ジャン役 原田優一くんと俺

アガサ・クリスティー原作『招かれざる客』の2012年ヴァージョンが、産声をあげようとしている。

昨日、最終通し稽古を行ってきたのだが、袖から見ていてもかなり引き込まれる仕上がりになっている。笑いという支流も少々折り込まれるが、推理の本流の中に、こみ上げる何かが底流に存在する…この造りがアガサの凄さなのだなと思った。詳しいことは言えないけど、見ようかどうか迷っている方にも是非見ていただきたいなあ。お薦めですよ….。

率直なところ、デビュー21年目のスタートにこのような素敵な作品と出逢えて….幸せだなって思っている。楽しみにしててね。

このカンパニーの若手代表2人(笑)のツーショットをご覧いただきたい。え?1人は若手じゃないだろって?あ~たね~、「このカンパニーの」って限定付きのお話ですよ。信じられない事に俺が下から2番目なんだよ!!いくつになってもペーペーでいられる俳優という職業は恐ろしいよ(笑)。

ナンバー1の若手は ミュージカル界の新しいスター原田優一くん(30)。優一はご存知のように元子役なので芸歴はすでに20年選手だ。俺がレミゼデビューした「94年版」で素晴らしいガブローシュを演じていたあの子供が、スクスクと成長し、今や立派な青年になったわけだ。俺のイメージでは小学5年生くらいだったから、時の流れにアゴがはずれそうだよ。

ナンバー2の若手は説明省略します(笑)。おもしろいのはこの二人が共に「マリウス」であり、共に「クリス」であることだ。深い縁を感じる。

今回の優一の役は「ジャン・ウォリック」。これがとても難しい役どころなんだけど、素晴らしい出来になってるんだ。優一は本当に素敵な役者になった。どんな仕上がりか教えて欲しい?う~ん、俺は優しいからちょっとだけ教えようか…..?って言っちゃだめでしょ!ちゃんと見に来て下さい。

新旧マリウスの華麗なる変貌ぶり….お楽しみ下さい。言ってなかったけど、マリウスのオーディションでは「顔の筋肉が柔らかいか」が合格の必須条項に入っています。

<A>と<B>どちらがお好きですか?

<A>

ジャンとジュリアン 使用前

<B>

ジャンとジュリアン 使用後


47 thoughts on “ジャン役 原田優一くんと俺

  1. スイカ

    一孝さん、いよいよですね。新しいブログも読ませていただいているのですけれど、ケータイからコメントを届けられなくて…時差があってごめんなさい。もう少しで、スマホに衣替えします!!ワンピースもジュジュも、大好きです。来年のコンサートは、ぜひ伺えますように…♪♪♪では、アガサ・クリスティーの世界でお会いしましょう♪♪♪

  2. スイカ

    一孝さん、いよいよですね。新しいブログも読ませていただいているのですけれど、ケータイからコメントを届けられなくて…時差があってごめんなさい。もう少しで、スマホに衣替えします!!ワンピースもジュジュも、大好きです。来年のコンサートは、ぜひ伺えますように…♪♪♪では、アガサ・クリスティーの世界でお会いしましょう♪♪♪

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