今も忘れない。
あの日。1幕5場の「決闘」のシーンだった。アトス、ポルトス、アラミスは親衛隊と闘うのだが、吉野圭吾くんの演じる「ロシュフォール」と「ダルタニアン」の銀橋での動きがいつもと違っていた。芳雄がロシュフォールの腕を斬るタイミングで三銃士は芝居のきっかけを取っているのだが、いつもと「間」が違っていた。
あれ?なんか変だと思った。
いつもよりも圭吾が膝をつくタイミングが早かったのだ。まあ、舞台の公演とは毎日毎日走り続けるマラソンのようなものだから、多少ギクシャクすることは勿論ある。台詞が出て来ないことだって、恥ずかしながら、ある。
でも、圭吾の運動神経と動きに対する感性は人並みはずれているので、ちょっとしたブレすら珍しく「あれっ」と思った。
ご存知の方も多いと思うが、圭吾は素晴らしい俳優であると同時に、ミュージカル界でも屈指のダンスの名手だ。あれだけの長身なのに、キレが抜群で、しなやかで、華やかな踊りのできる人はそういない。俺はダンスが得意ではないので、最早同じ人間ではないくらいの目線で、隣りの土俵から一般客として圭吾のダンスを見ていることもある。
身体が武器の彼だから、人一倍身体のメンテナンスに気を使っていた。開演前に、終演後に、丹念にストレッチをし、ウォームアップ・クールダウンを重ねる彼の姿を誰もが目にしている。
「アキレス腱をやったかもしれない」
1幕と2幕の幕間、信じられない情報が疾風のように我々に届いた。
黒いブーツの周りを黒いテープでグルグル巻きにして、圭吾はその日の舞台を…それから4日間の公演を、全身全霊でやりとげた。
ただ見守るしかできない自分がすごく情けなかった。けれど、さとしさんが言った。「俺たちのできることは圭吾を支えること」。アトスリーダーの号令の元、毎回円陣を組んで「一人はみんなのために….みんなは圭吾のために….」を誓い合った。我ら3人の絆はこの誓いでさらに強く優しくなった気がする。人間って自分の為より、時に、人の為になら頑張れたりするからね。
あれから1ヶ月。圭吾とは何回かメールで会話をした。
「体調はどうだい?」
「痛みは無くなった?」
「遂にあと10回になったよ。最後まで頑張ってくるからね」
圭吾はいつもすぐに返事をくれる。詳しい治療の状況は俺からは言えないが、手術は成功し、毎日少しずつ確実に良くなっているとのこと。そりゃそうだ。あれだけの男なのだから、神様が見守っているに違いない。
とにかく、帰京したら圭吾と一献交わしたい。その約束はもう取っている。酒の肴は圭吾の笑顔かな…。
残り3回。魂の叫ぶままにパリを生きたい。圭吾の想いと共に….。
おはようございます。
こちらは今日も晴れですが、
博多の空はどうですか?
本日博多座三銃士ラス1、
頑張って下さい。
石井さん、おはようございます
とうとうやってきましたね、大千秋楽
私たちが想像もできないくらい大きな
そして様々な想いを抱えて臨まれることと
思います
ミュージカル「三銃士」に出会えて
石井さんをはじめとする素敵な
キャストやスタッフの皆さんのお陰で
元気と勇気をいただき
心から楽しいと思える夏を過ごすことが
できました
伝え切れないほどの感謝の気持ちと
「ありがとう」の言葉を贈りたいと思います
吉野さんの思いを胸に
今日もParisで大活躍してください
大千秋楽が大成功に終わることを
心の底からお祈りしています
KAZUさん
こんばんは。
いよいよラスト1回ですね。
いろんな思いと願いが詰まった大千秋楽。
演者・客席が素敵な笑顔でいっぱいになり
無事に終えれることをお祈りしております。
とうとう今日ですね!大千秋楽\(^o^)/
悔いの残らないように思いっきりアラミス様を生きてください。
そしてその報告を圭吾さんに届けてあげてください。
そしたら圭吾さんも千秋楽を迎えられる気がする…勝手な想像ですが(^^ゞ
では今日も素敵なハーモニーを響かせちゃってください(*^_^*)
すばらしい一日になりますように!
アキレス腱断裂って、普通なら歩くことも出来ない、即入院、即手術の大怪我ですよね…。
知らなかったら、怪我されてると分からないくらい自然な動きで、殺陣も綺麗にこなされていたので、「アキレス腱を痛めた」と聞いた時は信じられませんでした。
怪我をおして東京楽まで演じ切られた吉野さんのプロ魂、ただただ尊敬です。
一番お辛いのはもちろん吉野さんですが、一緒に舞台に立たれてた方も、お辛かったのではないでしょうか。痛みも悔しさも替わってはあげられない。見てるしかない。どんなに心が痛い事か。
でもこんなに温かな一孝さん、カンパニーの皆さんに支えられて、吉野さんは4日間やり遂げられたんだなぁと思いました。
吉野さん、今はゆっくり治療に専念して下さい。ジキルとハイド観に行きます!…とお伝え下さい。
数日のお稽古でロシュフォールという大役を見事に勤められたハラシンさんにも、大きな拍手を。
再演の時には、吉野さんとハラシンさんのダブルキャスト観てみたいな。
いよいよ大楽ですね。
みんなの気持ちをいっぱい乗せて、みんなが笑顔でゴールを迎えられますように☆
かずさん。
ラスト1回!
明日は行けないけど。
遠くから「三銃士」千秋楽が盛り上がる事!
祈ってます!
そして、また。いつか。
願いが叶うなら。カズさんのアラミスも。
圭吾さんのロシフォールも!
再演で観れる気がします!
たまぁ~に当たる。私の勘!
信じて!
頑張ってね!
終わりは、寂しいけど。
きっと、また出会える!
生きてれば。ねっ!
こんばんは。
今日は星がきれいです。
少し、宿泊には早いのですが、星空観察当日のために、今、八ヶ岳で一人ドライブをしています。
夏の大三角、ペガサス座、カシオペア座、ペルセウス、ケフェウス、御者、アンドロメダ…。
星が降ってきそうな夜空が広がっています。
圭吾さん…回復の中にあるとのこと。少しだけほっとしています。でも、やはり、心配です。さとしさんと皆さんの【一人はみんなのために、みんなは圭吾のために…】さとしさんの優しさ、強さ、熱い気持ち…たくさんの想いが詰まっていたのでしょうね。
心が揃った三銃士…三銃士カンパニー…。
胸にぐっと来ました。
努力は足し算、協力はかけ算。という言葉があります。仲間のために仲間と共に。
胸が熱くなりました。
こうして、圭吾さんのことをブログに載せていらっしゃるカズさん。圭吾さんへの想いがこもった文章を読めることに感謝します。
最高の舞台、【三銃士】は、最高に仲間想いの、カンパニーだからこそですね。
そんな舞台も残り僅か…。
名残惜しいです。
たくさんの想いが詰まっている【三銃士】。 最強で最高の舞台でした。
皆さんの笑顔が、お客さんの笑顔を引き出しています。
最後まで、たくさんの幸せを感じる公演となりますこと、陰ながら祈っております。
それでは、明日が、カズさん、カンパニーの皆さんにとって最高の1日となりますように!
おやすみなさい。
追伸
圭吾さんの笑顔を酒の肴に…素敵ですね。
必ず叶うはずです。ですから、今日の星空には、圭吾さんの回復が早まることをお祈りしますね。
kazuさんの思いが
心の芯に染みてきて
胸が熱くなりました…。
東京公演千秋楽の吉野さんのご挨拶
忘れられません…。
無念の涙をぐっとこらえ、「自分が泣いてはならない!」と
気丈に振る舞っていらっしゃればいらっしゃるほど
吉野さんの舞台への思い
仲間への思い
お客様への思いが
胸に迫ってくるようでした…。
その「思い」のバトンを
しっかりと受け取った原さんの初日の挨拶に
涙がこぼれました…。
一つの作品を作り上げる仲間の間には、こんなにも深い絆と連帯感が生まれるものなのかと
改めて心打たれました。
博多座の舞台で 日に日に完成度が高まっていく原さんのロシュフォールに
カーテンコールの度に 一際高い拍手を送りながら、
吉野さんの回復を祈りました…。
私も仕事で原さんの立場に立ったことがあります。
その時、仲間から受けた渾身のバックアップは 生涯忘れることはありません。
緊急事態の中では、前進することにのみ皆の意識が集中することを知っています。
去らなければならなかった人の「思い」に心を留めることができる人が限られていることも…。
そんな中で
kazuさんが、吉野さんと連絡を取り合っていらっしゃったこと
吉野さんの「思い」と共に舞台に立っていらっしゃること
深く心に染みました…。
kazuさんらしい…と思えることの幸せを感じています。
私も、そんな人でありたい…。そう思います。
kazuさんのファンであることを誇らしく思います。
明日は 大千秋楽…。
吉野さんを含め、創り手の皆さまも、観客の皆さまも、そして、劇場には来られないけれど この作品を愛していらっしゃるたくさんの皆さまも
万感の思いで最後の公演を迎えられることと思います。
どうか最後まで 皆さまご無事で
最高の舞台となりますように…。
そして、吉野さんの回復と一日も早い舞台復帰を
心からお祈りいたします。
kazuさん
本当に、素敵な仲間なんんだなぁって思いました。
「一人はみんなの為に、みんなは圭吾の為に」
ミュージカルは、決して一人の力だけでは出来ないものだと思います。
それぞれの、思いやリやお互いを尊敬しあう心がとても大切ですよね。
この、三銃士を見て、本当に皆さんが、お互いを大切にされているのが
よく分かりました。
だから、こんなに、素敵なミュージカルになったんですよね。
圭吾さんのプロ根性には、本当に頭が下がります。
それを支える、kazuさんはじめ、カンパニーの皆さんには
人としての、温かさを感じ、涙が出てきます。
明日の千秋楽、思いっきり楽しんでこられてくださいね☆
出来れば、再演を強く、強く願います!!
カズさん、お疲れ様です。
私もアキレス腱を断裂したことがありますので、
圭吾さんのお気持ちは、少しはわかるつもりです。
(私みたいなイッパンジンと一緒にしたらあかんかなぁ。)
私もとても辛かったので、
そのまま舞台を続けられたなんて信じられません。
東京千秋楽を拝見しましたが、やっぱり信じられません。
圭吾さんの役者魂には頭が下がります。
そしてその後も本当に、「しんどい」と思います。
でも、そうです!
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」ですね^^
ほんと確かに、自分の為より、
時に、人の為になら頑張れたりすると思います!!!
私も待ってる人がいてくれたから頑張れました☆
みんながこんな熱い思いでいるのですから、
圭吾さんの回復も早いのではないでしょうか。
私も、圭吾さんの元気になられたお姿を、
カズさんにひけをとらない、とっても色気のあるあのお姿を、
(う~ん、カズさんの方がちょっとだけ上かな♪)
近いうちに拝見しに伺うのを楽しみにしたいと思います。
そしてもちろん…
みんなの熱い熱い思いのこもった明日の千秋楽、
素晴らしいものになると確信しましたv(^o^)v
一孝さん、皆様こんばんは。
ブログを拝見して、圭吾さんに対する、カズさんとカンパニーの思いに
涙が止まらなくなってしまいました。
圭吾さんのことが大好きで、この三銃士も圭吾さんを拝見しに
通ったようなものです。(笑)ほぼ、出ずっぱりのロシュフォール、
「圭吾さん、かっこよすぎる」と連呼して友人を呆れさせました。
「負けねー」心で進んでいく圭吾さん、幸い経過は順調のようで、
ホッとしています。
カズさんの視線と言葉はとても優しくて、チャーミングですね。
作品を語る言葉、キャストを語る言葉、本当に愛情いっぱいで・・・
ブログを拝見するのが、日課になってしまいました。
これからも、寄らせていただこうかと・・・(笑)
CHESSは、伺いたいな・・予習しなくちゃね。
三銃士に染まった夏も終わります。いよいよ、千秋楽ですね。
どうぞ、皆様お怪我なく!!
良い一日になりますように。
お疲れ様でした。
以前のコメントで、あまりに配慮が足りず、新聞にあったことをそのまま書いてしまい気分を害されたことと思います。
思い返すほど、入念に準備されていた吉野さんに大変失礼なことを書いてしまったと反省しています。
本当にごめんなさい。
改めてお詫びいたします。
明日は大千秋楽。
無事にここまで来ることができて、本当に良かったです。
今日はいつもと違って、読みながら涙をこらえるのが大変でした。
圭吾さんの思いや、共演のみなさんの思い、スタッフさんの思い、すべてが「三銃士」という作品をさらに大きなものに育てていったんですね。
いよいよあと1回。
素晴らしい舞台になることをお祈りしています。
カズさん、こんばんは。
いよいよラスト1回ですね。博多のパリは、一層熱くなっていることでしょう。
東京千秋楽は、運よく会場で観ることができましたが、いろんな公演を観て来た中でも・・・忘れられない舞台となりました。
博多に行かれなかった圭吾さんは本当に残念ですが、お怪我も徐々に回復しているようで、何よりです。
どうか、無理せずじっくり治して、また舞台でお会いしたいです。
カズさんも、ずっとあたためていた気持ちを、言葉で表現してくれて、ありがとうございます。カズさんの、みんなのあたたかい気持ちが、伝わって来ます。
明日は、素晴らしいカンパニーと最後の舞台、頑張ってくださいね。
成功をお祈りしています。
アルコールはちょっとだけですよ〜回復のため(^^)
満帆な明日を遠くから祈ってます!