おはよう。CHESSが終わってしまい「うつろなこの心…そびえる砂の城」のあなた。
安心して下さい。俺も同じだから。
初演のChess in Concertの歌稽古が2011年12月。振り返ってみたら…4年だよ。4年。お客様とスタッフとキャストみんなで大切に育んで来た作品だったって改めて気付かされる。
だから愛しくてならない…。
そこで、もうネタバレは気にする必要はないので、チェスロスの我々で少しだけあの世界を振り返ってみたい。
1、CHESSで好きだったシーンはどこですか?
2、CHESSで好きだった歌はなんですか?好きな歌詞は?
3、登場人物の中で誰に感情移入して観ていましたか?
4、なにか質問はありますか?え?あれはどういう意味なの?など。
4に関しては、すべては無理ですが…できる限りお答えしたいと思います。あ、俺が困らない程度ね(笑)。だって俺もよくわからないことがいっぱいあると思うからです(あほ)。この作品、マジで難しいから。お客様が感じたことが一番正しいし尊いと思います。
そんなわけで答えられないこともあると思うし、答えない方がいいこともあると思います。でもみんなの意見が聞いてみたいのでよかったら書いて下さい。
CHESSという作品には不明点はそりゃああると思います。ティムライス氏の脚本がそういう意図なんだよね。白黒はっきりさせない…それが…チェス。
ただひとつ言えることは…私たちはCHESSを愛しているということ。そして皆様に支えられて幸せだったこと。この想いはきっと生涯なくならないこと。
ありがとうございました!
カズさん、私もすっかりCHESSロス症候群です…。
できるだけ簡潔に行きますね。
1) CHESSで好きだったシーン=大使館
2) CHESSで好きだった歌はなんですか?=Hymm to CHESS
End Game
好きな歌詞は?=「美しい別れだと」
(…通った舞台が終わる度にこの言葉を自分に言い聞かせているのです…)
3) 登場人物の中で誰に感情移入して観ていましたか?
実は誰一人として感情移入できる人物がいなかったのです。誰もまっすぐな本音を語ってくれる人がいないし、複雑で難解で最後までどこまでもグレー。だから、強いて言えばチェスの駒さんたち(アンサンブル)に気持ちを託していたのかもしれません。その場その場でアナトリーやフレディを責めたり挑発したり観察したり…あ、もちろん誰にも感情移入ができないにも関わらずこの作品を魂が震えるほど愛しています。共感できなくても好き好き大好き死ぬほど好き…そんな摩訶不思議な作品なんです。
4) なにか質問はありますか?
今回「Soviet Machine」が愉快だったせいでソ連チームがなんだか楽しげになってしまって、コンサートバージョンのKGB軍団に比べると怖さ半減かも、という気もしていたのですが…アナトリーさんとしてはちゃんと威圧感を感じてましたか?
こんばんは!
このような場にコメントすること自体が初めてなのですが、今回の舞台に感動したのはもちろんのこと、皆さまの熱いコメントの数々を拝見し、こんなにも「CHESS」のことを愛している人がたくさんいるのか!ということにも心を揺さぶられ、勇気を出して私も参戦させていただきます!
1、CHESSで好きだったシーンはどこですか?
好きというか、一番印象に残っているのは一幕終わりの「Anthem」のシー ンです。アナトリーが言う「私は何一つ忘れない」という言葉とその後のあの心の叫びのような熱唱!自分の為にCHESSをすることが許されない彼が、亡命という道を選んだあの場面で、国、祖国というものは境界線で区切られるものではなく、地面がある場所をいうのでもなく、そこに生きる人の心の中にあるのだというような言葉を聞いたことを思い出しました。アナトリーは亡命することで愛する祖国を得たのかもしれないと思います。
2、CHESSで好きだった歌はなんですか?好きな歌詞は?
「I Know Him So Well」です!この曲、皆さまの回答にはほとんど上がっていなくて、ちょっと淋しくなりかけていたので、ここで一つ語らせていただきます!私はこの曲(Whitney Houstonのん)を好きになったことがきっかけで「CHESS」を知りました(もう20年以上前ですが)。東西冷戦の時代が舞台のチェスを題材にしたミュージカル?って一体どんなの?という感じで、まさか日本で見られるとは思ってもいなくて、3年前にコンサート版が開催されると聞いた時は、本当に驚きましたが、実際に生でこの曲を聴いて、その素晴らしさにさらに驚き、心が震えました。愛することと理解することは別のこと、愛していても決して寄り添えないと気づいた、そういうとなんだか絶望的な感じがしますが、決してそうじゃない、彼のことを少しわかるようになったと歌う、強くて美しい曲だと思います。
そして、「Anthem」と「Someone Else’s Story」もものすごく好きです!
3、登場人物の中で誰に感情移入して観ていましたか?
アナトリーです。あんなひどいことしてるのに!と自分でも不思議に思う部分もありますが、でも、やはり彼に寄り添って(いや、寄り添えないんですけどね笑)見ていた気がします。
4、なにか質問はありますか?え?あれはどういう意味なの?
えっと、色々あったのですが、皆さまがほとんど聞いてくださっているので、ちょっと本編の内容とは関係なくて申し訳ないのですが、教授(なのですよね?こちらでは)がご存知でしたらご教示ください。
「Someone Else’s Story」は海外のプロダクションでは女性キャストが歌う曲なのでしょうか?今回、あっきーの、胸が張り裂けそうに切ない歌唱でほんとにいい曲だなあと思ったら、女性が歌っている映像などを目にしたものですから、あれっ?と思いました。
思い切って書き始めたら、めっちゃ長くなってしまいました。でも何だか嬉しいです。「CHESS」は物語も難しくて、曲も難解で、簡単に「感動したー!」というような作品ではないけれど、愛おしいのです、心がものすごくざわざわするのです。
また、きっと拝見できる日が来ると信じています。ありがとうございました!
かずさんこんばんわ。
初めてコメントさせて頂きます。
コンサートのセカンドverでCHESSと出会い、その時はとにかく音楽の素晴らしさと歌ウマさんの集まりで耳福で幸せ!と感動をし。
今回のミューverでは、その美しい音楽に気持ちが重なった時にすごく苦しくなって。
地方在住なので、大阪で3度しか観れなかったのですが、無理してでも東京も行っておけばよかった…と後悔しかなく…観たあとはとにかく疲労困憊で、それが何とも言えない心地よさすぎて絶賛のCHESSロスです。
なので、この様な場を設けて頂いた事がうれしくって、コメントさせて頂きました。
1、好きなシーンはどこも。なんですが、特に印象に残っているのは、メラーノのあと?フローレンスがフレディにカバンを渡してそれを受け取り走りだすフレディとそれを追いかけるフローレンスの姿。アンセムで同じくフローレンスがアナトリーにカバンを渡して、受け取ると同時にフローレンスのカバンを持って歩き出すアナトリー。そして立ち止まったアナトリーの腕をぎゅっと握るフローレンスの姿。
なんでしょ。年下彼氏と年上彼氏の差?なんだかすごく目に焼き付いてます。
2、やはりどの歌も好きなんですが、カルテットとエンドゲームはこの後どうなるんだろうというドキドキと胸騒ぎでとにかく鳥肌が立ちまくりました。ストーリーのの途中にあれはズルい←
3、感情移入して観ていた人物はフレディ…とフローレンス…。そしてスヴェトラーナ。自分が母子家庭で育っているので、正直アナトリーへは感情移入できませんでした。でも、アナトリーにも家庭の中では癒されない事があっただろうし、アナトリーが翼を持って産まれたと歌われるならそーだよなーと思ったり。そう思うとアナトリーにも感情移入。
色んな人の色んな気持ちが絡みあう中で、この人のこの気持ちや、あの人のこの気持ち。あとはあの時のあの人の気持ちわかる!と、場面場面でこちらの気持ちも揺さぶられるから観たあと疲れたんでしょうか……
4、気になっていた事が。くだらいかもしれないんですが、2幕のとうこさん扮するフローレンスの髪型ってカツラですか?1幕はきっと地毛だよなー。でも2幕あんなになるのかなー?と1人悶々としてました。
日本人には馴染の少ないチェスや冷戦を題材にされているけど、その中に出てくる人物はみな人間で。でも駒のように操られていた時代があったんだ。と考えさせられ。
その中で生き延びるため。自分らしくあるために、自分自身と向きあって生きて行きたいと感じました。
またこの作品と向きあえる時には、今以上に芯を持って生きていられるように精進していきます。
長文失礼いたしました。
教授、こんばんは!
『CHESS祭』という素敵な場を設けてくださりありがとうございます(^∇^)
これほど心奪われ、愛してやまないミュージカルに出逢えた幸せを噛み締めつつ、ドップリとCHESSロスに陥っておりますので、祭でテンションあげたいと思います↑↑
1、どのシーンも全部大好きです!!が、敢えて挙げるとしたら
☆Meranoの底抜けに陽気なところが大好き!チェスの精が木の後ろからチラ見してくるところは可愛くてたまりませんでした!
☆Where I Want To Beでアナトリーとスヴェトラーナが手を伸ばすところ。不安を掻き立てる旋律と、暗闇の中に映し出される二人の姿が妖しくも美しくて、とても心に残りました。
2、もちろんどの曲も大好きなので選ぶのは難しいのですが、初めて観たときにガツンと衝撃を受けたのは…
☆Where I Want To Be:不協和音に心が乱されてゾクゾク
☆Pity The Child:「未来を掴みとるのは〜この指だけ〜〜〜」と歌い上げるアッキーのカリスマに鳥肌立ちまくり
☆Quartet:複雑さにひたすら混乱
☆Anthem:壮大さに心打たれて号泣
この4曲が自分の心にすごく引っ掛かったのでまた観たくなり、そこからみるみるCHESS沼にハマっていきました(笑)
3、大部分は傍観しつつ、時々フレディに感情移入していました。『Someone Else’s Story』はフローレンスを二度と取り戻せない切なさと後悔が溢れていて、胸が締め付けられて涙が止まりませんでした 。
4、二幕でアナトリーの衣装がグレーなのは、「西と東」、そして「フローレンスとスヴェトラーナ」の間でどっちつかずなまま彷徨うアナトリーの心情を表してるのかな?と思ったのですが、いかがでしょうか?
(あ、上の美絵さまのご質問とかぶっちゃいました!すみません!)
皆さまの熱く観察眼に優れた投稿を拝見していると、自分が見落としていたり考察が足りなかったところに気づかされてとても勉強になります!
そのポイントを確認するためにまた舞台を観たいので、ぜひ再演してくださーい!
皆さんの物凄い熱のコメントには及びませんが…同じCHESSロス中のCHESS好きとして、僭越ながら私もコメントさせていただきました…!
1、CHESSで好きだったシーンはどこですか?
①One Night In BangkokやMerano, Marchandisers
全体がシリアスな中で、皆さんの素顔が垣間見れたような気がして、笑顔で見れていたので。笑
2、CHESSで好きだった歌はなんですか?好きな歌詞は?
全てが好きですが、Anthem, Pity the Child, Nobody’s Side, Someone Else’s Story, One Night In Bangkokは特に!!!
Anthemは、コンサート版ではアナトリーの決意の歌、くらいにしか思っていなかったのですが、カズさんの更なる素晴らしい表現力と、アンサンブルの皆さんの非難の目を見ていると、国やその他周りの環境から物凄いプレッシャーを受けた故の、苦渋の決断の歌だったのだなあと感じました。
Pity the Childの、「未来を掴み取るのはこの指だけ」という歌詞も好きでした。フレディの強気な部分と、それに反する孤独さが浮きだってとても苦しかったです。。。
The Dealで、アナトリー、フレディ、フローレンス3人で字ハモをするところもとても好きでした!3人だけなのにあの迫力……皆さん本当に素晴らしかったです!!!
あとはU.S. vs U.S.S.R のメロディーが仕事中も頭の中をぐるぐる……男声メインのハーモニーも力強く、ユニゾンで「叩き潰される 名誉を無くし 身ぐるみ剥がされ辱めに晒される 不安と孤独を味わうのがゲーム」と歌うのも印象的で、ゲームというにはあまりにも重圧がありすぎるあの時代の環境をひしひしと感じました。
アグレッシブなフレディと、冷静だけれども国からのプレッシャーがあるアナトリー、様々な思惑を抱いているウォルターやモロコフたちの感情が飛び交っていて、スリルがありました。
フローレンスがPity the Childのフレーズを歌ったり、Mountain Duetに出てくるメロディーをフレディが歌ったり、異なるシーンでも音楽を通して登場人物たちの感情が重なったり、違う主張をする場面も結構あって、それを探すのも楽しかったです。
3、登場人物の中で誰に感情移入して観ていましたか?
シーン毎に色んな人物に感情移入していました。Anthem, Pity the Child, Someone〜は涙が止まらず……
スヴェトラーナの事を思うと、同じ女性としてあんな境遇に立たされたら、どんなに苦しいだろうとやりきれない思いでした…。
CHESSの登場人物は、結局みんな孤独な運命になりますよね。やっぱり人間は、独りで生きていかないといけない部分もあるからこそ、彼らに感情移入出来たのかなとも思います。
4、なにか質問はありますか?え?あれはどういう意味なの?など。
①2幕、アナトリーと一緒にいるフローレンスは真っ白なドレス、夫の前に現れるスヴェトラーナは真っ黒なドレス、フレディも殆ど白の服、アナトリーはグレーのスーツでした。
フレディはフローレンスの事をまだ想っている事の表れ、アナトリーはフローレンスの側にいつつも、スヴェトラーナや祖国の事を想っていて、どちら側にもいないが故(白と黒の間)のグレーだと思ったのですが、衣装にそのような意図はあったのでしょうか??
②スヴェトラーナがバンコクに来るとわかったときの、「今はまだダメだ」が今いち飲み込めなかったのですが、どういう意味があったのでしょうか?
③2幕で、フレディが取引を持ちかけてきた時、誰がそんな事を言わせてるんだといった感じの歌詞があったかと思いますが、アナトリーとしては、やっぱりフレディは根本的にはそういう事を言うような人間ではないと分かっていたのでしょうか?
④カズさんがアナトリーだったら、亡命しますか…?
とっても長くなり申し訳ありません…。
話は苦しいけれど、素晴らしい音楽と歌をまた聴きたいです!絶対再演してほしいです!!!
みんなが愛するCHESSをまるで見守るかのように13夜のまん丸なお月様が夜空に輝いていた大阪公演でした。こんな月の光が射し込むお部屋でアナトリーとフローレンスはシャンパンをくみかわしたのでは?などなど帰宅後もMountainDuetがぐるぐるまわったり心離れない舞台でした。
1、CHESSで好きだったシーンはどこですか?
勿論1幕最後のアンセムから2人が行く末をじっと見つめる後ろ姿。
そして、張り詰めたストーリーの中で唯一アナトリーとフローレンスが微笑えみ愛が生まれた場面。どんなシチュエーションにしろ大人の2人の愛の芽生えは素敵でした。
って、私は不倫が好きなのかっ!(笑)
2、CHESSで好きだった歌はなんですか?好きな歌詞は?
どの曲も、皆様が書かれているように素晴らしく、選ぶのは難しいですが、どなたもたぶん書かれてないので好きな中から1曲「Heaven Help My Heart」この曲は強く生きるフローレンスのピュアな愛の心が描かれていてメロディもフローレンスの優しさと隠れた弱さが表れてるようでした。
「彼には惜しみなく、全てを捧げた〜。〜。〜。いつしか動き出したこの心は帰る場所がわからずに空に散る。恋したから〜」今でもウルウルします。
3、登場人物の中で誰に感情移入して観ていましたか?
スヴェトラーナだったり、フローレンスだったり、試合中バックレたフレディだったり。(笑)
4、なにか質問はありますか?え?あれはどういう意味なの?など。
ヴィーガンド、友人から知らされて読ませて頂いた角川さんのブログで東京公演から大阪公演にかけてご自身の中で役のとらえ方が変わっていったと深く書かれてあります。ブログを拝見してからの私の感情も変わりました。アナトリーも日々感情の変化はありましたか?
皆様の深く熱いコメントには及びませんが勇気をだして書き込みしました。☺️
あっ、好きな歌詞を書くの忘れてました。後悔〜などしないと〜決めた「けど」〜、とか、「でも」願わずにいら〜れない、とか、このCHESSの世界の反語が好きです。絶望の中で、それでも…。大きな力に押し流されながらも、それでも…。みたいな感じとか、割りきれない思いとか、どうしようもなく心が動くとか。そんな感じがたまらなく好きです。…伝わるかな?(^^;
はじめまして。
CHESSに心奪われた観客の一人です。ぜひ私も参加させてください!…全て大好きなので、答えを決めるのに、丸一日かかってしまいました(^^;
1.好きだったシーンは、「You And I Rep.」です。お二人の歌声の重なりと、溢れだす想いに、客席でも毎回、身をよじっておりました。
2.好きだった歌は、「The Story Of Chess」です。吟遊詩人が歌ってくれそうな歌詞と雰囲気、女声と男声の掛け合い?被せ合い?の音色がすごく好き。
3.感情移入した登場人物は、シーン毎にイロイロで…強いて言えば、共感したのがアナトリーさんでしょうか。
4.質問は「Anthem」の場面です。祖国を、思い出を胸に、遠くを見て歌われるアナトリーさんですが、一度だけフローレンスさんと見つめ合いますよね。あの時って、どういう思いで、フローレンスの方に目を向けるのでしょうか?また、フローレンスの目の中にアナトリーは何を読み取ったのでしょうか?毎回、いろんな感覚が私の中に沸き上がって、胸がギュウっとなる大好きなシーンでした。
また来てしまいました。
質問追加です。
二幕でスヴェトラーナがバンコクに来たと聞いて
「今はだめだ、まだ今は」
とアナトリーがつぶやく、この言葉の意味がどうしてもわからないです。
今は、ということは将来的だったら来てもいいのか?その時はどうするつもりだったのか?
まさかそれまでに生活基盤を整えてスヴェトラーナと子供を迎える準備をこっそりとして、フローレンスはポイ?(そうならばアナトリー極悪非道すぎる)
もやもやが消えません。。。
おまけ:
その1.先日、子供の頃体験したモスクワの空港での思い出を書かせていただいたのですが、今日、実家の母に会ったので母の思い出を聞いてみました。
「銃を持った兵隊があっちこっちにいて怖かった。空港内総てのエリア写真撮影禁止だった。なによりも、トイレに行ってみたらトイレットペーパーが字がかけるんちゃうか?ってくらい厚い紙質で、とても使う勇気が出ずに諦めた」そうです。。。
その2.AnthemはもともとABBAのアルバム用に作曲され、でも結局日の目を見なかったのですが、ABBA Opus10で検索してみたらABBAのベニー本人がキーボード弾いてる音源が聴けますよ。
ちなみにABBA Every good manで検索したらABBAのアグネタがSome else’s storyの元となった曲を歌っているのが聴けます。
チェス祭りを開催して頂き、ありがとうございます。
もう2日も経つのにまだまだChessロスです。
皆さまのコメントにまたまた熱い感情に心を焦がれてます。
今日の日本シリーズの様に。
お題
1 全てです!!
やはり、特に、1幕ラストのアンセムは圧巻でした★彡
2 「anthem」
「Where I want to be」〜虚ろなこの心 そびえる砂の城 辿った夢の末路 消えゆく蜃気楼。。
まるで、アナトリーの心の様でした。
3 意外と笑っ、フレディでした(≧∇≦)
構って欲しいのかなぁと思わせる不安定な姿に母性本能がくすぐられ、でも、2幕に彼が
別れたフローレンスのお父さんを助ける為に試合に負けて欲しいとアナトリーに言うところは、色々な思惑からだったけど、フローレンスのことを好きなんだと思いました。
4 フローレンスを好きだという気持ちがあるにも関わらず、2幕では、あちこちにスヴェトラーナを愛してるという箇所があって、少しダンナの言い訳みたいなところを感じました。何となくですが、もし、女性の演出ならば、3人の関係性がもっと残酷に描かれたのではないかと思いました。結局のところ、フローレンスとは蜃気楼のような関係だったのですか?
フローレンスが、バンコクでのチェス選手権の時に、アナトリーに試合の結果が決められてるならイギリスへ帰りましょうというくだり。彼女にはアナトリーとの関係の終止符が見えてるように思えて切なかったです。
あ、あの新聞、アナトリーやフレディーの写真が載ってませんでした?あまりよく見えなかったんですけど。
新聞の写真を撮ってもらって、公演後に見せてほしいとお願いすれば良かったと思って。
また来ました(笑)
上のほうでどなたか、アナトリーの力点(りきてん、伸ばすところ)について訊ねてらっしゃったので。伸ばすのは「ト」です。アナトーリィです。が、マイナー言語、目を伏せてやり過ごすのは慣れています。公演後のアンケートにも書きましたが、重要視することではないかもしれません。ちなみにアレクサンダーも違和感です。アレクサンドルと呼んでほしかった!(タム!)こちらの名前はスポーツ選手など日本ではかなり認知度高いと思うのですが。
ところでフレディたちが読む(穴鳥さん爽やかアップの)小道具のロシアの新聞、イズヴェスチアはソ連政府公式紙で、フレディの言う「共産党の新聞」=プラウダとは違いますが、これは「大して違わない(共産党一党独裁でしたから)」、少なくともアメリカ人から見たら同じ、という皮肉だと楽しく見ておりました。
あ、「身をよじる」で、どれほど二人が愛し合っていたのかと書きましたが、互いに相手がどれほど自分のことを想ってくれているのかは、実はわかってなかったのかもしれないと解釈したので、更に切なかったりします。
壮…観…!!(←薬師丸ひろ子の「快感」風で)
多数の初めましての方をはじめ、皆様の熱い書き込みに、チェスザミュージカルが、観るものの心をいかに大きく揺さぶる舞台であったのか、その衝撃度が表れているようで、いささか興奮しております😤チェスインコンサートを経て、カンパニーの皆様が心血注がれてこられたチェスザミュージカルは、本当に泣きたくなるほど素晴らしく、心に深く深く刻まれるものとなりました。
アンサンブルさんの人数も増え、より厚みを増したコーラス。よりリアルになった演出。どのシーンもどの楽曲も愛してやまず、いざどれが好きかと答えようとすると、あれやこれやが走馬灯のように甦ってきて、再びCDを聴き始めたり、回顧に浸っては溜め息をついたりと、全くコメント作成が進まない有り様。←あほ
しかしこれだけは言えます。アンセムのシーンは、数多あるミュージカルの一幕を締めくくる楽曲の中でも、ピカイチの名シーンなのではないかと。あれほど威厳と悲しみに満ち溢れ、苦しくなるほどの切なさと感動で胸がいっぱいになって、ずーっと後まで余韻が残る一幕最後って、他にあるんでしょうか?そこが知りたいです。教授のアナトリーはお世辞でなく世界一だと思います。世界一のアナトリーが歌う、世界一のアンセムでした!
1。好きなシーン
ミュージカル界の中でも、名場面中の名場面ではないかと思われるシーンは既に書いたので、その次を。やっぱりエンドゲームの終止符を打つシーンでしょうか。重圧に屈せず、自分が何を成すべきか選択する自由を守り通し、チェスに勝ち、フローレンスのために自ら進んで自由を手放す選択する、アナトリーのあまりにも悲しい決断。私の号泣ポイントはここ。結局はモロコフの目的は達成されてしまうという皮肉な結果になってしまうのが、あまりに切ないですよね。それでもこれが彼にできる精一杯の抵抗であり、彼なりの精一杯のフローレンスへの誠意を表したものだと思いました。
2。チェスで好きだった歌。
チェスインコンサートでの衝撃的な出逢いから、ビヨルン&ベニーのアバの楽曲からは想像もつかなかった、美しくも奇想天外でドラマティックな楽曲に魅了されっぱなしです。ザストーリーオブチェスの音は飛びまくるわ、息継ぎ場所がわからないわ、スリリングな歌い出しだわ、こんなにドギマギしてしまうメロディーも初めてでした。この曲にプラスαが付いたようなカルテット。このプラスαの部分、それぞれ違うメロディーが重なる時の、アナトリーのパートが好きで、いつも追ってました。カルテットはまさに芸術作品じゃなかろうか。
哀愁に満ちたワルツがマリオネット的で、操られている感を漂わせているウェアアイウォントゥービーも絶品。歌い出しの詩的で比喩的な歌詞も美しく、これを歌う悲しげな歌声が、なんとも甘くて素敵なんです〜〜♪スヴェトラーナが差し出す手が虚しく空をつかむ「戻れる場所もない♪」が切ない。二幕でこの歌を歌う、スヴェトラーナも切ない。
最も難しいと思われるマウンテンデュエットの場面ですが、私的には今回とても腑に落ちたんですよね。というか、アナトリーはメディアを通してだかわかりませんが、第一印象からフローレンスに惹かれるものを感じていたように思います。マスコミ相手に懸命にフレディーを守る姿。強さと優しさを兼ね備えた美しいフローレンスは、アナトリーにとって初めて出逢った、まるで自由の女神のような、自由の象徴のような女性だったのではないかと。いつも険しい顔をしていたフローレンスの見せる笑顔に、まさに女神を見たのかもしれないなぁなんて思いました。マウンテンデュエットって、ピティーザチャイルドとノーバディーズサイドが上手く繋がってできてるんですねー。
ああ、楽曲回顧になってきています。あかんあかん。好きな曲を選ぶんでした。
では私は、好きな曲というか、他とは違った独自のムードを持つチェスの独特な世界と、哀愁と慟哭が胸に突き刺さるようなドラマティックな展開が強烈なインパクトを放つ、「エンドゲーム」を!ポ…ロロロロロン♪と始まるハープのような前奏から、無敵のチャンピオンが誕生するまでです!「人は私をどう見る?…」自分の行いを自覚しているアナトリーが切ないです。それぞれの思いが交差し、悲しい決断を下すまでの、音が飛びまくる奇想天外かつドラマティックなメロディー。アナトリーたちが、まるで盤の上で操られ、もがいている人形のように思われて仕方がないワルツと変拍子。チェスの試合が進むとともに厚みを増して盛り上がる歌。転調しながら追い詰められ、アナトリーが悲しい悲鳴のように叫ぶ「ちがーーう!」この辺りの転調に胸が締め付けられるんです。そしてとうとう終止符を打つアナトリー(ToT)号泣。アービターが勝利者の名を言う前の曲と、悲しい無敵のチャンピオンの後ろ姿もカッコ良くって、号泣しながら痺れまくり。「決めるのは誰だーーわたーしだーー!」ここ、なんとなくバルジャンが被ります。
好きな歌詞。
「二度と来ない明日に幸せを夢見て身をよじる」
「身をよじる」がズキーーンときました。身をよじるほど胸が苦しくてたまりませんでした。どれほど二人が愛し合っていたのか、どんなに離れ難いか、伝わってくるようじゃないですか?(ToT)
3。登場人物の中で誰に感情移入していたか。
チェスインコンサートを初めて観た時はスヴェトラーナに一番感情移入していました。二度目はだれだったかな?( ̄∇ ̄;)今回はアナトリーにどっぷり。アナトリーになりきって、皆様の質問に答えさせて頂こうかと思いましたが、やめておいた方がいいですね。←当たり前
4。フローレンスとスヴェトラーナに「嘘!」と詰め寄られて「違う!違う!違ーーう!」と叫ぶアナトリーですが、その続きを是非伺いたいです。ではどんな風に忘れないでいたのか。フローレンスを愛しつつも、祖国とともに、毎日密かにスヴェトラーナや家族のことを思い出していた、ということですか?イエスノーでお答えください(笑)