ワタアメのような朝。ふわふわと甘くやさしい気持ち。空ってこんなに広かったんだ。
『Chess in Concert』から一夜明け…放心状態です(笑)。
どの舞台もそうだけど、今回の作品はひと際壮絶で手強くて、でもその分かつて感じたことのない充実感がある。一口には言えないけど…深いね。
愛するABBAの作曲家コンビ ビヨルンとベニー。そして大作詞家ティム・ライス。彼らがどれだけの才能と時間と情熱をかけて造り上げたんだろう….。最初は「うわ。難し過ぎ。変な曲ばっかり」と及び腰になった楽曲が、練習して愛して噛み砕いて心に落として行ったら「イントロが流れただけで涙が滲むよ、なんて素晴らしいメロディーなんだよ」という楽曲に変わった。
前から気付いていたけど、俺は読解力が弱い。
「太郎君の今の気持ちは次の1~4のうちどれでしょうか?」こういった類いの問題には本当に弱いのだ。
「太郎君に聞いてみなければわからないでしょうよ。だって太郎君の心の模様は太郎君にしかわからないと思うよ」そんなふうに感じちゃう俺だから…。
ビヨルン。ベニー。最初から『Chess』の素晴らしさに気付いてあげられなくてごめんよ(泣)。でもアナトリー君の気持ちは、もう理解してるつもりだよ。
だって俺がアナトリーだからね。ハハハハハ。
今日はなんだかハイだな。
みんな、応援アリガト。
みんなは国語の読解力ありましたか?
おっはよ~~~~~!今日もやたらいい天気☆
っていうことは、日本海側はたいへん?
>gajikoさま、アナトリーついに泣いたんですか!
確かに千穐楽の過度にならない適度なハイ・テンションと「ついに征服・勝負アリ!」の充実度満点の気迫ならありうるな~。
私、変な人だから行かなくてもわかります。
絶対千穐楽がベストだっただろうと思います。
完全征服の確信は1/29だったはず。
あと波動的には1/27夜は次くらいにやはり良かったのでは。
でも確か草枕の一節とともに書いたように、
アナトリーの中では正義で自己完結していることも、
世間的には道理が通ってない。
こんな男にはまったら不幸だわ・・
まあ、やたらカッコいいから許す・・
っていうかだんだんアナトリーに自分がはまる・・☆ く、悔しい~~~!
教授、歌うますぎ。技術的なことより感情乗りまくってるからね・・乗りすぎの1歩手前がとてもいいんです!
それ以上やったら臭いぞの1歩手前が、教授の真骨頂・・
私が演出家なら教授を役者として見た場合、入り過ぎる一歩手前のそのピンポイントを狙います。
歌は文句つけようないから自由にお願いして・・
音楽って、めちゃめちゃうまくてもつまらないのはたくさんある。
名前挙げていいかな?
ロシアの完璧ミスタッチゼロみたいな英才教育の天才ピアニスト グレゴリー・ソコロフ、
確かに天才だろうけどこの機械が弾いてるみたいな無機質さとプログラミングされた完璧な作られたような感情表現、
100回弾いたら100回が完璧に同じ・・っていうのには耐えられない。
彼は立って歩いて呼吸するマシーンで、彼には心が無いのだ。
彼は現存するピアニストでは世界最高と言われているピアニストで、録音しないので有名で、まず日本に来ない。
でも来日のわずかなチャンスで一度聞いて、嫌になった。
それから時間がたち、彼も人生経験して、今は変わったかもしれないけれど。
逆にチョー・リャン・リンのバイオリン・・
もっと技術的にうまい人はいくらでもいると思うが、
彼のコンサートはまるで彼の自宅のホーム・パーティーに呼ばれたようで、
まるで玄関で彼が「ああ、よくいらっしゃいました~」ってにこにこしながら出迎えてくれていると錯覚するような、
暖かくて心地良いコンサートだ。
単に人柄の違いで片付けられない違いが両者にはある。
コンサートドタキャンだらけの変人のミケランジェリなんか大好きだった。
彼しか弾けないピアノだ!コンサート途中でも帰っちゃって後日集合がかかるから、
始まってから終わるまで皆で見張ってないと油断なかった(笑) 大好きだったぜ!
サントリーホールに行ったら突然中止、平日昼間に別会場に集合かかってやっと聞いた。
ミケランジェリ、さすがや!サントリーホールの大ホールは音響悪すぎ、一人で弾いててよく気づいたな。
皆覚悟してチケット買ってるから、「音響気にいらないから中止」でも彼に対するブーイングはいっさい無かった。
歌がうまいとか芝居がうまいとかだけでなく、
基本的な人間性、社会環境で培ってきた人を見る目の確かさ・暖かさのようなものは、
すべての芸術・芸能関連の表現に最重要と思っている。
絵画や彫刻も同様。
今日は本業に関係あるCell Innovationセミナーさぼって、
午後からTDSへこの期間限定のショー見に行っちゃいます・・しーっ、内緒・・
TDSのブロードウェイ・シアターやミステイックリズムはレベル高いですよね。
ではでは、教授、みなさん、よい1日を!