俺のディスコ・ミュージック <7> ”Queen of Disco” ドナ・サマー      ~6月開幕『Sister Act』に向けて~

「シスターアクト」の主人公 デロリス・ヴァン・カルティエは、まだ売れないクラブ歌手だ。一流のシンガーを熱く夢見ているレディー。彼女がどうやら大好きなアーティストがドナ・サマーである。台詞にも出てくるので要注意!中間試験に絶対出ます(笑)。
ドナ・サマーはアメリカ人だが、ドイツ版「ヘアー」のオーディションに合格しミュンヘンに渡る。そう、彼女はミュージカル出身だ。はい、親近感決定!!!!!仲間だよ、仲間。わけわかんない外人じゃないよ(笑)。
その地で、後の超大物プロデューサー ジョルジオ・モロダー(『フラッシュダンス』、『ネバーエンディング・ストーリー』、『トップガン』、『オーバー・ザ・トップ』すべて彼のプロデュース!長くなるから、これはまたいつか)と出逢い、メジャーデビュー。出す曲出す曲がことごとく大ヒット!ディスコ時代を通して最も売れたシンガーとなる。なんとグラミー賞を5回も受賞だと!これは奇跡のようなレヴェルだよ。どれだけ人気と実力があったかわかるでしょ?
1977年当時の女の子がドナに憧れるのもあたり前だ。
ドナは鋼のような美声と、気っ風のいいキャラと、お目目クリクリの美貌を併せ持った肝っ玉系のレディーで、そりゃあ人気もでるでしょって感じ。ステージではミュージカルっぽい演出で歌っていたみたい。是非確認してね。「シスターアクト」を100倍楽しむためにドナサマーは勉強したほうがいい。うん。これ以上は言えませんが、いい子は黙ってついてきなさい(あほ)。


まず、この曲。これは最重要曲。





  ★Love To Love You Baby   1976年    /        ドナ・サマー
ちょっとエロス系で好きな曲だ(爆笑)。この曲は「シスター・アクト」にもちょいと関係あるので熟聴するように。全米2位。周りで踊るボーイズ達が、君の帰宅時に駅ですりよって来たらどうしますか?ボーイズの格好は映像の衣裳です(笑)。







  ★Bad Girls   1979年     /    ドナ・サマー
次に重要なのがこの曲。イントロのトゥットゥッ。ピッピッ。このスキャットワードを覚えておくように。きっとこの時代、一世風靡したワードなんだと思う。これを知ってると、より本番が楽しくなると思うよ。全米1位を5週ゲット!すげ~。
こんな奇天烈なグラサンが似合っちゃってるレディー。好きにならずにいられますか?俺は最初、柱の一部かと思ったよ(笑)。
  ★Hot Stuff   1979年     /  ドナサマー
この間奏のメロディー、絶対聴いたことあるよね?俺はこの曲、よく知らなかったけどめっちゃ好きになりました。う~ん。ヒット性が高い単純だけど忘れられないフレーズ。さすが!全米1位を3週。
  ★On The Radio    1980年      /     ドナ・サマー
お待たせ!ミュージカルの1シーンのような演出。曲が素晴らしい。名曲だね。
  ★No More Tears   (Enough is Enough)    1979年  /    ドナ・サマー&バーブラ・ストライサンド
女王vs女王。冒頭のバーブラのロングトーンには口がアングリしちゃうよね?どんだけ歌上手いの?という感じ。火傷しそうなデュエットですが、2人はレコーディング以外、一度も公の場でこの曲をデュエットしていないそう。ふ~~。なんか分かる気がする(笑)。曲は珠玉の名曲ですよ。もちろん全米No 1。200万枚を売り上げたんだと。脱帽。

  ★I Will Survive    /   グロリア・ゲイナー
この曲はドナサマーじゃないけど、俺が好きだから掲載します(笑)。布施明さんもカヴァーされてましたね。地球上のディスコソングで3本指に入るくらいの名曲でしょ?どない?
お題:ドナ・サマーはお好きですか?
今日は長くなっちゃったので、忙しい方は最初の2~3曲だけ聴いてね。舞台で「あ~なるほど」と思うから。へへへ。
おやすみ。