おはよう。雲のメレンゲがフワフワに泡立っている。人々の心を甘やかにする”金沢の空”に朝からご機嫌だ。でも俺がご機嫌なのは、そのせいだけじゃない。
昨夜はとある方と「最初の晩餐」だったからだ。
ジャン役の原田優一くんから「あの方が今日、金沢に来るそうですよ」という極秘情報を入手。『マグダラなマリア』の稽古が終わった後、スイスイと空を飛ぶとのこと。まああのフットワークの軽い方にとっては、フフフンと横浜まで散歩に行くか…くらいのことみたいだ(笑)。そんなわけで、我が友 岡幸二郎がブラリと金沢にやってきた(爆笑)。
『招かれざる客』終演後、幸二郎推薦のとんでもなく美味しい割烹に行った。俺は幸二郎に「蟹が食べたい」とだけリクエストをしたのだが、蟹どころか金沢の旨い物が全部出てきたかのようなディナーであった….。う、う、うまい!!!!蟹の踊り食いより先に、俺のベロがリズムを刻んでしまった(笑)。香箱蟹…ノドグロの焼き物…タラの白子…ガスエビ…からすみ…美味しい日本酒。器までもが雪のようにサラサラと煌めいていた。次から次に繰り出される繊細で垰やかな味の調べに、我々はなすすべなく、目も舌も喉も潤わされ酔わされた。例えるなら、桃源郷に彷徨い込んだ3匹の無垢な子猫といったところか….。(@ ̄ρ ̄@)
思えば、幸二郎と出逢って18年。1994年のレミゼ仲間でお互いを「我が友」「朋友」と呼び合う愛しい間柄にも関わらず、一緒にご飯を食べたのは全体打ち上げ以外 無い気がする。これが2人のFirst Nightだったのではないか?何だかものすごく楽しかった。
マリウスが2人…アンジョルラスが2人…ガブローシュが1人…ジャヴェールが1人…ヴァルジャンが1人…でも合わせて3人という不思議な会(優一は3役演じている天才児ですよ!)の夜は、「再会の喜び」と「香箱蟹のように身がつまった思い出話」と「とある方の勝手な犯人の推測」と共に、密やかに更けていった。
この会の名称はどうしようか?という話になり「~~歌劇団」がいいんじゃいない?という所から「オ過激団」になりました。トップスターは岡幸二郎先生。優一は期待の最下級生。じゃあ俺は組長か(笑)。
団員募集中。選考は3人が直々に行います。3人を笑わせるか、3人を感心させるか、3人より歌が上手いか、幸二郎より毒舌な者だけが通れる「蟻の穴より狭き門」だ(笑)。なお激団のモットーは、「ケバく キワドく 容赦なく」かな(再笑)。
希望者は挙手するように!!
それから「過激団のモットー」も募集します。
「~~く ~~~く ~~~~く」でお願いします。素晴らしいスローガンを考えた方は、入団審査の際に4点加点します。少なっ(笑)‼
一孝さん、今日は残業だったので今ようやく、笑顔で明日の舞台を迎える気持ち、ハッピーモードになりました。ジュリアン、楽しみにしています♪♪♪