親愛なる『コン・アモール』会員、そして応援して下さっている皆様へ
この度、菊田一夫演劇賞を受賞することになりました。
デビューして18年。無我夢中で走ってきた俳優人生ですが、大変光栄に思います。
ヒギンズとモリーナという、俺にとってとりわけ思い入れのある役を評価していただいたことが嬉しいです。
でも俺を今日まで導いてくれたのは、良い時も悪い時もいつも励まして応援してくれたみんなです。みんながいなければ挫折していたこともありました。今だから言うけど。
心の奥からありがとう。これからも慢心することなく一歩一歩頑張って行きます。
石井さん!菊田一夫演劇賞受賞おめでとうございます!!ほんとにうれし~ですね~。これからもぜひがんばってください、応援してます。
たたた、大変!井上ひさしさんお亡くなりになったと今ネットニュースで読み、居ても立ってもいられずここに飛んできてしまいました。
昨年(だったはず)の書き下ろしの『ムサシ』の見事さに唸り、「まだ観たい」と思っていたので愕然としてしまいました。
私はこうやってネットやら始末書やらで文章を書く位なので偉そうなことは何一つ言えないのですが、難しいことをなおさら難しく、悲惨なことをなおさら悲惨に書くことは簡単かはわからないけれど、私にでも思いつくことで、でもそれでは他人の心をとらえることは出来ないんですよね。表現というのは全くそのことに関心がなかったり、逆に嫌悪感を覚えている人の心にフックを付ける、そんな作業なんじゃないかと昨年の上記『ムサシ』の場面展開を一つ一つ思い出して改めて考え込んでしまいました。
残された戯曲たちが井上ひさしという偉大な作家の魂を残して他人の心にフックをつけ続けるよう心から祈るばかりです。
という訳で教授、頑張ってください。おめでとうも言わずごめんなさい。でもここには優秀で優しい塾生が沢山いるからへそ曲がりな私はもういいですよね。(だめなのかな?でも私が他人を褒めると知人は大概恐ろしがるんですよね…)
しかし生きていると哀しいというか愕然とすることが次々起こりますね。でもそれは自分が自分の目に蓋をしてきたからこそ今、急に起こったように感じるのかな、自分の目は一体何を見てきたのかな、と自分にも情けなくなった日曜の朝だったのでした。
せっかく幕が開いたのに、さらに久々のコメントなのに、こんな話題で本当にごめんなさい。そろそろ教授が更新するかなぁ、と甘えてみました。(塾生のみなさんにも教授にも私こんなんばっかりですね。ダメダメだわ)