8月1日。何層にも重なる雲の向こうにうっすら光が見える。希望のある曇り。
不思議だ。
連日の公演で疲れているはずなのに、なぜか妙に活力に満ちている。それもムクムクと体中から湧き上がるようなパワーだ。
それは客席にいるみんなの眼差しが温かいから。時に優しい瞳で、時に食い入るような瞳で、時にオペラグラス越しの奥まった瞳で….俺たちを見てくれているよね。
昨日は終演後に「募金活動」も行い、より近くでその眼差しに触れることができた。
「被災地からやって来ました」「仙台から駆けつけました」と声をかけてくれた方が何人かいた。優しい笑顔だった。胸が熱くなった。
”俺たちのできる何かが誰かのためになるかもしれない”
そう強く感じた。俺たちこそが勇気をもらったと思う。
「頑張って行こうね」
例え厚い雲が今日の日を覆っていようとも、必ず晴れる日はやってくるから….。
さあパリへ向かうか。
おはようございます。
私は、仕事の前に誰もいない化粧室で鏡に向かって、
「今日も一日頑張ります」と言います。
自分に暗示をかける感じでしょうか。
私の場合、口に出して言った方が頑張れる気がします。
今日は、石井さんに向かって…「今日も、一日頑張ります」