『Chess祭』~8~ <完結編>

おはよう。霜月の週末。お元気にマチソワしてきましたか?俺は月末に控えたニューアルバムのレコーディングの準備や各種仕事の打ち合わせで、テンテコ舞いの毎日です。
さて、愛する『チェス』をもう少し語ろうと思います(今書き終わったらマル一日かかっていました 笑)。お待たせしました。チェス祭 完結編です。
ここ数日の皆様からの書き込みで一番オ~って思ったのは、英語で語られてることと日本語の歌詞がそこまで違うのか!ということ。初演の時にはかなり調べたんだけど、今回のミュージカル版では「荻田さんの書かれた宝石のような日本語」から芝居を組み立てたんだ。ご存知のように…日本語は世界でも一番メロディーに情報量が入らない言語です。だいたい1/3しか入らないと言われています。だから濁したりボカしたり意訳したりします。四分音符を2つに割って八分音符にして言葉を少しでも入れたり…ものすごく苦労して言葉をはめるんだよね。だから原語と同じ解釈にならないこともでてくる。
そこが、そもそも理解の難しい『チェス』を、より難しくしているのは間違いないね。でも、だからこそ想像するスペースも生まれるってわけ。
謎の多い「マウンテンデュエット」は、初演のコンサート版から謎のシーンなんだよね。たったあのシーンだけでフローレンスと愛し合うのは短いんじゃない?ってキャスト全員・お客様全員が思うよね。俺も最初は「嘘でしょ」って思いました。でも演劇には一目惚れとか一瞬で恋に落ちるとか多いし、いろいろ考えたなあ。
世界大会の初戦でフレディーに「いい加減にしろ」とアナトリーが怒って、カルテットがあって、その後が山の上ホテルのシーン(ブロードウェイ版ではテラスシーンになったと聞きました)。
心穏やかじゃないアナトリーがフローレンスに惹かれたのは、まずは美しさと気高さ。そして心に深い傷(ハンガリー動乱で両親を失ったことなど)を抱えていることを知って、自分の人生の暗い過去と重ね合わせたのだと思う。自分と似ている人にシンパシーを抱くことってよくあるよね?カルテットシーンでは、フレディーを一生懸命かばおうとして次第に支離滅裂になっていく彼女。そんな彼女を哀れみとシンパシーで見てたな。
マウンテンで言い訳をするフローレンスをたまらなく可愛いと思っていました。そうそう、前回まではマウンテンで共に愛し始めるというディレクションだったんだよね、芝居部分もなかったし。でも今回通して芝居をしてみたら、英語みたいに積極的な歌詞じゃないので、フローレンスがアナトリーをマウンテンで愛するのは難しいということになって「好感を持つ」くらいにしようと言ってたな。アナトリー側は、そりゃあ男子として美貌と麗しさには抗えないので(笑)1シーンでもイケマスという気持ちでいました(笑)。最後にアナトリーから手を握って、「あっ、つい手を取ってしまいました。失礼」みたいにしてたな。これは日本人的な解釈かもしれないけど、あの歌詞では外人みたいにガバッとはいきづらいわな。
で、マウンテンの後、すぐにフレディーが棄権するように見えた方もいると思いますが、実は5~6試合行われてるのは知っていましたか?「チャンピオンが5敗を喫している」としか言われていなかったのでわかりづらかったと思います。実際は6試合ほど…つまり10日くらい経過してました。この間もこっそり逢ったりしてたのではないかと思ってました。だって好きになったら逢いたいからね。この書かれていない空白の時間の間に、「あさましいパラサイト」のFlorence Quitsがあるんだ。
そしてフレディー棄権。
アナトリーはこの何年も十数年もずっと亡命を考えてたと思う。「今、そしてこれから何を為すべきか…それを自分で決められる自由」を渇望していたんじゃないか。当たり前だよね。やりたいことも自由にできず、言いたいことも自由に言えず、他人の言動を否定することもできず、24時間監視され盗聴されている身の上なのだから。そりゃあスヴェトラーナと子供達も連れて行きたいと思っていたでしょ。でも非常に危険な賭け。失敗すれば死だ。ソ連にいたら絶対に不可能な現実。
メラーノという自由世界に行き、なんとなくその扉が見えた時に…家族を見捨てれば亡命できるかもしれない。長年の夢が叶うかもしれない。世界一の座を手にした今ならその価値を買ってくれる可能性は高い。そんな声が頭の中で囁いたんじゃないかな。そしてそこにフローレンスがいた。
断崖絶壁から飛び降りる瞬間みたいな気持ちだと思ってた。気がついたらナイフを手にしていて、目の前に死体があるみたいな感じ。なんでそんなことをしたのか自分でも理解できないし、踏み入れてはいけない場所に足を踏み入れた自分を愚かしく思ってる。
修羅の世界に足を踏み入れた…そう思ってた。
単身での亡命…それが正しいか許せるのか、そんな理性的な判断を越えてボタンを押したのじゃないか。「亡命」なんて恐ろしい判断はやったことのない人にはその気持ちはわからない…そのくらいの決意だと思う。考えただけで胸が塞ぐ。悪魔に魂を売ったんだよ、きっと。そのかわり自由を手に出来ると、まだこの時点ではそう信じていたんじゃないかな。アンセムは修羅の道を歩き始めた自分を感じて歌ってたな。歌詞も英語とは大幅に違うので、決意と信念、そしてもう二度と戻れないその修羅の道をフローレンスと行く…その気持ちを感じてました。故郷を捨てざるを得ない状況になったこともない人に「故郷を捨てる気持ち」を聞かれて、心底腹が立ったんじゃないか。到底言葉で話せるような浅いものじゃないよね。その人の真実はその人の胸の一番奥にしかないのだから。
それから1年。「後悔」や「絶望」や「死んだ方がいいのかもしれない」などのネガティヴな感情に力づくで蓋をしていた。フローレンスだけは失いたくないって、つとめて笑顔でいようと思ってたんじゃないかな。それなりに平和で優しい幸せを感じた
1年。でも舞台では不穏な音がし始めるOne More Opponentからしか描かれていないので、フローレンスとの生活が幸せだったように見えづらい。でも2人はいつか割れてしまうかもしれない風船のような未来を、必死に抱えて生きていたと思うな。2人の未来が明るいものになると信じようとした。
フレディーがバンコックに来ただけであれだけ心を乱されるのだから、やはりフローレンスの愛がいつかなくなるんじゃないか不安だったんだよね。人から奪ったものは、いつか誰かに奪われる。そう思ってるんじゃないか。それはフローレンスも同じだね。
2幕で非常に難しかったのは、台詞が足りない点でした。契約上、外国から送られてきたティムライス氏の脚本を変えないで欲しい…とのことだったので、そこが戦いでした。
コンサート版では…フレディーに『フローレンスの父親は実は生きていて、アナトリーが負けるかソ連に帰順すれば(二択)、フローレンスの父親を解放する』と聞かされるシーンがありました。これは荻田さんがわかりやすくして下さった脚本です。
ところが今回は、『フローレンスの父親は実は生きている』ということをアナトリーは誰からも知らされるシーンがなかったのです。マジで?と思いました。フローレンスとフレディーはウオルターに知らされるのに…。まあ知っているテイでストーリーは進むという感じでした。
なおかつ『アナトリーが負ければフローレンスの父親を解放する』という流れになっていて、”ソ連に帰順するというチョイスを選択しても父親を解放する”という2択目が台本から消滅していました。これがティムライスの元々の台本ということで、非常に面食らいました。
でも、アナトリー的には『フローレンスの父親は実は生きている…』という情報を知らされずに、ディールで悩み苦しむのが難しすぎるので、フレディーに伝えてもらうという台詞を加えてもらったんだよね。ただ『アナトリーが負ければ、フローレンスの父親を解放する』という2択目のない台詞でした。
フローレンスの笑顔を見たい…こんな自分にできることがあるのなら力を貸してあげたい…悩み苦しみながらも、やはりアナトリーには「わざと負ける」ということはどうしてもできないんだよね。チェスだけに生きてきたアナトリーからチェスを取ることは…どうしてもできない。でもフローレンスを悲しませたくない。
エンドゲームで、妻の声に嘆き苦しみ、フローレンスの心の不安に魂を抉られ、自分のずるさと弱さにもがくアナトリー。自業自得の地獄絵図。でもそこに見いだしたのは、自分自身の決意で「勝つ」ということ。ちっぽけだけど確かな自由だったのだと思う。
決めるのは誰だ
私だ!
私が終わらせる
ゲームに今 終止符を!
これもまた修羅の道。二度目の修羅の道。
ストーリー的には「勝ってしまった」のだから「フローレンスの父親は戻らない」はず。でもティムの脚本には、「アナトリーはソビエト連邦に戻る。そして彼のソ連への帰順は立派な行動だ。アナトリーのお陰でフローレンスの父親は戻ってくる」という結論になってるんです。なんでやねん!という論旨で、台本を読んでビックリでした。
台詞は変更できないとのこと。
だから、荻田さんと考えました。エンドゲームで勝利した直後、振り返るとモロコフがいる。そのモロコフにアナトリーから手を差し出して握手をする。そこでお客様に聞こえる台詞ではないんだけど、こんな言葉を毎回ひのさんと交わしていました。
「モロコフ…私はチャンピオンとしてソ連に帰る。そこで話がある。フローレンスの父親を彼女に返してやってくれ。これは取引だ」。ヴィーガンドを破った憎き裏切り者のアナトリーからの提案に、モロコフはニヤリとする。モロコフにとって誰がチャンピオンでも構わない。ソ連がチェス界の王者であればいいのだから。
こんな芝居がなされていたこと…気付いていましたか?
なんでティムはもっとわかりやすい台本にしなかったんだろう?
アナトリーはフローレンスだけは失いたくなかったんだよね。だって悪魔に魂を売って、人生の大半を失っちゃったから。フローレンスこそが生きる意味。それなのに、フローレンスのためにできるたった1つのチョイスを行使したことで、一番失いたくないフローレンスを失うことになる。
プログラムにティムライスのインタビューが載ってるけど、アナトリーはチェスに勝利し、そして同時に敗北する…。その通り。
こうやって作品を思い出すだけで心の奥がキリッと痛む。深い深い深い物語です。見る人によって全員別の感情を抱かせるミュージカル。ビヨルンとベニーの音楽に感謝です。この時代に、この作品と出逢えて、あんなにも素晴らしいキャストやスタッフと、そして愛溢れる素晴らしいお客様と『CHESS』を分かち合えて…心から幸せです。
本当にありがとうございました。
また逢う日まで….アナトリー。
   <その他もろもろ>
★フローレンスのハンガリー時代の回顧で何人か手にしていた細長いものは何ですか?
(国旗でも銃でもない、瓶みたいなもの?)
火炎瓶と言っていたと思います。
★アービターのソフトクリームはどなたの案ですか?
荻ちゃんのアイデアだと言っていました。
★プロのチェス選手の方からいろいろ伝授していただいていましたが、
  実際の役作りの中で活かせた「チ
ェス選手ならでは!」な事柄があったら聞きたいです。
★ちょっと記憶が曖昧なのですが、フレディが試合を投げ出した後、
アナトリーがずっと懐にチェスの駒を持っていたようですが、
どんな意味があったのでしょうか?
駒運びは2試合とも、チェスチャンピオンの小島さんに伺ってリアルな指し方をしていたんですよ。チェスは「打つ」ではなく「さす」とのこと。以前どっちだと思う?と質問しましたね。小島さんいわく、盤の外から駒を持ってくる囲碁みたいなものは「打つ」。将棋やチェスのように盤の中の駒を動かすものは「さす」とのこと。
フレディーと闘っている時、アナトリーがキャスリングしようとしてキングとルークを交換しようとしてた時に「いいかげんにしろ」となるんです。だから、その後、アナトリーはキングを握りしめていました。カルテット直前でフローレンスと目が合ったときに「キングを握りしめている自分」と「クイーンのような彼女」を見比べて、不思議な縁を感じたりしていました。
★亡命するシーンで『すらすら~』とサインしていたのは、『Anatory』とか書いてたんでしょうか? なんて書いてたのか教えてください。
アナトリーセルギエフスキーと書いていました。正しくはアナトーリーなんですよ。外国ではそう言っています。
 
★最後にフローレンスに「あたなは自由じゃないわ。」と言われた時の心境を是非お尋ねしたいです。
ただひたすらに苦しかったです。渇望していた自由が、じつは最後まで手に入れられなかったものだから。
★モロコフにフレディの弱点であるフローレンスを唆すよう言われたとき、「わたしはチェスのプレイヤーだ!」と高らかに宣言しておいてなぜ逆に引っかかってしまうのですか?(笑)
モロコフの助言や予言はまったく関係なく、フローレンスの素敵さに純粋に惹かれたんだと思っていました。
★ヴィーガンドはモロコフに様々な脅しをかけられていましたが、アナトリーはゲーム前何か脅されていましたか?
死ぬほど脅されてたと思います。
★アナトリーが、君を忘れないと歌っていますが、それはフローレンス?  スヴェトラーナ?それとも二人のこと?誰なのでしょうか?
2人のことだと思ってたなあ。
★アナトリーはフレディをどう思っていたのでしょうか?チェスがうまい生意気な小僧?良きライバルとかそういう気持ちはなさそうですが・・
★アナトリーはフレディをどう思っていたのでしょうか?
嫌な男だけれど、天才プレイヤーの孤独を本当に理解出来るのは彼だけだと、ある種の友情?を感じていたような気がしました。誰が君を送り込んだ、裏に誰がいる?のセリフは、本当は悪いやつではないと思っているから出た言葉だと思いました。
俺は悪いヤツではないと思っていました。やはり暗い過去を抱えた十字架を背負う仲間だと。何らかのシンパシーはある気がする。生意気なのも作戦だと。アッキーは本当にすごい。一緒に板に乗っててめっちゃ刺激になります。
★どうしたらそんなに大きなステキな声が出るのですか?
よせよ~~(あほ)。嬉しいです。ありがとうございます。
★フローレンスが「愛を捨てさせた自分が今度は捨てられる」と怯えていたことをアナトリーは知っていましたか?
感じていました。でも絶対にフローレンスを裏切りたくなかったです。もう何一つ失いたくなかったから。本当に苦しかった。
★カズトリーさんが断頭台へと上るというので遊びにきました(違)
アハハハハ。この文章を書くのに今日一日かかりました。やることテンコ盛りなのに…。いいんです。チェスを愛して下さる皆様への感謝の気持ちをこめて書きました。
★試合の場面で使っていたチェス盤に並べられている駒は、持ち上げるときに少し力を加えていたようにみえましたが、磁石か何かで盤にくっついていたのでしょうか?
正解!舞台に落ちたら困るからね。
★『カルテット』前に内胸ポッケにしまった駒は、どこかの時点で盤上に戻ってきていますか?きてないか~?(笑)
きてないで~す。
★CHESSの楽曲は、どの曲も音程の取りにくい難しいものだと思いますが、ソロ曲やアンサンブルは、どのようにして練習されるのですか?
死ぬ想いでうなされながら頑張りました!今ではもう掌でコロコロ転がせます(笑)。
★先日、子供の頃体験したモスクワの空港での思い出を書かせていただいたのですが、今日、実家の母に会ったので母の思い出を聞いてみました。
「銃を持った兵隊があっちこっちにいて怖かった。空港内総てのエリア写真撮影禁止だった。なによりも、トイレに行ってみたらトイレットペーパーが字がかけるんちゃうか?ってくらい厚い紙質で、とても使う勇気が出ずに諦めた」そうです。。。
その2.AnthemはもともとABBAのアルバム用に作曲され、でも結局日の目を見なかったのですが、ABBA Opus10で検索してみたらABBAのベニー本人がキーボード弾いてる音源が聴けますよ。
ちなみにABBA Every good manで検索したらABBAのアグネタがHeaven Helpの元となった曲を歌っているのが聴けます。
Heaven Help My Heart のデモ
映像見ました~~~~~!めっちゃレアなんじゃないですか?感動しました。ありがとう!みんなもこれは見た方が良いよ!すごい。
★2幕、アナトリーと一緒にいるフローレンスは真っ白なドレス、夫の前に現れるスヴェトラーナは真っ黒なドレス、フレディも殆ど白の服、アナトリーはグレーのスーツでした。
フレディはフローレンスの事をまだ想っている事の表れ、アナトリーはフローレンスの側にいつつも、スヴェトラーナや祖国の事を想っていて、どちら側にもいないが故(白と黒の間)のグレーだと思ったのですが、衣装にそのような意図はあったのでしょうか??
★二幕でアナトリーの衣装がグレーなのは、「西と東」、そして「フローレンスとスヴェトラーナ」の間でどっちつかずなまま彷徨うアナトリーの心情を表してるのかな?と思ったのですが、いかがでしょうか?
そう思います。同感です。衣裳さんに特別そう聞かされてはいませんが。洞察力が素晴らしいですね。
★気になっていた事が。くだらいかもしれないんですが、2幕のとうこさん扮するフローレンスの髪型ってカツラですか?1幕はきっと地毛だよなー。でも2幕あんなになるのかなー?と1人悶々としてました。
1幕はポニーテール部分はエクステンションだと思いますが、生え際は地毛ですよ。2幕はウイッグ。とうこちゃんの生え際がまた可愛いし素敵なんだ。って変態か(笑)。
★「Someone Else’s Story」は海外のプロダクションでは女性キャストが歌う曲なのでしょうか?今回、あっきーの、胸が張り裂けそうに切ない歌唱でほんとにいい曲だなあと思ったら、女性が歌っている映像などを目にしたものですから、あれっ?と思いました。
スヴェトラーナが歌うのが普通だと思います。フローレンスのヴァージョンもあるとか。とにかく俺はサムワンエルスが大好きです。ひたすらに美しい超名曲だよね。転調する大サビとその戻し方が神業。ビヨルン、ベニー万歳です!
★今回「Soviet Machine」が愉快だったせいでソ連チームがなんだか楽しげになってしまって、コンサートバージョンのKGB軍団に比べると怖さ半減かも、という気もしていたのですが…アナトリーさんとしてはちゃんと威圧感を感じてましたか?
ひのさんはめっちゃ怖いよ!モリーナ時代からうなされるほど怖いです。
★「You And l」でフローレンスを抱きしめながら、スヴェトラーナとデュエット。
あの時の気持ちは?
アナトリーとしてでも、カズさんとしてでも可(笑)
あれは男としてよくわかります(笑)。フローレンスを抱きしめながらスヴェトラーナとの過去に想いを巡らせる瞬間。現実的には数秒くらいのフラッシュバックだと思います。切ないよね。
★皆さんの分析力や読解力が本当に素晴らしいです。ひかりさん、chessholicさんの好きだったシーンの着眼ポイントも細かくて鋭くてビックリ。さすがよく見てますね!
 
皆様、チェスを応援して下さりありがとうございました。心から感謝しています。次の出逢いまで「美しい別れ」だと言い聞かせようと思います。寂しいですが、ひとまずチェスに終止符を打ちたいと思います。ご愛読ありがとうございました。
チェスは永久に不滅です!
追伸。ニューアルバムに「Chess」の楽曲を収録する予定です。お楽しみに!
 Chess Pa Cirkus DVD.jpg
「Chess Pa Cirkus (DVD)」  これ知ってますか?スエーデンで発売されているDVDで、俺はAKANEちゃんに借りて見ました。
2枚組DVDで、一枚目は全幕チェスです。コンサート版ではなくミュージカル CHESSです。そして2枚目が驚愕のメーキングヴィデオ。衣裳合わせとか採寸とか、ビヨルンとベニーの歌稽古シーンとか、舞台セットをトンカンして組み立てている所とか、アナトリーのトミーさんが寝そべってるところとか、とにかく見どころ満載のメーキング。演出家がめっちゃ美形の長身。演劇の裏をかなり撮影しています。貴重な映像ばかり。
これは1万円出しても買う価値ありの逸品。俺はもうオーダーしているので空の上じゃないかな。お薦めだよ。

37 thoughts on “『Chess祭』~8~ <完結編>

  1. ディアボロ

    追記:
    マウンテンから「5敗を喫し」なので、5日間は過ぎているとは思っていました。どちらかと言うとフレディの「奴の弱点は女」ぶり、崩れぶりが見たいという意味で、この空白の5日間(もっと多いのかもしれませんが)が気になっていました。
    仲間内でも「とりあえずフレディとフローレンスは部屋は分けたんだろうね」とそっちは話しておりました(笑)
    (それ以上は、ソ連市民と外国人の接触は禁止されていて穴鳥が単独行動できるはずはない、という私のソ連脳が邪魔をしています。それから、物理的に二人きりで会うことはなくとも、試合会場ですれ違うことでお互いの心の中で盛り上がった、というのもアリですね。これは今、思いつきましたが(笑)それが打算的な思惑でも全くアリです。先ほど投稿したように、打算からいつしか、過ごした時は確実にあった、となるのも好きです)
    実際、話はそれほど複雑ではありません。すべて「よくある話」です。視覚情報が多いとは思いますが。ただ、気持ちを聞きたかった、というファン心をご理解ください。

  2. ディアボロ

    いきなりの終止符、ありがとうございます。翼をもった穴鳥さんらしいです。
    考えに考え抜いた文章だと思い受け止めています。
    まず申し上げるのは、ある意味オギー信者ですので英語歌詞には全く振り回されていません。逆にオギーの錬金術に興味があるくらいです。
    正直(決して偽らぬ自分でいよう~)、初めて読んだ時は、あれ?知っていることばかり、パンフレットのまま?と思いましたが、それだけ演じる側の気持ちが私の席まで届いていたということですよね。
    マウンテンはある日、「もしかしてちょっと手を握っていた程度?」「フレディとフローレンスの決別は、穴鳥さんという外的因子はきっかけに過ぎず、7年一緒にいても”お友達”だった二人の関係の曲がり角、また信じ切れず怒りにまかせ暴言を吐いたフレディ、そしてそれを”切られた”と思ったフローレンス、という個の問題かな?」とも思っていたので、納得です。すっきりしました。
    また私は「激しい一時的な愛による行動ではなく、手をつなぐ相手がこの人しかいなかった。たまたま男女であった」という見方も結構好きでした。共犯者の危うい空間と時間。そして別れる時には、夫が妻と過ごした年月が愛の大小に関わらず確実なものであったように、隠れるように身を寄せ合った時間は同じく実績となった、逆にその後忘れられず強烈であるなあと思い。
    そしてフローレンスとフレディが同志であったのと同じく、フローレンスと穴鳥も同志であると。ある意味補完しあい、それぞれの台詞はそれぞれに当てはまるのだな、とカズさんの最終答弁(笑)で思いました。
    祭りでは遠慮せずにコメントしてきましたが、これもチェスへの愛と、カズさんなら受け止めてくれるだろうという絶対的信頼がさせたことです。しばしの美しい別れを楽しむこととします。今後ともよろしくお願いします(笑)

  3. ミルキー・ウェイ

    石井さん、こんばんは~。
    『Chess祭完結編』ありがとうございます!!!
    そうか・・・『アナトリーがソ連に帰ったら、フローレンスの父親は帰ってくる』という台詞がなかったのですね? 原作から台詞を増やしてはいけなかったとか。そうだったのかぁ。。
    アナトリーがモロコフと握手するところ、ちゃんと見えていましたよ。
    アナトリーが最初に手を差し出すんですけど、ちょっと躊躇してから、
    モロコフがニヤッと笑って握手に応じるのでしたよね。
    わかりました~。
    やっとスッキリした~。
    普段、聞けないような裏話も聞けて、嬉しかった。。
    石井さん、ありがとう。
    お疲れさまでした。
    たっぷり語ってくださいましたね。
    ゆっくり休んでいただきたいけど、いろいろとお仕事があるのですね。
    お体、大切にしてくださいね。
    じゃあ、おやすみなさい。

  4. トモ

    石井さん、はじめまして。
    CHESS祭、ありがとうございました!!
    もう胸がいっぱいです。
    正直に言いますが、わたしは大阪の千秋楽の前日に初めて観ました。
    「なんかこれ、面白そう~行ってみる!?」的な感じで(←軽くてすみません)チケットをとっていたのですが・・・。
    1幕が終わるころには、すでにもう虜になっていました。
    曲が!すごくよくて冒頭から一気に引き込まれ、心が震え・・・なにこのミュージカル!!すごいんですけどーー!と、友だちと興奮しました。
    ここ2年ほどですが、ミュージカルが好きになってよく観ていました。でも、こんな感覚は初めてでした。
    このおさまらない興奮と感動と、その他もろもろのいろんな感情を、一体どうおさめたらいいんだーと思っていたんです。観劇後にブログを知って・・・ほんと、ありがとうございます。
    やっぱり奥が深いですね!深すぎます!
    皆様のコメントも深いです!すごく興味深く拝読いたしました。
    石井さん、そしてアナトリーさんの心を深く感じて、胸が締め付けられるような思いがしました。
    一回しか観ていないけど、この2週間ずっとCHESSの楽曲 が頭から離れません。
    そしてさらにCHESSにハマっていく自分がいます。。
    もっと観たかったです。
    それでも、遅ればせながらではありますが、CHESSに出逢えたことは、とても幸運だと思いました!
    たくさんの人に愛されている作品。きっと再演があると信じて、楽しみに待っています。
    ちなみに今回、石井さんの歌声にもラブになりましたーー♡
    「Treasures in my life」毎日聞いています!
    初心者で・・・今日一日迷ってたんですけど、感謝の意を伝えたくて、思い切ってコメントしました。
    長々とすみません。
    ありがとうございました!

  5. 重症患者1号

    Pity the Child 訳;重症患者1号
    9歳で初めてサバイバルすることを学んだ。
    周りを気にしないこと。
    自分だけがただ一人の良き仲間。
    自分一人だけの世界、そこだけが安心できる場だった。
    2階の部屋、一人だけの征服計画に
    助けは求めなかった。
    誰も理解できないだろうし。
    一階で言い争っている両親には助けを求めることなんて
    できなかった。
    もしnoと言われたらと思うと。
    憐れむなら、野望を持ち、何をしたいか分かっている子どもに、憐れみを。
    世の中の仕組みに自分を当てはめたり、
    他人の期待通りに振舞うことができない子ども。
    憐れむなら
    両親が誤ちを犯すのを、
    二人の愛が死んでいくのを目の当たりにした子どもに憐れみを。
    それが分かる賢い子に。
    「僕が諍いの原因なの?」と聞くことはできなかった。
    もし両親にyesと言われたらと思うと。
    12歳のとき、父が出て行った。
    すすり泣きくらいで、泣き叫んだりはしなかった。
    寂しがりもしなかった。
    その点に関しては父は完璧だった。
    たぶん、バカでたぶん頭がおかしかったのだろう。
    愚かだったのは、父が出て行ったら残された2人は
    一致団結するんじゃないかと思っていたことだ。
    父が出て行ったすぐ後、母はすぐに次の手を打った。
    母は、I was the last(?)と言って、
    ベットを冷えたままにはしなかた。
    誰かが入ってくると、自分の部屋のドアを閉めた。
    その誰かは、前の奴と同じに母を扱った。
    ささやかな抵抗の道を行く。
    さすべきゲームがある。
    その腕も、なにより飢えも。
    逃げ出すのは簡単なこと。
    憐れむなら、武器を持たない子どもに憐れみを。
    縛られて逃げられず、
    後ずさって怖がることしかできない子どもに。
    自分が成し遂げたことを報告する電話はしていない。
    母にとって自分はただ一人の息子なのに。
    憐れんでも、その子がそのままでいるんだったら、
    ずっと憐れんでいなくていい。
    子どもだって、欲しいものは全て手に入れられる。
    代価を支払う準備ができているならば。
    その代わり、憐れむならいいかげんな母に憐れみを。
    母が何を無くし、何を失ったのか。
    一人息子を出て行かせたときに。
    母は分かっているんだろうか?
    母に電話なんかできない。
    掛けるなんておそろしいことだ。
    もし「誰?」なんて言われたら。

  6. 緑川

    楽しみだったCHESS祭もとうとう終わり、カズさんも次の作品でアナトリーと違う人格を生き始めるのですね。
    みなさんが質問され、私も疑問に思っていた事ども答えてくださり嬉しいです。
    二度と戻れない修羅の道をフローレンスと行くーANTHEMを歌うカズさんが「いま、祖国(くに)を・・・棄てる」の・・・のタメの部分に万感を込められていたので(毎回泣いてらしたように見えました)、アナトリーとしての背景まで感じられ、役として歌うってこういう事なんだ、とコンサート版では感じなかった思いが胸に迫ってきました。
    再演は当然のこと、舞台のCD、DVD化の夢も捨てていませんが、今はCHESS曲収録の新作アルバム、楽しみにしております。
    初演版から詩が大好きなWhere I Want To BeとかEndgameとか入ってたら嬉しいなぁ

  7. ikuko

    渾身の解説ありがとうございました。
    これほどまでの長文からカズさんの「Chess」への想い、情熱が痛いほど伝わってきました。
    亡命や修羅の道を行くということは、普段の私たちからは考えられないことであり、
    更に描かれてないシーンがあったり、台詞が少なかったりで
    かなり難解でしたが、やっと私なりにわかった気がします。
    解説の中の「悪魔に魂を売る」…この言葉が強烈で、突然家族を捨ててまで亡命した意味がわかりました。
    そして「ア ンセムは修羅の道を歩き始めた自分を感 じて歌ってた」という言葉を聞いて、
    これからもっと奥深いアナトリーの心情を感じながら聴ける曲になりました。
    亡命する前は国家の重圧に苦悩し、亡命後は捨ててしまった祖国や家族への罪の意識に苛まれ、自己嫌悪にも陥りながら生きるアナトリー。
    心の闇や傷を埋めてくれるのはフローレンスだけだった。
    でもそこへまた究極の取引が持ちかけられ再び修羅の道を行くことになる。
    そんなアナトリーを演じるのは精神的にも大変だったでしょうね。
    改めてカズさんの役者としての素晴らしさに拍手を送りたくなりました。
    こんなにも教えていただいたので、再演の時はフレディやフローレンス、スヴェトラーナのことも、
    もっといろいろ感じながら観てみたいです。
    ティム・ライスはなぜこんな描き方をしたのだろう…
    今度はこんなことを疑問に思ってしまいましたが(笑)、
    これほどまで人間の心理に踏み込んだ内容だから複雑にしたくない、
    そしてあのロック調あり流麗なクラッシック調ありの素晴らしい音楽があるからこそ
    台詞もシーンも出来るだけシンプルにしたかったのでしょうか?
    そんな中でも荻田さんの訳詞は時に美しく、時に感情が掻き立てられるようで魅力を感じました。
    難解でありながらも観客の心を捉えて止まない「Chess」。
    もっともっとたくさんの人に観てもらいたいですよね。
    近い将来、再びアナトリーに会えることを願ってます。

  8. 重症患者1号

    英語の語順を極力変えずに訳してみました。
    英語の曲を聞きながら読んでみてください♪
    主語がいろいろなので分かりにくいのですが、直訳です。
    もし受験生がいるならば、仮定法(would,could もし〜なら)の勉強に
    ぴったりな曲ですね!

  9. 重症患者1号

    Someone Else’s Story 全部は訳せませんでしたが。。いかがでしょう。
    よその誰かの物語 訳;重症患者1号
    昔、よその誰かの人生の、私によく似た同じ名前の誰かの話。
    ある男と知り合って、約束をした。
    彼はただそれを言わなくてはいけなかっただけ。
    (ごめんなさい、and that’s where she would be. Lately although the feeling runs just as deepが難しいので飛ばします)
    彼女のした約束は守れなくなってしまった。叶えられたら良かったのに。
    もし私がいなくなったら、彼は悲しんでくれるかな?
    ある意味、これはよその誰かのお話。
    自分は全くその物語の登場人物だと思えなかった。
    昨日、私の好きだった女の子は、壁の落書きを見つけただけだった。
    悲しいことに、彼女は自分が彼と別れてしまったこと気づき、
    もっと悲しいことには、彼はそのことをまるで気にしていないということにも
    気づいてしまった。
    もう言えることは何もないけれど、
    もし私が声かけたら彼は聞いてくれてただろうか?
    よく言われている当たり前のことなのに。ばかみたい。
    (ごめんなさい、it’s now or neverが難しいので飛ばします)
    どんな選択だってできたのに。
    もし私がよその誰かの人生の、別の物語の登場人物だったら、
    彼は私のそばにいたかもしれないのに。
    一人でいる理由なんか分からない。絶対にチャンスは逃さなかったのに。
    もしさっきの女の子が私の助言を聞いてくれるんだったら、
    聞き直す必要なんかないくらい私は迷わずに言う、「今すぐ行って!」って。
    ただで教えてあげるのに。
    問題は、その女の子が自分だってこと。
    この物語の主人公は私なの。

  10. 重症患者1号

    But we go on pretending で合ってました。
    何度もすみません。
    カズさん入魂の解説後に、改めて聞くと新たな感動が。
    最後、Anthem Rep.でフレディが「裏切りの旅へと」と歌うところ、
    英語版だとフローレンスが「どうやって生き抜いていくのか どこで私は死ぬのか」と歌ってるのも、とても切ないです。

  11. 重症患者1号

    But we go on pretending

    But still we go on pretending
    ひとつ単語抜けてました。すいません。

  12. 重症患者1号

    >美しい別れだと
    このフレーズがたくさん登場してるので。
    You and I
    We’ve seen it all
    Chasing our hearts’ desire
    But we go on pretending
    Story like ours
    Have happy ending
    私たち二人は、心のままに求めあって、もう終わりまで行き着いてしまった。
    でも、私たちみたいな物語にはハッピーエンドが待っていると、思い込むふりを続ける。
    という英語詞は共通なのですが、日本語詞は2種類に分かれているのが、私好きなポイントです。
    スヴェトラーナとのYou and I では
    「互いを許しあえば 乗り越えられる いつの日か幸せに」
    フローレンスとのrepでは
    「互いをいたわるように 言い聞かせあう 美しい別れだと」
    解説するだけ野暮ですね。
    英語詞をお読みになりたい方、「chess lyrics 曲名」で検索してみてください。
    いろんなサイトがあります。
    バージョンにより詞が違う曲もありました。

  13. こんにちは。
    石井さん、つくづく律儀で誠実ですね。本当にありがとうございます。
    これだけ語りつくして下さって。知りたいこと全部理解できました。
    祖国を捨てるということは、とんでもない大変なことですよね。アナトリーさんは「あんな国に1秒だっていたくない。見るものすべてがおぞましい」くらいの感情だったのだと思っていました。ただ、家族のことだけが心配で罪悪感に苛まれ、無理矢理考えないようにしていた…なので、「私は何一つ忘れない!」と言ってアンセムを歌うアナトリーの気持ちがどうしても納得いきませんでした。
    でも、この石井さんの文章を何度も読み、やっと考えを変えることができました。
    アナトリーは祖国の景色まで憎いのではない。この国で、家族や大切な人々と生きてきた事実は変えられない。ただ、KGBや政府のやり方、怯え縛られる生き方に耐えきれなかった。
    昨日、初めて角川さんのヴィーガンド日記も読み驚愕しました。アメリカとのチャンピオンシップに負けようものなら粛清の対象。粛清ということは、今まで以上に厳しい監禁と、負け続ければ処刑が待っている。
    チェスで粛清?そんなバカなことってある?チェスやスポーツは国際交流や友好のための手段であるべきはずなのに?
    この2つを合わせて、今更ながらアナトリーさんの亡命がどんなに重かったのか少し理解できた気がします。
    チェス祭でどうしても英語歌詞が欲しくなり、遂に歌詞カード入りのCDを買ってしまいました。持っているロンドンヴァージョンのCDには歌詞がないので。これからよく読んでみようと思います。
    石井さ、本当に魂をこめてアナトリーを完結させて下さり、ありがとうございました。
    絶対にまた再演、そしてCD化、DVD化があることを切に願っています。
    新アルバムの楽曲も楽しみにしております♪
    では、この辺で。失礼いたしました。

  14. 洋駒症候群患者

    カズトリーさん、こんにちは。
    CHESS祭、全て拝読しました。ご多忙にもかかわらず、石井さんがCHESSを愛するわたしたちのためにこんなにも想いのあふれる回顧録を執筆してくださったこと、本当に感謝しています。また、膨大な数のコメントにひとつひとつご丁寧にお答えいただき、石井さんのお人柄の良さを改めて実感しました。時は流れ、ホームページが閉鎖され、CDが発売されるなどといった声も聞こえず…ただ記憶だけを頼りにひとりCHESSなんてものをしていましたが、ここでアナトリーに再会することができて、わたしは感無量です。
    思えばわたしがCHESSに出会ったのは高校生の頃。それから現在に至るまでの約3年間、石井さんをはじめとする素晴らしいカンパニーのみなさま、そして同じくCHESSを愛するみなさまと共に、長い長い船旅の末、やっとここまでたどり着けたことを思うと、なんだか涙が止まりません。だからこそもう一度、また更なる進化を遂げたこの作品にお会いしたいと思ってしまうものです。
    今回、ミュージカルとなり帰ってきたCHESS。美しさと壊れやすさを合わせ持った素晴らしい音楽に身を委ね、キャストのみなさまの歌声、言葉のない演技からその更に奥に眠る感情を掻き立てられる…身も心もチェスの駒のように操られるあの刺激的な感覚が早くも恋しいです。このCHESS祭の後に観劇できたならば、わたしの身や心は一体どのようなゲーム展開になっていたのでしょうか。
    今は目を伏せて、これは美しい別れだと受け入れます。いつか感動的な再会を果たすその時まで…
    石井さん、本当に、本当に、ありがとうございました!We love CHESS!

  15. みいな

    カズさんお疲れ様です♪
    CHESSの「アンセム」が入ってるカズさんのCD!
    わが家に届きました!お写真も3枚入ってました!ありがとうございます!
    毎日聴いています(^^)
    最高ですね!!
    そして
    CHESS祭!
    楽しく興味深く拝見させてもらいました!
    大変だったでしょう。
    ありがとうございました!
    新しいアルバムにCHESSの楽曲入るんですね!
    買います!
    楽しみにしていますね!
    CHESS!最高でした!
    そして
    カズさんのアナトリ―大好きでした!

Comments are closed.