10月8日。
ソバの日らしい。『招かれざる客』は疾風怒濤の通し稽古Dayだ!!!蕎麦の日だけに今日の俺の役名は「寿里庵」でいってみるか(笑)。
さて、きがつけば「俺のAORシリーズ」が順調に回を重ねていて13回まで来ている。皆様の驚愕の食いつきぶりにおののき(なんでや!)、そして幸せを感じている。俺の愛情と知識を総動員すれば5000回は行けるんだが(笑)、なにも音楽はAORだけではない。
ミュージカルを愛する塾生の皆様が、まず間違いなく好きな「バラード」にスポットを当てるコーナーを作ろうと思う。これでもう5000回分のネタが出来てしまったっちゅうわけや。自分で自分の首を絞め生きて行く男「石井一孝」を今後ともよろしくお願いします(笑)。
第一回目はこの人しかいません。”Mr バラード””Mr デュエット”の異名をもつスーパーヴォーカリスト James Ingram。雄叫びヴォーカリストとして世界ビックリ記録をもつ彼。曲の最中で「ホ~~~~」と雄叫んだら拍手喝采でございます。マイケルの有音ブレスと同じく個性ですから。
元々キーボーディストとして生計を立てていたジェイムスは、時折日本のキャバレーやクラブにも出稼ぎに来たりしていた。まあそれほど売れてないミュージシャンだったんだな。歌も歌えた彼は、サイドワークとして作曲家のデモテープの「仮り歌」で歌う事もあったんだと。でも自分ではウィスキー焼けしたシャガレ声が好きではなく、歌手になるとは夢にも思っていなかった。
ところが、オーヴァーナイト・サクセスが彼に訪れる。
超有名作曲家バリー・マン(みんなのよく知っている「On Broadway」 を書いている方)の新曲「Just Once」の仮歌を歌ったジェイムス。そのカセットテープが、あのクインシー・ジョーンズの元に行ったのだ。誰か有名なシンガーに歌わせようと思っていたバリーの思惑をよそに「素晴らしい声だ。この仮歌のヴォーカルは誰だ?この男で何の問題があるんだ?」ということになり、ジェイムスはクインシーの「The Dude」でゲストヴォーカリストとしてレコードデビューする。正真正銘のこの大名盤は売れに売れ、なんと一躍スターに…。
そして….なんと驚く事にいきなりグラミー賞を受賞する。ソロデビューすらしていない歌手がグラミーを受賞したのは前代未聞の大珍事であった。まあそのくらい素晴らしい歌力であったのだ。俺もそう思う。
★Just Once / ジェイムス・イングラム
http://www.youtube.com/watch?v=fLoV3szTOhM
そのまさにデビュー時の「Quincy Jones Concert」の映像。シンデレラボーイとは彼のことだ。しかし情感たっぷりのハスキーヴォイス…彼の才能を見抜いたクインシーが凄いと思う。アッパレ!!!!良い曲。最高のバラードだと思わんか?
★Sing For The Children / ジェイムス・イングラム
http://www.youtube.com/watch?v=SCXBx2M2bvA
これは有名な曲ではないが、俺がジェイムスの曲で一押しのバラード。映像も素晴らしいね。バート・バカラックの新たな書き下ろしの新曲。バカラックの才能もホンマに枯れないね。聞くたびに涙がこぼれる….どう、君もこぼれてくれますか(笑)?
★Somewhere Out There / リンダ・ロンシュタット&ジェイムス・イングラム
http://www.youtube.com/watch?v=QNB-FZSNZyw&feature=related
バリー・マンとジェイムス・ホーナーの共作。ジェイムスホーナーはタイタニックの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を書いた人…。すごい共作やな。
アメリカの歌姫リンダ・ロンシュタットとの圧巻のバラード。アニメ「アメリカ物語」のテーマソングだね。これ以上美しいバラードはそう存在しないでしょ?映像も秀逸。いかがか?これは知ってる人多数じゃない?
★Baby Come To Me / パティ・オースティン&ジェイムス・イングラム
http://www.youtube.com/watch?v=lVo1KZg1xQg&feature=related
動く雄叫びジェイムス。巨漢パティ。これも大ヒットナンバー。お薦めです。
ちなみにジェイムスは作曲としても有能で、Michael Jacksonの『スリラー』収録「P.Y.T.」は彼の曲です。知らなかったでしょ?jejejejeje。
「俺のバラード」シリーズ….楽しみになったでしょうか?フッなったな、こりゃ(笑)。
あの~、今頃聴いてるのですが感想いいでしょうか?
大した感想ではありませんが、せっかくご紹介くださったので一言。
『Just Once』
シャガレ声で諦めていた夢も、
そんなシャガレ声を求めていた素晴らしい曲との出逢いだったのですね。
まさに心からのバラード。
『Sing For The Children』
歌はもちろんだけど、この映像見てるといろんな思い出が甦ってくるのよね。
泣かせてくれたな(笑)。
バート・バカラックって他に何作ったのだっけ?と思いだしてみたら、
そうでした…泣く子も黙る名曲『ニューヨーク・シティ・セレナーデ』でしたね。
それに最近偶然聞いていい曲だな~と覚えていた『アルフィー』もバカラックだったと知ってビックリ。
ひゃあ、点と点がまた繋がりましたよ。
『Somewhere Out There』
どこかで聞いたな…何だろう?と必死に記憶をたぐり寄せた結果、
ベートーベンのピアノソナタ『悲愴』第二楽章に似てると思ってしまいました。
バリー・マンとジェイムス・ホーナーさん、ごめんなさい(笑)。
でも、ファンタジックで美しいバラードですよね。
秋の夕暮れはバラードがお似合いです。
またステキな曲紹介してくださいね。
昨日は時間がなくて…
昨日のブログ、今日読んで紹介頂いた曲を今、聴きました。
kazuさん、いつも素適な曲のご紹介をありがとう☆
『Just Once』
素適なバラードですね。
バラード大好きです♪
自分の声が好きでなく歌手になるとは思ってなかった……
私はとってもいい声だと思います。
シャガレ声??全然気にならないけどなぁ~
この曲で人生を変えてしまったのですね!
深みがあって曲もよくて心に残る曲ですね。
『Sing For The Children』
とっても綺麗な曲
歌詞は、わからないけど何度も繰り返し聴きたくなっちゃう曲です。
聴くたびに涙がこぼれる…私も溢します!!
kazuさんがイチオシのバラード…私も同じ感性で良かった♪v(≧∇≦)v♪
『Somewhere Out There』
聴いた事ある曲でした。
でも、何処で聴いたか…わからない(汗)
ミュージカルっぽいけどアニメのテーマソングって事は
この曲を聴いて育ったお子さんが、たくさん居るって事ですょね~♪
『Baby Come To Me』
え~??
そうなんですか?
「P.Y.T.」の作曲もジェイムスさんだったのですねぇ!(驚)
総合するとー。
以前から自分自身で、わかってはいたけれど…。
私はバラードが好きって事でした♪
一孝さん、これからランチです。本日のお弁当は、アスパラの肉巻きです♪お稽古、楽しんでお過ごしくださいね。いってらっしゃい♪
おはようございます♪
石井さんのバラード…。
私はどうも石井さんの内省的ソングが好きみたいで。
「Absence」とか「Never Be Again To Me」とか。
うんうん。気持ち、込もってますものね〜〜。
胸が痛いくらい。
深〜く反省していて、いいと思います♪
ここは冗談です。
教授、おはようございます。
ご紹介の曲(1曲を除き)懐かしさでいっぱいになりました。
CAのあるAMラジオ局からよく流れてきていた曲ばかりです♪
(80年代バラード中心のステーションだったのだと思われます。)
私、実はアメリカ物語のビデオテープ持ってました(笑)
(スピルバーグって書いてあったのできっと買ったのだと思います。)
[There are no Cats in America]、大好きです♪
ミュージカルですね♪
それでは、Have a nice day!!!
一孝さん、おはようございます。今朝は、ちょっと寒いくらいです。暖かくされてお過ごしくださいね。『招かれざる客』のプレビュー公演へのカウントダウン…心を込めてお稽古、見守っています♪♪♪
こちらにもお邪魔します。
James Ingram、大好きな声です!!!わあ(*°▽°*)
この、ちょっとしゃがれてパンチの利いたアフリカ系独特の声、洋楽を聴くようになった中学生の頃からかなり好きなんです。ドンピシャリ来ました!
ご紹介下さったバラード、どれもいいですね。「Somewhere Out There」知っていました!バスのアイドリングストップ中にインストゥルメンタルで流れるんです。ヴォーカルが入った本物はこんな素敵な曲だったなんて。
石井さんお勧めのベスト盤、絶対欲しいです。明後日の空き時間、ブックオフ行き決定しました(笑)
「Sing For The Children」は、映像を見ながら本当にホロッと来てしまいました(;_;)今日いちばん感動しました。子供を思う歌は女性としても心の琴線に触れるというか、涙腺が緩んでしまいます。
それから、映像を見て「この人絶対We Are The Worldで見たことある!」と思い、確かめてみました。
いました(^O^)/!!
最初のところと、最後に近い方で半分叫ぶように熱~く歌っているこの方、今までどなたなのか全然知りませんでしたが、そうか。謎が解けました。
<俺のバラード>シリーズ、作って下さってありがとうございます!!!!!
AORシリーズと共にこれからも楽しみにしています。
だからバラードは心に染みるんですね〜。
まさかCDを教えて頂けるとは!
一足早くポチしてしまいましたが、「フォーエバー・モア」の方でした。良かった。
有難うございました。
いまだに何故「Somewhere〜」を知っているのか分からず、手持ちのCDにも無かったので是非手元に置いておこうと思って。
「アメリカ物語」でない、ディズニーの何かで聞いたのかなぁ?
何かの挿入歌?
ま、いいか♪
これまた素敵な曲が一杯なんですね♪
ほんと♪世界が広がります♪
赤津崎さん
素敵なバラードを書いて歌ってくださったら嬉しいな…☆
『俺のバラード』で、またいろいろな曲♪紹介してくださいね(^-^)/〜♪
kazuさん。お帰りなさい(^-^)/
今日もお疲れ様でした。
「俺の」シリーズで音楽に癒されながらお稽古も公演も頑張ってくださいね。
明日もジュリアンという人を生き、ぬくもりを伝えてください♪
土曜日が楽しみで~す☆
おこんばんわ☆
★Just Once / ジェイムス・イングラム
メロディラインはとてもいいけど、歌詞に笑い転げました。
「ごめんね、ジェイムス、真面目な顔して歌ってるのに・・・ でもおかしいんだもん。」
必死にお膳立てして、一晩でふられた歌! Just Once!
どうしてって・・・その一晩が原因に決まってるじゃ~ん!
「何やったのよ、あんた?」
かくして、未練がましい反省男の独白が延々続く・・・
もしかしてクインシー・ジョーンズは、この歌詞で歌いたくなかった~ということはないでっしゃろか~?
「ジェイムス、もうあきらめなさいったら~」
★Sing For The Children / ジェイムス・イングラム
典型的バカラック・サウンド。
バカラックのファンはこの曲絶対上位に入れますね。
え、涙がこぼれる?? 逆にほっとしません?
そういえば1ヶ月前、Burt Bacharachさん、東京ジャズフェスティバルにお出になって、メドレー含め27曲演奏、ご自分も歌われたようですね。
教授、行きたかったでしょ!
もし行ってたらすごいけど、ガラコン前でそれどころじゃなかったでしょ。
何を隠そう、私はバカラック大好きなんですよ~~~少なくともRockじゃない~
10/16,23,30 NHK BSプレミアムで放送予定らしいけど、
いちおう10/16はバカラックさんという情報もらってますが・・・
ベン・E・キングも録画欲しい~
全部録画欲しい!!!
東京ジャズフェスティバル2012サイトと番組表必見。
TV持ってないのでよくわからないです。
誰か~、マジで録画ください!! ぎゃ~、録画見たい~♪ う~~
私このコンサート行かなかったの、めっちゃ後悔してます。
今バカラックさん84歳!もう来日最後かも・・・
それにしても、バカラックってジャズだったんですか~ ポップスとジャズ半々かなあ・・・
以上、重要情報でした。
ごく最近、ハル・デイヴィッドさん91歳もアンディ・ウィリアムズさん84歳も、続けて亡くなって、
最近ショックなことが多くて・・・
付録はコピーして録画DVD資料にお使いくださいませ。
マジ、情報提供したから、だれか10/16の録画おくれ~~~ m(_ _;)m土下座
【付録】
2012/9/8曲目リスト
1)愛を求めて(オープニング)バカラックさん登場時のテーマソング
2)Don’t Make Me Over
3)Walk On By
4)This Guy’s In Love With You Vo:John Pagano
5)I Say A Little Prayer
6)Trains And Boats And Planes
7)Wishin’ And Hopin’
8)(Ther’s )Always Something There To Remind Me
2)~8)までメドレー
9)A House Is Not A Home
10) Ill Never Fall In Love Again
11) Only Love Can Breaking My Heart
12) Do You Know The Way to San Jose full version
9)~12)までメドレー
13) Anyone Who Had A heart
14)I Just Don’t Know What To Do Myself Vo:John Pagano
15)Waiting For Charie Vo:Donna Taylor
16)My Little Red Book Vo&piano:Bill Cantos
17)Close To You バカラックさんのピアノ伴奏のメロディが今までと違っていたそうです。
18)The Look Of Love Vo:Burt Bacharach
コーラスに続いてバカラックさんのヴォーカル。
19)Arther’s Theme
18)What’s Knew Pussy Cat?
19) The World Is Sircle
20)April Fools
21)Raindorops keep falling on my head
22) The Man Who Shot Riverty Balance Vo:John Pagano
23) Making Love
24)Wives And Lovers Vo:Burt Bacharach
25)Alfie vo:Burt Bacharach
26)A House Is Not A Home
27)Any Day Now (アンコール曲)今日はもうこれ以上・・・
(たぶんこの日の録画が放送予定らしい。)
ごめんなさい、バラードからずれて。
世界で始めてバラードの器楽曲書いたフレデリック・ショパン語る余裕なし。
おやすみなさい~☆