俺のディスコ・ミュージック <6.5> 3曲の共通点…解答編      ~6月開幕『Sister Act』に向けて~

おはよう。色白なマドモアゼル。えっ?あたしは色黒だと?小麦色のマーメイドだと?フッ。俺なんてコーヒー色のMan メイドだぞ(笑)。
「シスター・アクト」は、今日からいよいよ通し稽古が始まった。まだ台詞が詰まったり歌詞が飛んだりすることもある。あるが、いや、あるから通しをするのだ。忘れても間違っても、何かワードを捏造してでも「止めない訓練」が必要だからだ。
「ショー・マスト・ゴー・オン」。
この言葉が舞台役者の誇りだ。時に誇りより恐怖の方が勝る時はあるけれど(笑)。
生の醍醐味…生の緊張感…生のダイナミズム…皆さんは好きですか?聞くまでもないな。好きに決定する(あほ)。
さて、1970年代後半のディスコ・ミュージックの共通点に行こう。
昨日の3曲は覚えてるね。っっって学校の先生みたいやな。
★Macho Man   /   ヴィレッジ・ピープル
★Can’t Stop The Music /       ヴィレッジ・ピープル
★Let’s Kiss The Sun    /    山下達郎さん
この曲だけではなく、いわゆるディスコ時代の楽曲の最大の特徴はベースのグルーヴにある。打ち込みドラムが世の中に出て来るのは80年代中盤なので、この時代の演奏はもちろん全部「生」。人間の手で紡いだ楽器演奏なのだ。ここが重要!
打ち込みが主流になると、どんなプレイも機械が的確に演奏してくれちゃうけど、1mmのずれもないからまったくグルーヴしないと俺は思っている。人間的にも正論ばかり言ってる人はツマらないでしょ?同じだね。
ちょっとダメなところや、ズレてるところ、アバウトさもないとね。っってオオオ俺のことぢゃないよ(動揺)。
上の3曲のベースは、聴いてもらうとわかるけど、ベースラインが 頭拍より裏拍のほうが目立ってるでしょ?ロックの8ビートは八分音符が並列で均等なのに対し、ディスコビートはバックビート(アフタービート)の方を強調するのがポイントなんだな。マッチョマンは指で普通に弾いたバックビートだけど、達郎さんの「Let’s Kiss The Sun」はチョッパー(スラップ)で裏拍を弾いている。79年4月発売のシングルなので、もろにディスコ時代のビートを反映している。超かっこいいと思わんか?
そして、いずれにしても人間が弾いてるから、完全に粒がそろっていない。だからグルーヴするんだよね。
はい。さっぱり分からない人は挙手!ほれほれ正直言うてみい。わからんと。放課後、300円もって体育館裏に集合な。よろしく(笑)!
ここまであざとくバックビートを強調する音楽は、この時代のディスコしかないと思う。チョッパーもね。今ではソロ以外でチョッパーを連打するとダサいと言われるからね。まさに時代の音。
そもそもバックビートが強いのはブラックミュージックの特徴。70年代に一気に花開くブラックミュージックがPOPS史に与えた偉大なる影響だね。AORはそこをもらって、お洒落に味付けした音楽なので、かなりブラック寄りなわけ。
はい。もっとわからなくなった人!恥ずかしがらんと申告してみれ。その人達は…3丁目の高架下にメロンパンもって集合な。っって腹ぺこか(爆笑)!
ああディスコの解説は面白いなあ。稽古もガチで大変になってきてるけど、息抜きに書いてます。よかったらコメントしてね。新人さんもいらっしゃ~い!鋭敏戦隊書き込みシスターズのお姉さん方は…強力なだけで怖くないから(笑)。ね、そうでしょ?
山野楽器さんのWeb コラム書き上げました。ディスコミュージックからビージーズ特集となってます。是非見てみてね。
   ★石井一孝の「Be Myself」第三回
おやすみ。

64 thoughts on “俺のディスコ・ミュージック <6.5> 3曲の共通点…解答編      ~6月開幕『Sister Act』に向けて~

  1. 惠子☆彡

    赤津崎教授(^^)!
    つかみ取り大会…参加する〜…(*^∇^*)/♪
    わっ!
    『GUILTY OF LOVE』のお話までしてくれてる♪
    あれは、赤津崎教授のリクエストの音だったのか…☆
    私も『GUILTY OF LOVE』のイントロ…大好きです…(o^-^o)
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
    赤津崎教授…メロンパン好きなんですね(笑)

  2. 惠子☆彡

    赤津崎教授(^^)!
    つかみ取り大会…参加する〜…(*^∇^*)/♪
    わっ!
    『GUILTY OF LOVE』のお話までしてくれてる♪
    あれは、赤津崎教授のリクエストの音だったのか…☆
    私も『GUILTY OF LOVE』のイントロ…大好きです…(o^-^o)

  3. yaya

    おお、なんか「教授」と「生徒」の授業的な展開ですね~。
    チョッパーってもうダサいの?
    「男子」がこぞってギターやベースであれこれやってましたけどね~。
    私は、ロッド・スチュアートの「Da Ya Think I’m Sexy?」の
    ベースに惹かれ、友達のお兄さんのベースを借りて
    トライしてみたけど、指が短く指間?が開かない私は
    ギター以上にベースは難しかった~。でも、結構、シンプルで楽譜は難しくはなかったの。
    (楽譜っていうかタブ譜・笑)
    たまたま、今週木曜日発売の、私の愛読書週間文春。
    近田春夫さんの音楽コラム。
    ジャニーズWESTの「ええじゃないか」について
    >アイディアの源はおそらくビレッジピープルなのであろう
    と書かれています。
    近田さんの音楽解説って昔から興味深くて
    今回ジャニーズのプチ系譜についても言及。
    >本来ジャニーズってのはアメリカから東京という
    >いわゆるウエストサイドストーリー、ミュージカルの啓蒙活動に
    >端を発していたわけだが、そこからうねりにうねって、
    >関西から違うカタチの日本発のねっとりした、まったく別物に発展して
    >このようなものにベクトルを振りつつあると。
    前後の文章割愛なのですが、なんとなく伝えたいニュアンスは
    届きましたでしょうか?
    このタイミングで「ビレッジピープル」という名称を目にして
    なんだかワクワクしてしまいました。
    では、若干、教授の主題とずれたコメとなってしまいましたが
    多少分かるので手ぶらで体育館裏に来てみました♪

  4. 赤津崎です

    皆様、揃いも揃ってメロンパンありがとう。俺を太らせて北京ダックにするつもりでしょうか(笑)?百円玉が溜まっちゃって仕方がないので、今度つかみ取り大会をやりたいと思います。参加したい方!
    みんなで俺の説明を補足してくれてありがとう。どんどん分かりやすくなってるね。さすがの塾生達デス\(//∇//)\。
    saichangさん、ギルティオブラブのイントロは、ゼノン石川さんのナイフのようなスラップ(チョッパー)ですよ。もちろん俺のリクエストです。六拍フレーズにしたのも俺のお願いです。俺は、変態でマニアなんで奇数なんだな(笑)。誰か、これに気付いてましたか?
    ベーシストにとってのチョッパーは、ピッチャーにとってのフォークボールみたいなもので、多投すると打たれる感じ。時折バシッと決めると観客を三振に取れるんだな。センスの問われるプレイです。石川さんはチョッパーの名手。素晴らしい方です。あのギャグセンスもね(笑)。
    ああメロンパン(サンライズ)以外のパンが食べたい夜です(あほ)。

  5. ikuko

    300円稼いで来たよ~!
    メロンパンも買ってきたよ~!(*´□`)ノ!!
    う~ん…わかったような、わかんないような…
    出来の悪い塾生なので情けないから
    メロンパンやけ食いしちゃお( ̄~ ̄ )モグモグ
    ブラックミュージックのリズム感やグルーヴ感が
    今日の様々なジャンルの音楽に影響を与えているのですね。
    そんなことも意識しながら『シスター・アクト』の音楽聴くと楽しいですね。
    そしてそれを歌うコーヒー色のMANメイド観ると、もっと楽しいでしょうね♪
    Show Must Go On …役者の誇り、カッコいいです!
    時に恐怖のほうが勝ることがあるからこそ誇りになります!
    あと2週間…充実した稽古の日々になりますように♪

  6. maki

    きゃー(≧∇≦)悪魔ー!!ゼノンー!!
    私、聖飢魔IIって、デーモン小暮さんしか知らなくて(汗)
    石川さんって、こんな悪魔だったんですね!こここわっ、、
    でも喋ると優しそうです~♪saichan様、有難うございました♪
    そうそう、この動画でわかるように、要するに同じリズムでも、ただ普通に叩いてたんじゃ、イマイチムードが足りない。
    なので、あれこれ変化をつけることで、より曲のイメージにマッチするムードを作り出すと。
    教科書通りでない弾き方をすることで生まれる空気が、グルーヴなんでしょうね。
    単独の楽器でも使うし、複数の楽器の演奏でも使われる言葉ですよね。
    で、石井さんのその曲のイントロは、チョッパーでスラップです。私もめっっちゃ好き♪

  7. maki

    この場合は、ベースがノリノリってことかと。
    曲に合わせて、一定の早さと歩幅でタンタンと行進するより、ちょっと跳ねてみたり、スキップして進む方が、より曲にマッチしてノッて見える。例えていうなら、そんな感じ?
    マッチって、ひょっとして古い?(^_^;)

  8. saichang

    いやっふぅ〜いヾ(*´▽`*)ノ
    makiさまご紹介の動画〜!あんな先生だったら習いたい〜あはっヽ( ̄▽ ̄)ノ
    そしてそして〜!
    P子さまご紹介の曲!めっさカッチョええ〜!
    このベースを聞いていたら、元悪魔の(笑)石川さんが思い浮かびましてね、えぇ。
    ちょいと検索してみたらば、こんなん発見!
    悪魔時代の石川さんです!
    悪魔なんだけど、と〜ってもホノボノとした動画となっておりやす(笑)
    グルーヴについて
    http://www.youtube.com/watch?v=spo5PBvfYYk&feature=youtube_gdata_player
    あ、ちょいと質問なのですが〜
    「GUILTY OF LOVE」のイントロ初っ端が大好きなんですけど、あれってチョッパーなんでしょうか?
    どなたか〜お分かりになる方はおらんでしょうか〜m(_ _)m
    ディスコサウンドから、ちと逸脱しますが、お許しを〜!

  9. maki

    グルーヴは、単純に言えばノリですよね?
    キッチリとした正確な音では面白味がないということですからね。
    同じ楽器で同じ曲を弾いても、その弾き方、強さ、ちょっと遅れて入るとか、ちょっと早めに入るといったタイミング、あるいは間の取り方で、随分と曲の印象も変わってきますので
    それぞれのミュージシャンが、それぞれの演奏で奏でる音が、絶妙に重なりあって生まれる音のうねりをグルーヴというのだと思います。
    そして、その良し悪しというのは、やはり音楽を聴き慣れている人じゃないとわからないんだろうなぁと思うんです。私も良し悪しまではわかる自信なし。
    ただ聴いていて、いいなぁ♪と思えば、それでいいんじゃないかなぁ(≧∇≦)あかん?

  10. maki

    もう少しわかりやすく。
    タン・タン・タン・タン 強弱・強弱・強弱・強弱 じゃなくて
    ンタ・ンタ・ンタ・ンタ 弱強・弱強・弱強・弱強と
    始めじゃなく、後ろが強くなる拍子が、バックビート。

  11. Kaori

    再びこんにちは。
    もやもや部分がクリアになりました!
    maki様ご紹介のにこちゃんマークの動画と、ンタンタンタンタ解説で、なるほど!と思いました。
    maki様ありがとうございます。
    ついでに、一度書き込んだ後で、『あれ?裏拍とバックビートってなんで使い分けているのかな?』とさらなる疑問がわいたので、こちらもクリアになりました。
    同じことなのですね。スッキリです。(^^)
    あと、グルーヴは、教授って覚えておけばよさそうですね。(す、すみません!)
    でも、記憶力が悪いので、多分数日後には忘れていると思います。
    なので、300円体育館裏とメロンパン3丁目の高架下はそのままにしておきます。^^;

  12. pomme

    こんにちは。
    解答ありがとうございます。
    1度読んでも、2度読んでも、なんだかよく分からず。
    300+メロンパン(美味しいパン屋の)了解しました。
    裏拍。バックビート初めて聞きました。
    なんとも奥深い。勉強になりました。
    こんな生徒ですがどうぞお見捨てなきように・・・(>_<)
    お稽古頑張ってくださいませ。?

  13. maki

    タンタンタンタンという普通の拍子を口で言ってみると、「タ」にアクセントがきますが
    このアクセントのくる「タ」を使って裏拍子(裏拍)とると、ンタンタンタンタとなります。
    これが裏拍。バックビート。
    先のスラップのオクターブ奏法の動画で聴いて頂くと、ンタンタンタンタと弾いているのがわかると思うんですが、これが三曲に共通している弾き方で、ディスコ・ミュージックの特徴のひとつというわけです。
    と、こんな説明でいいんでしょうかね(^_^;)

  14. r

    全然分かりません…
    解説を読んで更にチンプンカンプンです。
    まず言葉を調べないと…
    新宿のツバキハウスで踊っていたという美容師さんと話をしていたら、最近お店の有線でビックリするぐらい古いディスコミュージックが流れてくるとか。
    石井さんのディスコミュージックの話をきっかけに、ディスコが3系統ぐらいあって、かかってる音楽も違って…なんて話を聞かせてもらいました。

  15. なつみかん

    こんにちは♪ 相変わらず自宅でネットが繋がらない状態、お久です。
    メールチェック等、最低限の事は外でしていますが、時間が激減しました。
    ネットが繋がるところを求め、人魂の様にフラフラ彷徨ってます。怪奇?(σ^-^)σエヘッ
    家ではスタレビVHS三昧、、、こんな人、他にいるかな?・・・いるもんかっ!!
    要さんのアラジンtalkに、「へ?エディ?…o(゚◇゚o)ホエ?」
    お~い、アタチ~!色々、間違えてるぞ~、早う目え覚ませ~(笑)
    色褪せない魅力にノックアウトされています。でも今は2014年。
    コチラの竜さん特集を見るまで、10数年も遠ざかっていた自分の薄情さに呆れます。
    現代ニッポンは「損をしたくない人」と「得をしたい人」が多いそうです。
    まだGET出来ていませんが、シアターガイド今月号の相談者さんは前者かな?
    私はそのどちらでも無いからダメなんだ、と言われ、ムムム、ならば後者を目指したる!
    5/13『シスターアクト』スペシャルイベント動画、エディが歌いだした途端
    パワーが増して(*^.^*)ニコッ
    ベルトのキラ☆キラッにもご機嫌♪ ほら、もう得した気分!って、違うか(笑)
    ゴスペルシンガーさん達が凄く魅力的で、本公演でも観たい!と思ってもた~(^◇^;)
    3馬鹿トリオ(?)、何か凄く変テコで、笑えます。
    え?失礼だろ?・・・何ゆうてますか!最大級の褒め言葉だす!
    三者三様、このバラバラさがたまらん!エディとの絡み、沢山あるかな?楽しみ~(*^m^*)ニヘッ
    スタレビから、愛し合う事は信じ合う事、と刷り込まれました。
    エディ、自分を信じてくれているファンの皆様を信じて、頑張ルンバッ!!
    ずっと見守り続けてきた先輩達の愛とパワーには遠く及ばないけど、新参者の私も
    草場の陰からヒュードロドロ~、、、じゃなくて! ネット世界の陰から応援しています。
    どうぞ、身体をしっかり労わりつつ、前進していって下さいね~♪(*≧▽≦*)♪ファイト-!!
    イッパイ褒めたから300円チャラにしてチョ!パンはアタチのお気に入り持って行きます。
    エディが要らないゆうたら、速攻モグモグ食べるのだ~(笑)

Comments are closed.