同郷(笑)の大先輩 さだまさしさん~木根川橋・加速度・主人公~

5月23日。今日は麗らかな晴れ日だったのでスカイツリーのエレベーターも止まらなかったのではないか。上半分が雲に溶けることなくくっきりと見えていたのではないか。よしよし。

昨日のノスタルジックな、地元ではないけど地元的な話(笑)に続き、今日は正真正銘の地元の話をしたい。

皆さんはさだまさしさんの故郷をご存知かな?はい、長崎!!!正解です。

実はさださんは中学時代、なんとヴァイオリンの勉強のために「葛飾区」に下宿していたんだよ。知ってる?その中学校は「葛飾区立 中川中学校」。

あ~たね~、中川中学っつったら住所は東四つ木だよ。あたしゃあね~、葛飾区四つ木の生まれでね「四つ木小学校」を経て「四つ木中学校」に行った人間ですよ。言ってみたらあたしゃ四つ木の生き字引みたいなものですわな。東四つ木ってのは、もうすっごく近所で隣接しててニアーなお隣さんなわけ!だから他人の気持ちがしないのね、さださんのこと。

中川中学は当時の俺の家からチャリンコで5~6分かな。子供の頃から「さだまさしって中川中出身だって知ってた?」「うそ?あの関白宣言の人?」「すげ~~」「すげ~~~」とか、何がすごいのか分からない会話が葛飾区民を取り巻いていた。だからというわけではないが、小学6年で友達に勧められ大ファンになった。

あの当時はグレープを解散して、まだアルバムを4枚しか出していなかったと記憶している。「帰去来」「風見鶏」「私花集」「夢供養」という4枚。今ではベスト盤を入れたら100枚くらい出している(!)スーパービッグなアーティストだけど、俺がさださんに出逢った時期はごく初期の頃だったんだな。12歳くらいだったから勿論お金はなくレコードなんか買えないので、近くの図書館に行ってさださんのレコード盤を借りて、その場(図書館の隅っこにレコードを聴けるプレーヤーが2台設置されていた)で針を落として聴いたもんだ。盤を傷つけないようにドキドキしながら。音楽っていいなあ、僕もこういう歌を作りたいなあって音の溝を噛みしめるように聴いていた。今からは信じられないレトロな音楽の聴き方だよね(笑)。

同郷の(笑)さだまさしさんのお薦め曲です。あ、言うまでも無いけど初期4枚のどれかに入っています(爆)。今のさださんも最高だけど、思い入れがあるので俺は初期が好きなんだ。

★さだまさしさん『木根川橋』
http://www.youtube.com/watch?v=5KgQvOLFmKI&fmt=18

木根川橋はホントに京成四つ木駅のすぐそば。地元の香りに満ちた場所。この長閑な歌は葛飾区民のバイブルだ。少年の気持ちがよくわかる(笑)。俺もこんな少年だったな。

★さだまさしさん『加速度』
http://www.youtube.com/watch?v=ZUWApPVNl30

一番好きだったのはこの曲。今聴いてもかっこいい。この歌をベスト3に選ぶのはさださんフリークもビックリな相当なマニアですが、マジで俺のベストっす。アレンジがAOR調。やっぱり小学校の頃からAORが好きだったんだね。ルーツ再確認だ。

★さだまさしさん『主人公』
http://www.youtube.com/watch?v=T0WNEW7Cq64&feature=related

さださんの歌は本当に名曲が多いんだけど、この曲の名曲ぶりは突き抜けている気がする。さっき聴き直したらやっぱり目頭が熱くなった。歌詞・メロディー・アレンジ・歌 全部完璧じゃないかな。まぎれもなく俺の青春の一頁。

~ 時にはメトロの駅の前から62番のバスに乗って、「想い出行き」のガイドブックを手に携えて、一緒に「あの頃」駅に行きませんか? ~


31 thoughts on “同郷(笑)の大先輩 さだまさしさん~木根川橋・加速度・主人公~

  1. 歌う猫

    主人公大好きで毎晩聞いていたので、カセットテープが伸びちゃいました。

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