『Chess祭』~8~ <完結編>

おはよう。霜月の週末。お元気にマチソワしてきましたか?俺は月末に控えたニューアルバムのレコーディングの準備や各種仕事の打ち合わせで、テンテコ舞いの毎日です。
さて、愛する『チェス』をもう少し語ろうと思います(今書き終わったらマル一日かかっていました 笑)。お待たせしました。チェス祭 完結編です。
ここ数日の皆様からの書き込みで一番オ~って思ったのは、英語で語られてることと日本語の歌詞がそこまで違うのか!ということ。初演の時にはかなり調べたんだけど、今回のミュージカル版では「荻田さんの書かれた宝石のような日本語」から芝居を組み立てたんだ。ご存知のように…日本語は世界でも一番メロディーに情報量が入らない言語です。だいたい1/3しか入らないと言われています。だから濁したりボカしたり意訳したりします。四分音符を2つに割って八分音符にして言葉を少しでも入れたり…ものすごく苦労して言葉をはめるんだよね。だから原語と同じ解釈にならないこともでてくる。
そこが、そもそも理解の難しい『チェス』を、より難しくしているのは間違いないね。でも、だからこそ想像するスペースも生まれるってわけ。
謎の多い「マウンテンデュエット」は、初演のコンサート版から謎のシーンなんだよね。たったあのシーンだけでフローレンスと愛し合うのは短いんじゃない?ってキャスト全員・お客様全員が思うよね。俺も最初は「嘘でしょ」って思いました。でも演劇には一目惚れとか一瞬で恋に落ちるとか多いし、いろいろ考えたなあ。
世界大会の初戦でフレディーに「いい加減にしろ」とアナトリーが怒って、カルテットがあって、その後が山の上ホテルのシーン(ブロードウェイ版ではテラスシーンになったと聞きました)。
心穏やかじゃないアナトリーがフローレンスに惹かれたのは、まずは美しさと気高さ。そして心に深い傷(ハンガリー動乱で両親を失ったことなど)を抱えていることを知って、自分の人生の暗い過去と重ね合わせたのだと思う。自分と似ている人にシンパシーを抱くことってよくあるよね?カルテットシーンでは、フレディーを一生懸命かばおうとして次第に支離滅裂になっていく彼女。そんな彼女を哀れみとシンパシーで見てたな。
マウンテンで言い訳をするフローレンスをたまらなく可愛いと思っていました。そうそう、前回まではマウンテンで共に愛し始めるというディレクションだったんだよね、芝居部分もなかったし。でも今回通して芝居をしてみたら、英語みたいに積極的な歌詞じゃないので、フローレンスがアナトリーをマウンテンで愛するのは難しいということになって「好感を持つ」くらいにしようと言ってたな。アナトリー側は、そりゃあ男子として美貌と麗しさには抗えないので(笑)1シーンでもイケマスという気持ちでいました(笑)。最後にアナトリーから手を握って、「あっ、つい手を取ってしまいました。失礼」みたいにしてたな。これは日本人的な解釈かもしれないけど、あの歌詞では外人みたいにガバッとはいきづらいわな。
で、マウンテンの後、すぐにフレディーが棄権するように見えた方もいると思いますが、実は5~6試合行われてるのは知っていましたか?「チャンピオンが5敗を喫している」としか言われていなかったのでわかりづらかったと思います。実際は6試合ほど…つまり10日くらい経過してました。この間もこっそり逢ったりしてたのではないかと思ってました。だって好きになったら逢いたいからね。この書かれていない空白の時間の間に、「あさましいパラサイト」のFlorence Quitsがあるんだ。
そしてフレディー棄権。
アナトリーはこの何年も十数年もずっと亡命を考えてたと思う。「今、そしてこれから何を為すべきか…それを自分で決められる自由」を渇望していたんじゃないか。当たり前だよね。やりたいことも自由にできず、言いたいことも自由に言えず、他人の言動を否定することもできず、24時間監視され盗聴されている身の上なのだから。そりゃあスヴェトラーナと子供達も連れて行きたいと思っていたでしょ。でも非常に危険な賭け。失敗すれば死だ。ソ連にいたら絶対に不可能な現実。
メラーノという自由世界に行き、なんとなくその扉が見えた時に…家族を見捨てれば亡命できるかもしれない。長年の夢が叶うかもしれない。世界一の座を手にした今ならその価値を買ってくれる可能性は高い。そんな声が頭の中で囁いたんじゃないかな。そしてそこにフローレンスがいた。
断崖絶壁から飛び降りる瞬間みたいな気持ちだと思ってた。気がついたらナイフを手にしていて、目の前に死体があるみたいな感じ。なんでそんなことをしたのか自分でも理解できないし、踏み入れてはいけない場所に足を踏み入れた自分を愚かしく思ってる。
修羅の世界に足を踏み入れた…そう思ってた。
単身での亡命…それが正しいか許せるのか、そんな理性的な判断を越えてボタンを押したのじゃないか。「亡命」なんて恐ろしい判断はやったことのない人にはその気持ちはわからない…そのくらいの決意だと思う。考えただけで胸が塞ぐ。悪魔に魂を売ったんだよ、きっと。そのかわり自由を手に出来ると、まだこの時点ではそう信じていたんじゃないかな。アンセムは修羅の道を歩き始めた自分を感じて歌ってたな。歌詞も英語とは大幅に違うので、決意と信念、そしてもう二度と戻れないその修羅の道をフローレンスと行く…その気持ちを感じてました。故郷を捨てざるを得ない状況になったこともない人に「故郷を捨てる気持ち」を聞かれて、心底腹が立ったんじゃないか。到底言葉で話せるような浅いものじゃないよね。その人の真実はその人の胸の一番奥にしかないのだから。
それから1年。「後悔」や「絶望」や「死んだ方がいいのかもしれない」などのネガティヴな感情に力づくで蓋をしていた。フローレンスだけは失いたくないって、つとめて笑顔でいようと思ってたんじゃないかな。それなりに平和で優しい幸せを感じた
1年。でも舞台では不穏な音がし始めるOne More Opponentからしか描かれていないので、フローレンスとの生活が幸せだったように見えづらい。でも2人はいつか割れてしまうかもしれない風船のような未来を、必死に抱えて生きていたと思うな。2人の未来が明るいものになると信じようとした。
フレディーがバンコックに来ただけであれだけ心を乱されるのだから、やはりフローレンスの愛がいつかなくなるんじゃないか不安だったんだよね。人から奪ったものは、いつか誰かに奪われる。そう思ってるんじゃないか。それはフローレンスも同じだね。
2幕で非常に難しかったのは、台詞が足りない点でした。契約上、外国から送られてきたティムライス氏の脚本を変えないで欲しい…とのことだったので、そこが戦いでした。
コンサート版では…フレディーに『フローレンスの父親は実は生きていて、アナトリーが負けるかソ連に帰順すれば(二択)、フローレンスの父親を解放する』と聞かされるシーンがありました。これは荻田さんがわかりやすくして下さった脚本です。
ところが今回は、『フローレンスの父親は実は生きている』ということをアナトリーは誰からも知らされるシーンがなかったのです。マジで?と思いました。フローレンスとフレディーはウオルターに知らされるのに…。まあ知っているテイでストーリーは進むという感じでした。
なおかつ『アナトリーが負ければフローレンスの父親を解放する』という流れになっていて、”ソ連に帰順するというチョイスを選択しても父親を解放する”という2択目が台本から消滅していました。これがティムライスの元々の台本ということで、非常に面食らいました。
でも、アナトリー的には『フローレンスの父親は実は生きている…』という情報を知らされずに、ディールで悩み苦しむのが難しすぎるので、フレディーに伝えてもらうという台詞を加えてもらったんだよね。ただ『アナトリーが負ければ、フローレンスの父親を解放する』という2択目のない台詞でした。
フローレンスの笑顔を見たい…こんな自分にできることがあるのなら力を貸してあげたい…悩み苦しみながらも、やはりアナトリーには「わざと負ける」ということはどうしてもできないんだよね。チェスだけに生きてきたアナトリーからチェスを取ることは…どうしてもできない。でもフローレンスを悲しませたくない。
エンドゲームで、妻の声に嘆き苦しみ、フローレンスの心の不安に魂を抉られ、自分のずるさと弱さにもがくアナトリー。自業自得の地獄絵図。でもそこに見いだしたのは、自分自身の決意で「勝つ」ということ。ちっぽけだけど確かな自由だったのだと思う。
決めるのは誰だ
私だ!
私が終わらせる
ゲームに今 終止符を!
これもまた修羅の道。二度目の修羅の道。
ストーリー的には「勝ってしまった」のだから「フローレンスの父親は戻らない」はず。でもティムの脚本には、「アナトリーはソビエト連邦に戻る。そして彼のソ連への帰順は立派な行動だ。アナトリーのお陰でフローレンスの父親は戻ってくる」という結論になってるんです。なんでやねん!という論旨で、台本を読んでビックリでした。
台詞は変更できないとのこと。
だから、荻田さんと考えました。エンドゲームで勝利した直後、振り返るとモロコフがいる。そのモロコフにアナトリーから手を差し出して握手をする。そこでお客様に聞こえる台詞ではないんだけど、こんな言葉を毎回ひのさんと交わしていました。
「モロコフ…私はチャンピオンとしてソ連に帰る。そこで話がある。フローレンスの父親を彼女に返してやってくれ。これは取引だ」。ヴィーガンドを破った憎き裏切り者のアナトリーからの提案に、モロコフはニヤリとする。モロコフにとって誰がチャンピオンでも構わない。ソ連がチェス界の王者であればいいのだから。
こんな芝居がなされていたこと…気付いていましたか?
なんでティムはもっとわかりやすい台本にしなかったんだろう?
アナトリーはフローレンスだけは失いたくなかったんだよね。だって悪魔に魂を売って、人生の大半を失っちゃったから。フローレンスこそが生きる意味。それなのに、フローレンスのためにできるたった1つのチョイスを行使したことで、一番失いたくないフローレンスを失うことになる。
プログラムにティムライスのインタビューが載ってるけど、アナトリーはチェスに勝利し、そして同時に敗北する…。その通り。
こうやって作品を思い出すだけで心の奥がキリッと痛む。深い深い深い物語です。見る人によって全員別の感情を抱かせるミュージカル。ビヨルンとベニーの音楽に感謝です。この時代に、この作品と出逢えて、あんなにも素晴らしいキャストやスタッフと、そして愛溢れる素晴らしいお客様と『CHESS』を分かち合えて…心から幸せです。
本当にありがとうございました。
また逢う日まで….アナトリー。
   <その他もろもろ>
★フローレンスのハンガリー時代の回顧で何人か手にしていた細長いものは何ですか?
(国旗でも銃でもない、瓶みたいなもの?)
火炎瓶と言っていたと思います。
★アービターのソフトクリームはどなたの案ですか?
荻ちゃんのアイデアだと言っていました。
★プロのチェス選手の方からいろいろ伝授していただいていましたが、
  実際の役作りの中で活かせた「チ
ェス選手ならでは!」な事柄があったら聞きたいです。
★ちょっと記憶が曖昧なのですが、フレディが試合を投げ出した後、
アナトリーがずっと懐にチェスの駒を持っていたようですが、
どんな意味があったのでしょうか?
駒運びは2試合とも、チェスチャンピオンの小島さんに伺ってリアルな指し方をしていたんですよ。チェスは「打つ」ではなく「さす」とのこと。以前どっちだと思う?と質問しましたね。小島さんいわく、盤の外から駒を持ってくる囲碁みたいなものは「打つ」。将棋やチェスのように盤の中の駒を動かすものは「さす」とのこと。
フレディーと闘っている時、アナトリーがキャスリングしようとしてキングとルークを交換しようとしてた時に「いいかげんにしろ」となるんです。だから、その後、アナトリーはキングを握りしめていました。カルテット直前でフローレンスと目が合ったときに「キングを握りしめている自分」と「クイーンのような彼女」を見比べて、不思議な縁を感じたりしていました。
★亡命するシーンで『すらすら~』とサインしていたのは、『Anatory』とか書いてたんでしょうか? なんて書いてたのか教えてください。
アナトリーセルギエフスキーと書いていました。正しくはアナトーリーなんですよ。外国ではそう言っています。
 
★最後にフローレンスに「あたなは自由じゃないわ。」と言われた時の心境を是非お尋ねしたいです。
ただひたすらに苦しかったです。渇望していた自由が、じつは最後まで手に入れられなかったものだから。
★モロコフにフレディの弱点であるフローレンスを唆すよう言われたとき、「わたしはチェスのプレイヤーだ!」と高らかに宣言しておいてなぜ逆に引っかかってしまうのですか?(笑)
モロコフの助言や予言はまったく関係なく、フローレンスの素敵さに純粋に惹かれたんだと思っていました。
★ヴィーガンドはモロコフに様々な脅しをかけられていましたが、アナトリーはゲーム前何か脅されていましたか?
死ぬほど脅されてたと思います。
★アナトリーが、君を忘れないと歌っていますが、それはフローレンス?  スヴェトラーナ?それとも二人のこと?誰なのでしょうか?
2人のことだと思ってたなあ。
★アナトリーはフレディをどう思っていたのでしょうか?チェスがうまい生意気な小僧?良きライバルとかそういう気持ちはなさそうですが・・
★アナトリーはフレディをどう思っていたのでしょうか?
嫌な男だけれど、天才プレイヤーの孤独を本当に理解出来るのは彼だけだと、ある種の友情?を感じていたような気がしました。誰が君を送り込んだ、裏に誰がいる?のセリフは、本当は悪いやつではないと思っているから出た言葉だと思いました。
俺は悪いヤツではないと思っていました。やはり暗い過去を抱えた十字架を背負う仲間だと。何らかのシンパシーはある気がする。生意気なのも作戦だと。アッキーは本当にすごい。一緒に板に乗っててめっちゃ刺激になります。
★どうしたらそんなに大きなステキな声が出るのですか?
よせよ~~(あほ)。嬉しいです。ありがとうございます。
★フローレンスが「愛を捨てさせた自分が今度は捨てられる」と怯えていたことをアナトリーは知っていましたか?
感じていました。でも絶対にフローレンスを裏切りたくなかったです。もう何一つ失いたくなかったから。本当に苦しかった。
★カズトリーさんが断頭台へと上るというので遊びにきました(違)
アハハハハ。この文章を書くのに今日一日かかりました。やることテンコ盛りなのに…。いいんです。チェスを愛して下さる皆様への感謝の気持ちをこめて書きました。
★試合の場面で使っていたチェス盤に並べられている駒は、持ち上げるときに少し力を加えていたようにみえましたが、磁石か何かで盤にくっついていたのでしょうか?
正解!舞台に落ちたら困るからね。
★『カルテット』前に内胸ポッケにしまった駒は、どこかの時点で盤上に戻ってきていますか?きてないか~?(笑)
きてないで~す。
★CHESSの楽曲は、どの曲も音程の取りにくい難しいものだと思いますが、ソロ曲やアンサンブルは、どのようにして練習されるのですか?
死ぬ想いでうなされながら頑張りました!今ではもう掌でコロコロ転がせます(笑)。
★先日、子供の頃体験したモスクワの空港での思い出を書かせていただいたのですが、今日、実家の母に会ったので母の思い出を聞いてみました。
「銃を持った兵隊があっちこっちにいて怖かった。空港内総てのエリア写真撮影禁止だった。なによりも、トイレに行ってみたらトイレットペーパーが字がかけるんちゃうか?ってくらい厚い紙質で、とても使う勇気が出ずに諦めた」そうです。。。
その2.AnthemはもともとABBAのアルバム用に作曲され、でも結局日の目を見なかったのですが、ABBA Opus10で検索してみたらABBAのベニー本人がキーボード弾いてる音源が聴けますよ。
ちなみにABBA Every good manで検索したらABBAのアグネタがHeaven Helpの元となった曲を歌っているのが聴けます。
Heaven Help My Heart のデモ
映像見ました~~~~~!めっちゃレアなんじゃないですか?感動しました。ありがとう!みんなもこれは見た方が良いよ!すごい。
★2幕、アナトリーと一緒にいるフローレンスは真っ白なドレス、夫の前に現れるスヴェトラーナは真っ黒なドレス、フレディも殆ど白の服、アナトリーはグレーのスーツでした。
フレディはフローレンスの事をまだ想っている事の表れ、アナトリーはフローレンスの側にいつつも、スヴェトラーナや祖国の事を想っていて、どちら側にもいないが故(白と黒の間)のグレーだと思ったのですが、衣装にそのような意図はあったのでしょうか??
★二幕でアナトリーの衣装がグレーなのは、「西と東」、そして「フローレンスとスヴェトラーナ」の間でどっちつかずなまま彷徨うアナトリーの心情を表してるのかな?と思ったのですが、いかがでしょうか?
そう思います。同感です。衣裳さんに特別そう聞かされてはいませんが。洞察力が素晴らしいですね。
★気になっていた事が。くだらいかもしれないんですが、2幕のとうこさん扮するフローレンスの髪型ってカツラですか?1幕はきっと地毛だよなー。でも2幕あんなになるのかなー?と1人悶々としてました。
1幕はポニーテール部分はエクステンションだと思いますが、生え際は地毛ですよ。2幕はウイッグ。とうこちゃんの生え際がまた可愛いし素敵なんだ。って変態か(笑)。
★「Someone Else’s Story」は海外のプロダクションでは女性キャストが歌う曲なのでしょうか?今回、あっきーの、胸が張り裂けそうに切ない歌唱でほんとにいい曲だなあと思ったら、女性が歌っている映像などを目にしたものですから、あれっ?と思いました。
スヴェトラーナが歌うのが普通だと思います。フローレンスのヴァージョンもあるとか。とにかく俺はサムワンエルスが大好きです。ひたすらに美しい超名曲だよね。転調する大サビとその戻し方が神業。ビヨルン、ベニー万歳です!
★今回「Soviet Machine」が愉快だったせいでソ連チームがなんだか楽しげになってしまって、コンサートバージョンのKGB軍団に比べると怖さ半減かも、という気もしていたのですが…アナトリーさんとしてはちゃんと威圧感を感じてましたか?
ひのさんはめっちゃ怖いよ!モリーナ時代からうなされるほど怖いです。
★「You And l」でフローレンスを抱きしめながら、スヴェトラーナとデュエット。
あの時の気持ちは?
アナトリーとしてでも、カズさんとしてでも可(笑)
あれは男としてよくわかります(笑)。フローレンスを抱きしめながらスヴェトラーナとの過去に想いを巡らせる瞬間。現実的には数秒くらいのフラッシュバックだと思います。切ないよね。
★皆さんの分析力や読解力が本当に素晴らしいです。ひかりさん、chessholicさんの好きだったシーンの着眼ポイントも細かくて鋭くてビックリ。さすがよく見てますね!
 
皆様、チェスを応援して下さりありがとうございました。心から感謝しています。次の出逢いまで「美しい別れ」だと言い聞かせようと思います。寂しいですが、ひとまずチェスに終止符を打ちたいと思います。ご愛読ありがとうございました。
チェスは永久に不滅です!
追伸。ニューアルバムに「Chess」の楽曲を収録する予定です。お楽しみに!
 Chess Pa Cirkus DVD.jpg
「Chess Pa Cirkus (DVD)」  これ知ってますか?スエーデンで発売されているDVDで、俺はAKANEちゃんに借りて見ました。
2枚組DVDで、一枚目は全幕チェスです。コンサート版ではなくミュージカル CHESSです。そして2枚目が驚愕のメーキングヴィデオ。衣裳合わせとか採寸とか、ビヨルンとベニーの歌稽古シーンとか、舞台セットをトンカンして組み立てている所とか、アナトリーのトミーさんが寝そべってるところとか、とにかく見どころ満載のメーキング。演出家がめっちゃ美形の長身。演劇の裏をかなり撮影しています。貴重な映像ばかり。
これは1万円出しても買う価値ありの逸品。俺はもうオーダーしているので空の上じゃないかな。お薦めだよ。

37 thoughts on “『Chess祭』~8~ <完結編>

  1. Kaori

    アナトリーさん、おはようございます!
    マル一日かけての「チェス祭 完結編」執筆ありがとうございます。m(_ _)m
    心してじっくりと読ませていただきました。(^^)
    舞台でも充分伝わってきましたが、改めて厳しい時代の中で極限状態のアナトリーが、どの瞬間も一生懸命生き抜いたのだと感じました。
    これは、他の役の皆さまに関しても舞台を観てそう感じました。
    チェス・冷戦時代・亡命・家族を捨てる禁断の恋…と、日本人からすると理解しがたい題材がそろった作品だと思っていました。
    その上、楽曲も難曲そろい。
    観る人の生い立ち・経験・環境・立場によって様々な感想・解釈・想いが出てくる作品だろうなとは思っていましたが、「CHESS祭」の皆さまのコメントを拝読して改めてそう思ったと同時に、気づきや発見も多く勉強になりました。
    (遅くなりましたが、ディアボロさま私へのコメントありがとうございました。)
    私はさすがに上に挙げた題材の経験はないですが(笑)、コンサートバージョンも今回のミュージカルも特に違和感も疑問に思った点もなく観ていました。
    理屈でもひいき目でもなく、演出と皆さまの演技が私にはストライクだったのかもしれません。
    それと、特に亡命など経験したことない心境や辛さは、考え抜いたところで100%理解出来ないと私も思っていたので、私の場合は心を寄り添う気持ちで観ていたのもあるかもしれません。
    あっ、あまり深く考えていないというのもありますが。(^^;)
    アナトリーがフローレンスに惹かれる過程、亡命に至るまでの想いとその瞬間、フローレンスへの想いと愛…
    私も似たようなイメージでぼんやりと観ていましたが、まさに的確な表現をして下さりました!(*゚▽゚*)
    スッキリしました!!さすが、表現することをお仕事の俳優さんは違います!天才です!
    また、亡命後の舞台は、おっしゃるようにOne More Opponentからなので、フローレンスとの幸せな様子が観られないのは仕方がないと思っていました。
    フローレンスの生い立ちと舞台上のシーンでの状況を考えたら、フローレンスの笑顔も少ないだろうとも思っていたので、そのリアルさを感じさせてくれたとうこさんの演技に私は感動しました。
    とうこさんのフローレンスだからこそ、フローレンスに感情移入出来たし、ストーリーもすんなり入ってきたと心から思っています。
    そして、「You and I (Reprise)」で歌っているお二人の姿を観て、アナトリーはフローレンスを愛していたのだな、一緒にいて幸せだったのだな、別れるのが辛いのだな…と、私は充分感じることが出来ました。
    もちろん、アナトリーの最後の選択でもそう受け止めました。
    アナトリーの奥深い終止符は感慨深かったです。
    ちなみに、今回の記事で私が初めて気づいたことは、アナトリーはフローレンスの愛がいつかなくなるんじゃないか不安だったという点でした。
    フローレンス側で考えてばかりいたので、そうだったのか~と思いました。
    アナトリーさんの執筆は、あらゆる点でとても貴重でした。
    <その他もろもろ>の回答もありがとうございます。
    こちらも、スッキリしました。(^^)
    最後に、石井一孝さんが「CHESS」という作品を深く愛しているのも充分伝わってきました。
    私も愛してやまない「CHESS」を、世界一のアナトリーを観られて幸せでした。
    きっとあるであろう(!) 再演のその時まで…美しい別れですが、「CHESS」もアナトリーも忘れませんよ。
    アナトリーラブです♡
    本当にありがとうございました。(^-^)

  2. け~こ

    渾身の完結編、ありがとうございますm(_ _)m
    書いているのがアナトリーなのか俳優石井一孝氏なのかわからなくなるほどの心の内面を表現してくださり感謝感激です!
    私なりの解釈はもちろんありますが、合っていても似ていても違っていてももう満足。
    それはここに集う方々同様『CHESS』が大好きだからです。
    客席から観て自分で妄想してるだけでは得られない情報や作品にかける思いに触れられたからです。
    この記事でご飯10杯いけますなぁ~!
    チェスマニアの日本人さま。いらっしゃませ。芸人の巣窟へ(爆)
    ファンクラブのパーティーでも作品について、アナトリーについて語ってくださいましたよ。
    来年はエディについても諸々語ってくださることでしょう♪
    冷たい雨が降ってますね。
    ダウン着てあったかくしてくださいね~☆

  3. Lha

    なんか、CHESS考本が書けそうなくらいの大作記事ですね。お疲れさまです!
    アナトリーからは確かにこれが日本版のすべてで、充分納得できるものです。
    いかに英語版台本と日本語版台本を擦り合わせるか、
    いかに矛盾無く観客に伝えるか、
    現場の努力とご苦労には、
    そして終演後の今日まで丁寧に解説していただけるとは、
    なんとありがたい事!
    ただ、恋愛は双方が参加しないと進まない。
    やはり、マウンテンデュエットの所での急展開、正直言ってフローレンスの方がもっとわかりませんでした。
    フレディとの関係に亀裂が入りかけたとは言え、
    素直に会合に現われそうもないフレディの代理で試合続行の交渉、
    すなわちをフレディの選手生命をかけた非常に重要な交渉に来て、
    思わず一目惚れしますかあ~~~?
    「二人きりなのはかえって都合良い」、「そうそう」みたいな事を二人で歌ってましたよね。
    しかも、フローレンスの両親を殺したのは、ハンガリー動乱のソ連侵攻。
    自分の両親を殺した国の人間と、私なら死んでもつき合いませんが。
    これじゃ、「やっぱりお前もKGB」とフレディに言われて当然。
    「ハンガリー人で、5歳で両親殺された話し」は嘘じゃないのか、またすぐに次を見つけて、「ああやっぱり若さと美貌を武器に、打算で生きてる女だ」とフレディが思って当然。
    私はむしろ表の態度はけしからんが、フレディの方に共感出来て、どうしても計算高さの臭うフローレンスには共感出来ませんでした。
    まあ、常に監視され、脅迫されて自由を渇望していたアナトリーと、
    5歳で両親を殺された暗い過去と、人には言えないその後の苦労をしてきたフローレンスは、
    何となくお互いの心の傷がわかったというか、
    ジグソーパズルが合うように同感したというか、
    まあ、極めて稀で運命的な一目惚れだったんでしょうかねえ…
    良くある日常じゃ芝居になりませんし…
    あと、2幕の衣装の色はご説明の通りでしょうが、
    過去2回のコンサート形式では1幕から、自由主義国側は白、社会主義国側は黒の衣装がはっきりしていた気がします。
    (記憶が不確かかも知れません。)
    今回1幕ではフローレンスが黒のパンツスーツで登場、フレディもシャツは白でも黒のジャケット、黒っぽいパンツだし、
    あれあれ?と思いました。
    特に颯爽と現われるフローレンスが上下黒って不思議で、
    本当はKGBの職員で、フレディ監視のために近づいたんじゃないかと、結構マジで必死で考えました。
    2幕のフローレンスのお父さんの件を少し書き直せば、それも芝居としてあり。
    ただ、それじゃあ最後にずっと未練がましく歌う歌詞と矛盾するなあ…と思ったりしました。
    そこで、様々なしがらみに、物理的にも精神的にも拘束されている度合いを、衣装の色が示していて、
    拘束されているほど黒⇔自由度があるほど白
    と私は解釈していました。
    そこまで衣装の担当者さんが考えていたかは、わかりませんが。
    フレディすらもプレッシャーのためか、1幕はかなり自由度を失なって7割黒、でも心は白、
    試合に直接拘束されないスヴェトラーナだけがグレーである事も、
    説明がつくなと思っていました。
    私もこれで考えるのは辞めます。
    次回はさらなる進化を遂げたCHESSになることでしょう。
    ここまでミュージカルを考えて作る俳優さんも、解説してくださる俳優さんも、いません。(きっぱり)
    ありがとうございました。

  4. 重症患者1号

    >チェスマニアの日本人さま
    京都行かれるのですね。くぅ〜。お財布事情により断念しました。
    この残念な気持ちを今日はCHESSにぶつけたいと思います(笑)。
    前回は、とうこ姫は一曲目から歌詞をど忘れして、指揮者の譜面を
    振り返って堂々カンニングされていました(爆笑)。
    名刺代わりの一曲目なのに(笑)。
    そんなところも大好きです。
    >英語の件
    日本語と英語の言語構造の違いが、おもしろいですよね〜。
    言語が人の思考を規定することもありますからね。
    英語詩を読んでいて感じるのは、ずいぶん具体的、直接的、明快だなということ。
    そのままの人格だったら、日本人の観客には、なんかアクの強い人たちだな〜
    共感できないわ〜疲れた〜ってなってしまうと思います。
    私も英語でコミュニケーションするときは、日本語人格より強くなります。
    表情とか姿勢も変わります。
    あと、日本語だと理由を話してから結論になりますが(例;頭が痛いから、今日は行けないの)、英語だと結論→理由で話すことが多いように思います。
    日本語だと「うーんどうかなー、難しいかも」は否定表現として取られますが、
    英語だと意味不明でしょうね、noを言わないと。
    日本人は英語を話して通じないときに、発音が悪かったから通じなかったかな
    と思うでしょうが、多分そうではなく、あいまいな内容をあいまいな表現で伝えるので、何言ってるかわからん、になってしまうのだと思います。
    オギーの日本語詩は、日本語の言語特性を最大限活かしていると感じました。
    あいまいなの、最高。ほんと、日英の詩の狭間で身をよじる。たまらん。

  5. 重症患者 1号

    カズさん、みなさま、おはようございます。
    明日書く、と寝たら、5時に起きてしまいました!!
    もう脳が書く気まんまんなので、書きます。
    まず、カズさん、こんなふうに皆で大好きな作品について
    語り合える機会を作ってくださってありがとうございました!!
    皆さんの視点、どれもありで、人って舞台って本当におもしろいなと
    改めて感じました。もう十分演劇好きだけど、もっともっと。
    カズさんご自身から語られるアナトリーの心中、ありがたくって
    なんと言ったらいいかわかりません。
    ご多忙中本当にありがとうございました。
    カズさんの誠実な役作りがなければ、アナトリーはただの悪役に
    なっていた可能性もあると思います(芝居的には分かりやすくなるけど)。
    そうではなく、3人が三者三様の人生の選択を100%悩みながら
    必死で生きている様に、私たちは魅了されたのだと思います。
    みんな、魅力的な駒でした。
    私はCHESS始まる前まで、長い間いろいろなことが辛くてたまらない時期でした。
    10月にどっぷりとCHESSに浸かって、久しぶりに夢中になることを思い出しました。「生きることは孤独なことだ」というメッセージに共感し、CHESSの人々が傷つきながらも逞しく生きている様に勇気付けられました。
    本当のprofessionalな人たちが、一生懸命作った作品は、人の心を救うのですね。
    大阪公演のとき、友人が私を見て「本来の自分に戻ったね」と。
    本当の芸術は、人の心を救うのです。日本版CHESSを作ってくださった方々に、心から感謝を申し上げます。絶対にまた会いたい作品です。

  6. チェスマニアの日本人

    続きです:
    貴重なお話、本当に本当にありがとうございました。読みながら胸がきゅっとつまってきて泣きそうになりました。役者の方がここまで自分の役について、役作りについて語ってくださって、びっくりすると同時に、本当に真摯に答えてくださって、惚れました。。。惚れすぎて、ファンクラブに入会しちゃいましたからね。
    また絶対にアナトリーに再会したいです。本当にカズさんのアナトリーは世界一だと思います!!世界のチェスマニアにカズトリー広めたいなあ。CDやDVDがないのが本当に残念です。
    おまけ:
    https://www.youtube.com/watch?v=e2jLf1Kwf70
    スウェーデンのルシア祭(冬至を祝うお祭り)コンサートの時の模様です。B&Bコンビの新曲。歌っているのはChessスウェーデン版のフローレンス、Helen Sjöholm。Bennyが演奏してます。
    https://www.youtube.com/watch?v=BrxuxBO42hQ
    B&BはKristinaの後にもミュージカルを作ってます。それがこのHjälp sökes(求人募集)。農作業と家の仕事にてんてこまいの兄弟が家の仕事を手伝ってくれる人を募集したところ現れたのはある母娘とヤギ。それがとんでもない事態となっていき、、、というストーリーで本物の動物(牛とかブタとか)が出演。正直、、ChessやKristinaに比べると音楽ぱっとせんなあ、と思いますが、一応ご紹介。
    では、おやすみなさい。
    明日はとうこちゃんのコンサート聞きに京都に行ってきます。Chessの曲歌ってくれるみたいで楽しみなんですが、横にカズさんがいないから寂しくなりそうです。

  7. チェスマニアの日本人

    あれ?投稿したんですが反映しないので分けて投稿しなおします。二重投稿になったらごめんなさい。
    ———————————————————
    カズさんこんばんわ。
    完結編のアップありがとうございます!
    5回読み直して、胸がいっぱいになりすぎて、コメントするのは明日にしよう、とベッドに入り、もう一度ベッドの中でipad広げたらDVDについて、加筆までされていたので(加筆ですよね?)ガマンできなくなってごそごそと這い出してきました・苦笑
    チェスマニアでアバマニアの私、DVD持ってますよー。この驚愕のメーキングヴィデオね、ベニーの現ヨメ(ベニーは今はいかにも人のいいおじいさんに見えますけど、元はアイドルグループの一員で、最初のガールフレンドとの間に17才で長男、19歳で長女が生まれてます。次のヨメがアバのメンバーだったフリーダです)のMona Nörklitがレポしてるんです。だからあんなに裏側にまで入り込めたんじゃないかな。
    アイドル時代のベニーの映像です。この曲はベニーが作曲したSunny Girl。スウェーデンで大ヒットしました。
    https://www.youtube.com/watch?v=NVJlcYJRBNw
    ビヨルンの方はHootenany Singersというフォークグループの一員でした。
    https://www.youtube.com/watch?v=JI5Qgm9-PJM
    一度切ってみます。

  8. papitani

    こんばんは!
    「CHESS祭」完結編、ありがとうございました。
    読み終えて、本編を見終えた時のように、言葉にならない思いでいっぱいになってしまいました。
    すんなり理解するのは難しい物語の中で、アナトリーはあの時、こういう気持ちだったのかと、今さらながら胸が締め付けられる思いです・・。
    そして、私からの、内容に直接関係ないような質問にまで丁寧に回答いただいてありがとうございます!そうなのかー、あの歌(「Someone Else’s Story」)はスヴェトラーナがアナトリーを想って歌う曲であり、そしてフローレンス版もあるのですか、素敵です!ますます好きになりました。
    今回の「CHESS」では作品自体にすごく魅かれるというのはもちろんのこと、見終わった後、キャストの方から作品や役について語ってもらえて、そのことがたまらなく嬉しく楽しい経験でした。今まで色んな舞台を見てきましたが、こんなこと初めてだったのです。勇気を出して、初書き込みもして本当に良かったと思っています。こんな私を勇者に加えていただき、大きく名前を発表してくださってありがとうございました。すごく嬉しかったです。
    「CHESS祭」はこれで終止符が打たれるとのこと、少し寂しいですが、私も今の気持ちを大切にしまって、明日から日常生活を(笑)頑張って生きていこうと思います。こんな風に思えるのも、熱すぎる(!)教授と知識豊富な諸先輩方のおかげです。ありがとうございました!

  9. maki

    ジュディーオングさんも、「好きな男の腕に抱かれて 違う男の夢を見る〜ん〜〜〜♪」と歌ってらっしゃいましたし。男も女もどっちもどっち?
    って、どこに反応してんねん!(≧∇≦)
    日本語で演じるにあたっての詳細な説明を有難うございました。とても納得できるお話でした。アナトリーなりに一生懸命フローレンスを愛したのですね。アナトリーの告白を聞いているようでキュウンと切なくなりました。
    CD制作の準備、その他もろもろお忙しい中、貴重なお話を本当に有難うございました。アナトリーに再会できる日を楽しみにしています。
    美しい別れ。美しい終止符。大変お疲れ様でした!(^o^)ノ

  10. アーリーバード

    わぁ!
    Chess祭り<完結編>のアップありがとうございます!
    「マウンテンデュエット」
    実は私は、観劇する前にたまたまノルウェー版の動画を見てしまったんですよ。
    そしたらアナトリーとフローレンスがキスしてたんですよね…。
    https://www.youtube.com/watch?v=HAbxApZxrsk
    なので石井アナトリーが安蘭フローレンスの手をとって終わったのを見て
    「アレッ?!キスしないの?」って思ったんです。
    ここでふたりが、激しい恋に落ちたので、亡命するんだと思っていたから。
    でも荻田監督の演出は、そうじゃなかった。
    でもその方が後の流れ「私は何一つ忘れない」や、
    「あまり幸せそうでないアナトリーとフローレンスの姿」はしっくりきますね。
    激しい恋におちて、かけおちして…とか、そんな簡単な話じゃなかった。
    東西冷戦に狂わされた人生の悲しみ苦しみが、
    ビョルンとベニーの美しい音楽で紡がれた作品だったと思います。
    私にはアナトリーが孤独な戦士のように見えました。
    「亡命する」という日本人にはわかりにくい心情を、
    「修羅の世界に足を踏み入れた」「悪魔に魂を売った」などと
    石井さんがそこまで掘り下げて演じてらしてたからだと思います。
    今でも舞台の上で涙を流す石井アナトリーの姿が脳裏に焼きついています。
    最後に。
    このブログで思いっきり感想を言いあい、討論させていただきありがとうございました。
    皆さまのコメントも大変興味深いものばかりで勉強になりました。
    そして石井さん。
    質問にも真摯に答えていただき、感謝しております。
    ここまでしてくださる俳優さん、他にはいないと思います!
    本当にありがとうございました。
    大満足です!

  11. midori

    1日かけて執筆された、『CHESS完結編』。
    もう、凄すぎて感動しました(T^T)
    演じていた方からこんなに詳しい説明を、気持ちの流れを、作品愛を聞けるなんてないですよね(@o@;)
    それからあの膨大な量の質問に対する回答も!
    ありがとうございます。
    あ~、コレを踏まえてもう一度観たいo(^o^)o
    CHESSが再演されることを願って(*^人^*)
    世界一のアナトリー、ステキでした。お疲れさまでした(*^^*)

  12. ★kaoru★

    こんばんは☆.。.:*・゜
    『Chess祭』〜8〜 <完結編>
    1日かけての執筆…ありがとうございます。 ණ⃛(ᵒ͈̑ᴗ̂ᵒ͈̑ )”
    たくさんのシーンでの…かずさんの想いがいっぱい溢れ出ていて…
    読んでいるうちに…胸がいっぱいになってしまいました。
    『Heaven Help My Heart』のデモも拝見させて頂きました。
    フローレンスが歌っている姿を想い出し…ウルッとなってしまいました。
    ずっと忘れることが出来ない…
    そんなCHESS THE MUSICALです…☆
    いつまでも…大切に心の中に残しておきたいな…って思っています。

  13. 惠子〜♬

    赤津崎教授っ!
    『情熱マニア日記』の更新…
    『CHESS祭〜完結編〜』…
    熱い執筆に…感動です…☆
    『CHESS』という素晴らしい作品に出逢え…
    観劇できたこと…☆
    素晴らしい…世界一のアナトリーに出逢えたこと…☆
    とても幸せでした…☆
    またいつか…
    アナトリー・セルギエフスキーに逢えますように…☆

  14. 惠子~♬

    赤津崎教授っ!
    『情熱マニア日記』の更新…
    『CHESS祭〜完結編〜』…
    熱い執筆に…感動です…☆
    『CHESS』という素晴らしい作品に出逢え…
    観劇できたこと…☆
    素晴らしい…世界一のアナトリーに出逢えたこと…☆
    とても幸せでした…☆
    またいつか…
    アナトリー・セルギエフスキーに逢えますように…☆

  15. 重症患者1号

    カズさん、誠実なアナトリーに感じられたのは、間違ってなかったと思いました。
    愛されてたんだね、フローレンス。
    ありがとうございます。
    英訳もお褒めいただき恐縮です。
    英語、北国で不安と孤独に耐えながら勉強してよかったな(泣)
    明日、また来ます。今日書いたら寝られなくなりそう。
    CHESS祭りのために、iPadのキーボード買いました♪(あほ)
    明日、みっちり書きます。
    サムワンの全訳もやってみます。

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