリーじゃないよ(笑)。


24 thoughts on “続サスペンスのテーマ曲 ~刑事ものに絡めて ヘンリー・マンシーニ・メロディー~

  1. FROM KAMA

    タイミングを逃しての今更ながらのコソコソ書き込み(笑)、すみません。
    教授は、映画音楽にも造詣が深くていらっしゃるのですね。素晴らしい♪。
    ミュージカル好きとしましては、“あれ”も入れて頂ければ嬉しゅうございまふ(^∀^)ノ
    ジュリー・アンドリュースが映画とBW復帰舞台で主演し、日本上演では教授の親愛的ご朋友・幸二郎さんもご出演の『ビクター/ビクトリア』!!
    確かこれでもオスカー取ってたと記憶してますが、違ったかな。
    そういえば、今年最初の華麗コンは、マンシーニ&アンドリュースでしたね。
    素敵でした〜( ̄∀ ̄)
    映画音楽もシリーズ化の可能性アリですか?(笑)
    その際の語りは、おばちゃまにご登場いただきましょう!
    教授のリコメンドはめっちゃセンス良かですから、是非ご一考を。…って、また首を絞めちまいますね(笑)。
    で、ウィーン・フィルの夏祭り(笑)サマーナイトコンサートでの『剣の舞』。
    武母葉波歯〜!最高ですよねぇ、これ。
    シェーンブルンで毎年夏7月だったかに開催される野外コンサートですね。
    これは、さすがの団員の皆さんも「たまったもんじゃない!」って感じで大爆笑です。
    過去にレニングラード・フィルの常任指揮者ムラヴィンスキーの超高速演奏がありますから、ゲルギエフはチャレンジャーと化したとしか思えまへん。
    一昨年あたりのこのコンサートにゲルギエフは再び登場してますが、この暴走ぶりは発揮してないです(笑)。
    夏の野外はヨーロッパの風物詩ですねぇ。
    スペインも多いのでしょうか?
    私の知りうる限りのドイツ語圏諸国は、ミュージカル作品も野外でやるんですよ♪
    ドイツはテクレンブルクの野外劇場では、『レミゼ』もやりました。
    今年は『MA』を上演。素晴らしいキャスティングだったのでとても観たかったけれど、残念ながら行けなかったです(泣)。
    過去に『サイゴン』も他の野外劇場でやってました。
    いずれもドイツ語圏ミュージカル界の超豪華キャスト陣で上演されます。
    スイスのトゥーン湖畔での『エリザベート』は、こりゃま〜噴水ショーみたいで面白かったです。
    日本でも野外上演があったら素敵ですね〜。

  2. ハイコ

    kazuさん 朝ですよ!
    おやすみ って 二度寝しないで お支度は 整っていますか?
    おはようございます!
    今日と明日 公演頑張ってください。 間違っても 剣の舞 のあのスピード演奏 思いださないように お気をつけあそばせ です。
    イヤァ 私もめちゃくちゃ笑い転げましたよm(__)m
    皆さん 探し上手p(^^)q
    楽しい♪ ありがとうございます!
    日頃携帯から見てるんですが 携帯からも見れるYouTubeと そうでない物もあるので 家のパソコンで 見るようにしてます。剣の舞も迷わず お家まで見るの我慢していてよかった(v^-゚)と思いました♪
    でもでも 見れるのは 我慢しないで携帯で見ちゃうんですね。 出来ましたら 注意書きで お外で見たら危険 とかこっそり教えてください(笑)
    舞台 頑張ってぇ!o(^-^)o

  3. maki

    あ、私、ずっとマンシーって書いてましたね。
    マンシーだと思い込んでました。
    マンシーニでした。
    携帯からだから、コメントを書く前に忘れないよう、手元にあった買い物リストを書いたメモに書いたんですけど
    その時車内で薄暗くて、字が1部被って読み取りにくかったんですよね。
    はい。言い訳でした。
    ごめんなさい。

  4. maki

    おはようございます♪
    兵庫の朝を…大阪かな?
    関西での朝は如何ですか?
    石井さんは、ホントに加筆王でもありますね。
    一度書いたブログを書き換える人って、他にいるのかなぁ?
    ヘンリー・マンシーって、どこまで凄いんだ!
    でも、賞をとられてない作品だって、充分素晴らしいですよね。
    シャレードは良く知ってるようで、知ってたわけではなかったみたい。
    ゆったりしたワルツみたいなイメージでしたが、こうして聴くと前奏からずっとバックに流れているリズムの激しいこと。
    凄い組み合わせ。
    「太陽にほえろ」系なんて、考えたことありませんでしたが、言われてみるとそんな感じでちょっとビックリです。
    石井さんの曲紹介は、ホントに面白いな〜。
    ではでは♪
    劇場でお会いいたしましょう♪
    道中お気をつけて。
    電車なら、西宮北口でちゃんと降りてくださいね。

  5. 白猫

    おはようございます(^O^)
    昨日は美味しい”粉”、召し上がりましたか?
    今回はめずらしく知っている曲ばかりでした(笑)
    やっぱり『刑事もの』といえばコロンボは外せませんネ♪
    オードリー・ヘップバーンはいつの時代になっても、女性の憧れです。
    で、今回『ピンクパンサー』にハマりました(≧∇≦)♪
    曲もいいし、映像もホント面白い!
    何回も見ていたら、ピンクパンサーが教授に見えてきました(笑)
    今から早朝会議、そろそろ準備にかからないと『剣の舞』が流れてきそうです(^。^;)
    今日も『(ピー!)なジュリアン』を精一杯生きてくださいね♪そちらのヘンリーさんにも、よろしくお伝えください(^w^)

  6. うりぼう

    あ””~~~~~、時間が…………。早く寝ないと!
    まず、「ヘンリー・マンシーニ」知りませんでした。_(..)_
    ジュリーロ ンドンも初めてでした。
    ご紹介の映画など、タイトルに聞き覚えあり曲も初めてでは
    ありませんでしたが、ちゃんとは知りませんでした。
    ピンクパンサーはぬいぐるみ飾ったりグッズ持ってたな…。
    アニメおもしろかったです。
    オードリー・ヘップバーンは「ローマの休日」と「麗しのサブリナ」が特に好き。
    どんどん私の知らない世界を語ってくたさい
    おやすみなさい★

  7. こんばんは。
    こちらに書き込みさせていただくのは久し振りのような気がします。
    ファラー少佐、関西へようこそおいで下さいました(^O^)/☆
    今夜はご当地グルメを満喫されましたか?今頃はホテルでぐっすりお休みでしょうか。
    昨日からまた面白くて深~い音楽のお話をありがとうございます。
    マンシーニ、すごいですね!シャレードのテーマもピンクパンサーもムーンリヴァーも同じ人が書いたなんて、それだけでも驚きです。
    私も、『酒とバラの日々』と『シャレード』の原曲を初めて聞きました。特にシャレードはロマンチックで酔っちゃいそうです(*^^*)映画の内容は存じませんが、パリの夜景が思い浮かびました。行ったことないのに(笑)
    ピンクパンサーのテーマ、有名の最初のフレーズしか知りませんでしたが好きです!
    アニメーション笑いました♪ 本当だ、なぜか途中だけタンゴ。なはははは~♪♪曲自体は格好いいのに笑えてしまう(^▽^)
    はっきりと覚えていることがあって、ドリフターズの忍者コントでこの曲が使われていたんです。
    ここで使うかぁーっ!と思って、もう可笑し過ぎて笑いが止まりませんでした。
    そして「剣の舞」は私も慌てている時に流れることがありますが、その時の速度がちょうどこのくらいで、たまげました!爆笑でした!!
    遅ればせながら昨日の話題ですが、サスペンスの時……たまにオッフェンバックの「天国と地獄」が普通の2倍くらいのスピードで流れます。
    中でも怖い思いをする時は『エリザベート』の「死の舞踏」が。
    Myサスペンスのテーマ(笑)で、お奨めの曲があるのですがご存知でしょうか。
    映画『The Incredibles』のテーマです。
    http://www.youtube.com/watch?v=h_l_uVEbxTs&feature=related
    秋の夜長に長々と乱文を失礼致しました。

  8. 赤津崎です

    マンシーニを語ってくれてありがとう。こっそりと「PS」部分が増えたそうですよ….。
    では明日。おやすみ。

  9. Zoccha

    いやあ、昨日のお題、案外皆さんからクラッシックがあげられてて、さすがでございました。
    ついに今日は「剣の舞」再登場!
    あと少し速いのもあるけど、これはほぼ最速域。
    何がたいへんって、
    ホルンはF管で3.7m、B♭管で約2.7mの管を畳んであるので、
    いったい0.何秒前に吹かなきゃいけないか、
    チューバなんか5.5mのもあるし、
    とにかく、この手の管の長い楽器は、出だしをぴったり合わせるだけでもすごく難しい。
    スイスのホルンはまっすぐでやたら長く、観光ポスターになってたりするが、
    持ち運びしやすいように、管を丸めて畳んであるのが通常のホルン。
    吹いてから音が出るまでのタイムラグの調整こそが、ホルン吹き永遠の課題と言ってよい。
    呼気のスピード(m/sec)って実は医学の臨床では使われていなくて、
    最大呼気流量(L/min)が使われるだけで、
    咳くらいしかスピードは計測されていないのですが、
    もしかしたら、
    この曲ざっと心拍数で言えば200/minだから、
    1拍前に吹き始めてやっと次の拍で音を合わせているのかもしれない。
    チューバなんて2拍先の音を吹いてるかも。
    トランペットだって、バロック時代はまっすぐな管だったので、
    チューバ、ホルンの次ぎにたいへんかも。
    昨日のお題、「シャレード」と「ジョーズ」書き忘れたなあ・・・と思っていましたが、
    ヘンリー・マンシーニで来ましたか・・・
    「ジョーズ」、「Catch Me If You Can」が出たから、ジョン・ウィリアムズに行くかと思ったら、そう来ましたか。
    ちなみにミュージカルの「Catch Me If You Can」は別人の作曲。
    ジョン・ウィリアムズはミュージカルを書いていない・・・
    映画版は好きでDVD持ってます・・・
    オードリー・ヘップバーン・・・
    ローマのあの広場の階段で、あのシーンと同じポーズをとってみたのは言うまでもありません。
    まあ、あそこに座っている観光客多数で、いつ行っても人だらけですけど。
    次回のコスプレ写真はオードリーなりきりの予定なんですが・・・私には難易度高い。
    おいしいものにありつきましたか?
    炭水化物1日150g以下でお願いします・・・
    粉もん食べたら、15分以内にスニーカーはいて20分歩いてください。

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