1月24日。パステル度の高いなんという潔いBlue Sky。ひたすら心地いい鮮やかさ。鳥が2羽並んでキスをしながらゆるやかに飛んでいる。
「まあ生きてりゃあいろんなことがあるけどさ、焦らず慌てずいきり立たず、ゆっくり行こうよ。泣いて過ごしても一生。笑って過ごしても一生。笑われて過ごしても一生。ボ~っと過ごしても一生。大丈夫だよ、君は一人じゃないよ」
そう言われている気がする朝。
俺は物事を自分に都合良く解釈することに関しては抜群の才能を持っている(笑)。
緊張感漂う断崖の稽古場で、昨日、島健さん率いる一味(笑)もとい「Chess Orchestra」と最後の細かい打ち合わせが行われていた。俺は愛しのフローレンスとの『Mountain Duet』のテンポ確認と、スヴェトラーナとの『You and I』のニュアンスの確認をすませ、歌唱指導の山川さんに発声のアドヴァイスを受けていた。必死だった。
突然奏でられた「Happy Birthday to You」のメロディー。島健さんがニヤニヤとピアノを弾いていた。追随してくれたスーパーミュージシャンのみなさん。
マジでビックリしたし、なんだかこそばゆい思いだった。その時、悪人顔の軍団・タム カク アラ~タの3人が俺に近寄って来て不思議な三角形の帽子をかぶせて来た。なすすべもなく立ち尽くすしか無かった。あまりの力技にもう俺の命はここまでかと思った。
すかさず浴びせられるフラッシュと「はい、こっち向いて下さ~い」「もっと笑顔で!」の声声声。
何が何だかわからずやみくもに祝福していただいた。健治がスローモーションでゲラゲラ笑っているのが見えた。アッキーも妙にニコニコ顔だった。とうこちゃんは子供のようなイタズラ顔だった。写真を見てきづいたが、ヒドい突起付きの俺(笑)。しかし、これ以上無いめっちゃ満面の笑顔だね。
ありがとう。愛する『チェス』の皆様。忘れられない一日になりました!
この幸せに、愛に報いるためにも….アナトリーを生きたいと思います。
稽古場を出たら、そこは一面の雪景色。絶句。絶好調の証ということで許してくれ…..。
PS
みんなのお祝いメッセージに目頭が熱くなりました。みんな優しいね。嬉しいよ、本当にありがとう。
>makiさん
米倉利紀さんの声、好きです..BWMLでは石井さんの次に楽しみ♪ 地元大阪LIVEで浮気検討中(爆) そういえば出演されてた「RENT」行きましたゎ..確かに貫禄でてきましたね^^;
石井さんとのコラボなんてたまらなそう(≧∀≦)… もしそうなったら、惚れやすい石井さんは米倉さんに恋しちゃいますねきっと(笑)
ツーショット見てみた〜い!
かずさん、こんばんは!
なんだか人様の誕生日なのに、私まで嬉しくなってしまう。
ヒドイ突起だらけのかずさん、そのトゲトゲしさとは真逆で、本当に幸せそうで嬉しそう。
幸せのお裾分け、ありがとう。
心がまあるくなりました。
…でもかずさんは本番に向けてハラハラドキドキなのかな?
私たちもかずさんの力に、少しでもなれると嬉しいです。
でもチェス本番、気合い入りすぎて大雪はやめてくださいね?
電車が止まったら、みんなが会いに行けなくなっちゃう。笑
アフタートークも楽しみにしてますね。
明日もかずさんにとって良い日になりますように!
おやすみなさい。
kazuさん。なんだか恐竜の赤ちゃんみたい(笑)
それにしても、なんて不義理な、なんて情けない、なんて食いしん坊なファンなのでしょうか・・・。
ケーキが気になって仕方ありません。m(_ _)mスマン!!
カズさんこんばんは。
今日も1日お疲れ様です。
今夜も寒い夜ですが、とびっきり満面笑みのカズさんの写真を見ていると、心が温まります(笑)
とっても素敵なお誕生日になって良かったですね♪
お稽古は、チームワークも抜群!!で充実した時間をお過ごしの様子が伝わってきます。
ぜひこのまま、最高の初日をお迎え下さい!応援しています(*^▽^)/
ずいぶん長々と語りかけてくる空なんですねぇ(笑)
私、昨日は会社を休んで、こっそり歌舞伎を観に行ってまして。
ちょうど大詰めの場面で、バリバリバリッて小屋が割れるかと思うくらいの雷鳴が轟いたんです。
え?これ効果音?って、みんな一瞬キョトンとしましたよ。
いやでも全然そういうシーンじゃないし、ホントの雷かな?
そうか。今日は誰かさんの誕生日だから、スコールでもおかしくないね。。。
…って、七之助さんの見事な七役早替わりに場内が大いに盛り上がってるなか、一孝さんに想いを馳せていたワケです(笑)
そしたら、あぁた、吹雪て!
ノーーッ!帰宅難民だけはいやぁぁあ!!
どうぞツツガナクお家に帰らせて下さい。そして明日何事もなかったように会社に行かせて下さい。(-人-) って、祈りながら帰りました…。
恐るべし、ブリザードを呼ぶ男。
ま、絶好調の証なら、何でも許しちゃいますけど☆
お写真、満面の笑みでこちらまで嬉しくなります。
ホントに一孝さんは、みんなに愛されてますね。(^-^)
1日遅れですが…
お誕生日おめでとうございます♪
誕生日“123”の並びもスゴイ☆
その上に“44”歳のゾロ目☆
「只者ではない」と思わせられます。
来年“12345”のkazuさんは何者?
と 45歳のkazuさんが楽しみ
毎日kazuさんブログが楽しみな読者(?)より
笑顔のお写真ありがとうございます。
とても嬉しそうですね。!!!
偶然TVを観ていたら知念さんが出演されていました。
少し緊張されていたようですが、
TOMORROWを歌われておりました。
綺麗で可愛らしかったです。
kazuさん。こんばんは。
CHESSカンパニーのみなさんにお祝いしていただいたんですね~♪
よかったですね!
kazuさんの満面のぐちゃぐちゃ笑顔に私まで幸せな気分になりました♪
幸せのおすそ分け、ありがとうございます。
妄想劇場「若と愉快な仲間達」番外編4 (西洋将棋対戦前夜・最終回)
・・1月24日夜7時、羅門会事務所
「こんばんわ。明後日の試合の件でご挨拶に参りました。」
「なんだ、尾樹多組の健坊じゃないか。26日からの試合の仕切りよろしくな。
あ、昨日はレアもの帯つきCDの島歌届けてくれて、ありがとな。」
「若頭、その節は務所では個人的にたいへん世話になりやして・・」
真顔で頭を深々と下げる健坊。
「いいってことよ。俺も守備範囲広いから~、なーんちゃって・・那覇母母母 」
「それと誕生パーティーにも呼んでいただきやして、ありがとう存じます。」
「いや、あれはひのさんと志摩さんが企画のサプライズ・パーティーでね。
いや~、いろいろめんどうが立て込んでてすっかり忘れてたのに、
みんなが集まってて俺本当にびっくりしたよ。いきなりだろう?」
「いや、他ならぬ若のお誕生パーティーですから、そりゃもう皆、楽しみで・・」
「そうぉ?・・・あらやだ、どうも健坊の前だと昔のアタシにちょっと戻っちゃうわ~」
「い、いまも、若はすっごくお綺麗っす!」
「あはは、綺麗はないだろう、この年だ。」
「いえいえ、俺また惚れちゃうかも・・です。」
「あはは、健坊、怖いこと言うね。でも、ありがとよ。
それにしても、アキとの事がすっきりしねぇうちに、西洋将棋のサシの勝負なんて、
組長会の圧力がなければ、断るんだがなあ。すまねえってアキに伝えておいてくれ。」
「あの・・申し上げにくいんですが、噂になってまして・・・
若はとうこさんとお帰りになった奥さんと、どっちを・・?」
「あ、その件、もう尾樹多組にも知れているのか。
そうさなぁ、まさか出て行った女房が1年以上たって急に舞い戻るとは、俺も思ってなかったし・・
今は俺はとうこと居たいと思っている。本当にアキには申し訳けねえが・・・」
「そうですか。それを聞いて安心しやした。さすが若だ。いや、アキ兄は心の広いお方ですから、
もうとうこさんの事も若の事も、なんとも思ってないとおっしゃってます。
心はつれえんでしょうが、口では強がり言ってますんで、
どうかその事には触れずに勝負してやってください。」
「おう、あたぼうよ! 勝負は勝負や。正々堂々とやろう。」
「(小さい声で)あと、あの「ひの」さん、大丈夫ですかい?若、何かお困りなことは?」
「ああ、俺のお目付け役のひのさんね。うん、まあ、俺は俺のやり方でやるまでさ。心配するな。」
「わかりました。よろしくお願いいたしやす。」
「おお、よろしくな。・・そうだ、健坊、時間あったらちょっと今日は飯につきあえ。
つもる話しもあるし・・」
「はっ。では姐さんに電話して許可もらいやす。
今日は頭もアキ兄もいるので、姐さんの晩御飯に俺がいなくても大丈夫っす。
いや、毎日最近は料理に凝ってらっしゃって、
晩御飯だけは誰かがご一緒しないとうるさいもんで・・」
「まずいのかい、それ?」
「いや、すっごくうまいっす。でも姐さんと二人っきりだとちょっと・・」
「危ないってか?わっはっは。確かにあそこの姐御は惚れっぽいからなあ。」
「じゃ、ちょっと失礼して・・」
部屋の隅で携帯電話をかける健坊。
ほっとした表情に変わり、
「ああ、アキ兄。明後日の打ち合わせで羅門会に来てるんですが、
こちらの若が是非に夕食をとおっしゃるもので・・・
へい、姐御にそこんとこよろしく・・・ああ、今日はシチューだと・・・ええ、でも・・
はい、よろしくお願いします・・」
携帯を閉じ、振り返る健坊。
「若、大丈夫です。」
「そうか、じゃ、あと30分もしたら出かけるから、ちょっと待っててな。」
・・・夜11時半 羅門会事務所
バタン・・
「よっこらせい~の、ハイ! 若、大丈夫でやすか?3軒はしごは、やっぱきつかったっすか?」
半分ひきずってきた若頭を事務所のソファーに斜めによりかからせる健坊。
黒のダウンジャケットを脱がせ、膝にかける。
「う~ん、むにゃむにゃ・・・とうこちゅわん、・・あかねちゅわん、・・・う~ん、健ちゅわん・・・」
「若、今、お水お持ちしますからね。」
「あ、そんなのいいから・・こっちに居て・・」
急に若は右手で健坊の左手首をしっかりつかみ、気持ち良さそうに眼を閉じてしまう。そのまま手を離さない若に、とまどう健坊・・
「あの、誰か、角さんかタムさんか、呼びましょうか?」
「いや、みんな今頃、夜の集金に回ってるよ~ん!・・あ、ユキはどこだろ。ユキちゃーん!」
「今日はここには誰もいないみたいですが。この時間じゃ、ご自宅から会長をお呼びするわけにもいかないし・・
奥で寝ますか?それともタクシーでどこぞにお送りしましょうか?」
「いいの、いいの。健ちゅわん・・そこにいて~むにゃむにゃ・・
俺、ちょっとだけ酔っちゃったからあ~」
「はい・・・」
自分の左手首を離さないまま眠りにつく若に困惑したまま、あきらめて床に座り込む健坊。
時々手をはずそうとするも、そのたび起きる様子のそぶりの若。
しばし後、じーっと若の寝顔と右の首筋を見つめる健坊・・妙になまめかしい・・(徐々に暗転、首筋にスポットライト)
突然、健坊は中腰で立ちあがり、若の首筋に軽く噛みつく・・・
右の首筋に2つの小さい穴が開いて、そこから2筋の血が流れる。
若は目を半開きにして、健坊の両手を取り、
「健坊、いいのよ。知ってた。うちのパパとおんなじになりたかったんだから、
もっと飲んで。試合に差し支えない程度に・・」
そう言うとなぜか微笑みながら半開きの大きな目のまま眠ってしまう若。
健坊はもう一度そっと寄り添い、しばし首筋から静かに丁寧に血を吸うと、
そっと若の手をふりほどき、
若にそっと毛布をかけ、
満足そうに若を見つめて自分も毛布を被って床に座り込む・・
夜は更けてゆく・・
※ストーリー、登場人物は架空です。
教授こんばんはー♪
突起…もとい三角帽×4!!!ひ、ヒドすぎる(大爆笑)
でもでも、最高にイイ写真です。こちらも笑顔になれますもん(´∀`*)
>稽古場を出たら、そこは一面の雪景色。
さすがです…。どんだけ絶好調…(゜д゜)ポカーン
福岡も天気予報に雪マークが。もしかしてこれも…って、んなワケない(ヾノ・∀・`)笑
kazuさん!
お疲れ様です!ケイです!
今朝は転ばずに稽古場に行けましたか?
今日の兵庫は日中にも綿雪がフワフワ舞い降りてましたぁ〜(^^;)
流石、kazuさん(≧ω≦)b
稽古場での最終稽古の今日は東京だけではもの足らず関西にも雪将軍を舞い降ろしましたねっ(^_^;)
kazuさんのその、誰も望まないパワーで発電とかエコに使えないですかねぇ〜(^^;)
明日はいよいよ、青劇入りでの最終稽古ですかねぇ〜?
もう、ここまで来たら後には引けないので、躓いて・転んで・ひっくり返ってもひたすらゴールに向けて前進して下さいねぇ〜o(^o^)op(^-^)qヾ(^▽^)ノ
kazuさぁ〜ん!
今日の残された時間も明日もガンバッガンバッだよぉ〜o(^o^)op(^-^)qヾ(^▽^)ノ
PS.
写真のkazuさん、メチャ幸せそうでいいなぁ〜o(^o^)o
あの三角帽、キノコが生えてるみたいにメチャ自然に頭に引っ付いてるんやけどぉ〜(^^;)
CHESSの劇中、アノ状態で出て来るシーンはないですかぁ〜σ(^_^;)?
生で見てみたいぃ〜((o(^-^)o))
一孝さん(^O^)/
今朝もブログの更新(=^ェ^=)ありがとうございます。
フルーツいっぱいのケーキ美味しそう(o^^o)
みなさんに、お誕生日のお祝いしてもらって、
緊迫したお稽古場も一孝さんSmileで癒やされたと思います。
一孝さん、ほんとに嬉しい笑顔(⌒▽⌒)してる。
写真もUPしてくれてありがとうございます
(*^◯^*)
今日は辛いことがあって。
朝から泣いて。目がボンボンだったけど。
カズさんの。不思議な三角帽子をかぶせられた笑顔と。
突然、誕生日を、お祝いされたカズさんの。
戸惑いぶりを想像したら。
大声で笑ってました。
カズさんが産まれてくれてありがとう♪
な日です。
今日は。
CHESSでも、その笑顔で。
私に元気を下さいね。
あっ、できればブログでも。
カズさんの顔が毎日見たいです。
あ~、泣いたけど。
カズさんの笑顔に出会えて幸せ。
石井さん、凄く嬉しそうで楽しい行事の後の笑顔で こちらも思わずニコッとしちゃいます p(^^)q
帽子も かわいいですが クラッカーっていうんでしたっけ? パン パン パン!と 出すやつ 懐かしいですね。今じゃ アイドルのコンサートでも 紙テープも見なくなったんではないでしょうか? クラッカーは時々 クリスマスパーティーをしたりする時に ケーキを買うともれなく着いてきたりしたかも知れないですかね。
朝の 凍結が嘘のように 道路も乾きました。よかった(v^-゚)
仕事中は全然外に出ないので 寒かったかどうか知らないですが CHESSの初日を高い空も心待ちにしてるのかと勝手に解釈している自分に気がついたりしました。どんだけ〜ってか(笑)
いよいよあさってですね!私は 金曜日に拝見させていただきます。前方ですが下手側かしら? ジィーッと見つめちゃいますのでね p(^^)q
妄想劇場「若と愉快な仲間たち」番外編3
・・事務所で一人電話番をしながら、なにやら眉間にしわを寄せ、難しい本を読む健坊に、
後ろから忍び寄る姐御・・・いきなり健坊の背中を両手でバンッと叩く。
「ワッ!! け~んちゃん!何してるのっかな~?」
「うわ!姐さん!・・驚かさないでくださいよ!あ~、驚いた。」
「あははは・・あら、西洋将棋のお勉強?
おやつの時間よ!はい、ホットミルクとお手製クッキー。」
「はい・・ありがとうございやす。」
「アタシはこれ。あっかいジュ~ス!」
「あの~、僕いつもミルクなんすけど・・」
「あ、うん。健ちゃんはみ☆る☆く!ちゃんと食べないと大きくなれないわよ~」
「あの、もう充分大きいんですけど・・」
「あら、そう?最近、また背が伸びたんじゃない?」
・・姐さん、鼻歌歌いながらご機嫌で台所へ去る。
「あいかわらず、ちっとも、僕の話し聞いてない・・」と独り言を言う健坊。
・・バタン
「あ、アキ兄、お帰りなさいませ!」
「おう、健坊、聞いたか?」
「えっと・・昨夜の羅門一家の若のバースディ・パーティーの件ですか?」
「それも面白かったが、長いこと家出してた若の女房が今日になって戻って来て、
どうやらこれから、すったもんだありそうなのよ。
まあ、籍は入ってねぇから、内縁関係ってえ訳だけど。」
「たしか小さい息子さんがお一人・・」
「おう、そうよ。それでも会長さんが本妻とは認めなかった女房だ。
あちらの若もいい奴なんだけど、なにしろあのルックスの上に、
根が正直過ぎて、ホント罪作りだよな。44にもなって普通可愛いか?・・ありえねぇ!」
「はあ、確かに。」
「とうこも好きだし、女房も捨てられないと来たもんだ。・・困ったもんだぜ。」
「アキ兄、とうこさんのことは、もう・・」
「いいってことよ。俺たちは終わってるが、俺はとうこが好きだから、
あいつの好きなようにしてやりてえ。
向こうの若も嫌いじゃねえ。
とうこが帰って来たけりゃ、また置いてやるさ。」
「アキ兄・・・」
「だが、いちおう西洋将棋の試合の時間は変更なしだ。木曜夜で変更なし。
向こうのセコンドはたぶんひのさんだな。
組長会から派遣された羅門一家のお目付け役の「ひの」だ。知ってるだろ?
こっちはとうこがいねぇから、一人でもいいんだけど、
格好つかねぇから、姐さんに頼むかな~
健坊、仕切り、よろしく頼むぜ。」
「へいっ!」
・・アキ兄、事務所2階の自室へ去る。
・・入れ替わりで姐御登場。 少々涙ぐんでいる。
「・・健ちゃん、今のアタシ聞いちゃった。アキはいっつもああなんだから!」
「へえ、・・本当にとうこさんのことが好きなんですね、アキ兄は・・」
「人が良すぎるにも程があるわよ・・ああ、もう、一晩中抱きしめてあげたい~」
「ちょっとちょっと姐さん!また、誤解を受けるようなことを・・」
「いいのよ、みんな息子だと思えばかっわいいわぁ・・」
「は、はあ・・・でも、そんなに年離れてないですが・・」
ちゅっ!
「あ、またあ~」
「うふふ~、今夜はシチューよ~ん!主人の大好きな~♪」
・・・台所へ去る姐さん。
誰もいないのを見計らい、残された赤い飲み物のビンに手を伸ばし、3口ほど飲む健坊・・
「ふ~、これこれ!久しぶりに生き返ったあ・・ミルクばかりじゃ生きられない身体なんだよね・・僕も・・」
ビンを元の位置に静かに置いて再び本に取り組む健坊・・・
※登場人物、ストーリーはすべて架空です。